尼崎のUSBメモリ紛失事件のツケが回ってくるのはこちら

尼崎市で市民46万人分の情報が入ったUSBメモリを紛失した事件。すでに現品が見つかり回収されたとは言えども、セキュリティ対策が出来ていない組織の悪い見本みたいなことが、これでもかとてんこ盛り!
見つかってよかったね、で終わらせてはいけない事件です。

とは言い条、実際には「再発防止策を講じ」と関係者が頭を十数秒下げるセレモニーで終わるのは間違いのないところです。

間違いのないトコロ、といえば。
この事件を受けてセキュリティ対策が強化されて、自分の住民票を受け取るのに面倒な手続きが必要になったり、わずか十数名の氏名と電話番号くらいしか載っていない紙の(しかも手書きのメモ程度の)名簿の取り扱い規約が100ページを超えたり、その程度の「名簿」の作成が禁じられたりする予感がします。

いつだって、不祥事があって締め付けが厳しくなるのは無辜の市民であり、厳しく監視されるのはささやかなモノゴトであり、不便を強いられるのは一般の国民なんですよ。

今ちょうど選挙期間なんですが、どこで調べたのか候補者や政党から電話がかかってきたり、見たくもない候補者の顔を印刷したハガキが届いたりしてません?


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