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回答(3件)
衽丈と褄下の寸法によって角度は当たり前に生じるものです。 ちなみに剣先から衿先までの線を「流れ」と呼びます。 私も趣味の独学なのでこの角度に対して同じ疑問を持ち、かなり悩まされたのですが、「なるべく真っ直ぐ」より「角が生じない自然体」を目指すくらいの気持ちで臨むのが1番良い気がしています。 真っ直ぐを目指してカーブを作ろうと意図すればやりすぎて首元がガバガバになってしまうし、裁断や縫製の差も相まってカーブに左右差が生じれば衿合わせが不格好になってしまいます。 真っ直ぐにするわけでも、意図してカーブを入れるわけでもない、という塩梅が良い衿つけかなと私は考えています。(またそれが1番身体に馴染む気がします) 具体的には、衽と身頃をやや張った状態で待ち針を打って縫えば、角度差が減り、縫製上カーブを深く意識せずとも結果的に僅かなカーブが生じると思います。 添付の写真だと、衿先から剣先の手前(掛衿付近)までは割と真っ直ぐで、そこからうっすらとカーブを描いています。この塩梅が個人的に1番しっくり来ています。 ただ、衿の折り返しやキセで結構有耶無耶になっちゃいますので角度があってもあまり気になりませんし、着付けてしまえば尚のこと有耶無耶になりますから、多少の角度なら特に問題はないとも思います。
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和裁初心者です。 おっしゃる認識で合っていると思います。 図解されたものは直線が多いように思いますが、ここなんかはハッキリ曲がって描かれています↓ https://www.kimono-kyoto.jp/mt/archives/2011/02/post_405.html あまり派手に曲がってしまうと、それもどうかなってところですが。 (いいイラストが見つかりませんでしたが、伝わるでしょうか) 剣先下のラインを延長しながら、衿肩あきまで少しカーブさせたりの方法もありますね。