某空港で、飛行機の出発が遅れるという事態が出来した。
別に珍しくもないことだけど、通常の遅延よりも長かったのか、乗客が苛立ち始めた。
そのとき、某歌手が歌を歌いだし、乗客の気持ちが治まった、ということがあったらしい。
その場にいたら、ハンサムで上品な中年紳士はどう感じたかしら?
個人的には、某歌手は好きではない。
若い頃の某は、声に艶と伸びがあったが今はどうなのか(風貌からすると、ダミ声っぽいが)。
善意でのことではあろうけれども、やめて欲しいのがホンネです。
音楽や歌声には趣味とか好き嫌いがありますからねえ…。
手塚治虫の「ブラックジャック」では、不時着した機内でパニックを起こしかけた乗客を、バイオリンを弾いてなだめるエピソードがありますが。
バイオリンならともかく、歌は難しい、と思う。
まあ、出発遅延の飛行機で歌手と乗り合わせたら、歌いださないことを願うよりありません。
ハンサムで上品な中年紳士のところに、「歌って欲しい?」と聞きに来ることもないでしょうし。
ポール・マッカートニーやジョン・レノンが歌ってくれるなら、もろ手を挙げて大歓迎の大喜びですけどね。志ん生がひとこと言ってくれるだけでもいいな、って故人が含まれてますが。
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この記事へのコメント
海
その行為自体は素晴らしく、
乗り合わせた他の乗客にとっては
嬉しいサプライズだったでしょうが
私もその某歌手は好きでは
ありません(笑)
ちなみにブラックジャックの件、
長年思ってる事があります。
話では、バイオリニストが飛行機の中に
置いてきたバイオリンが気になり
猛吹雪の中取りに行き、結局
凍傷になってブラックジャックに
手術してもらう(指を失う)事に
なりました。プロは自分の商売道具は
常に自分の側に置いておくべきで
自分にとってはバイオリンであり、
先生にとっては手術道具なんです、
みたいな感じでブラックジャックに
諭すシーンがあるのですが、私は
幼少の頃から、「猛吹雪の中に
取りに行ったお前が悪いんだろ!」って
長年思ってました(笑)
おなら出ちゃっ太
コメントありがとうございます。
嬉しいサプライズでした、といわざるを得ない同調圧力が…。
飛行機内だけに、与圧はかけやすい環境ですな。
バイオリニストの件ですが、ワタシは「芸術家とはこんなに指を大切にするのか!」と感心した覚えがあります。
ただ行動としては無茶で破綻しているんですが、それを感じさせないのが(海さんはバッチリ感じていたのでしょうけれども)手塚先生の力業というところでしょうか。