チョーコー「長崎ちゃんぽんあごだしスープ」発売記念レシピ2選
長崎の誇るチョーコーさんから常備しておけば「どこでもチャンポン」が可能になるという「長崎ちゃんぽんあごだしスープ」が発売された。
(more…)あっぷる収録記:その14<チキラー誕生60周年記念レシピの巻>
チキラーの裾野を広げる!
「長崎色も出しつつとっておきのチキラーレシピを提案いただきたいんです」
そうお話を頂いたのが七月。 以来何十というチキンラーメンを煮てはススり、アーでもないコーでないと試作を繰り返し続ける事百。
(more…)長崎でうどん?それなら『たけ久』がオススメよ!
運転中、路地に行列を見た。
まさか畳屋に並んでいるワケでもあるまいなと通りすぎたのだが後日気になって自転車でそのあたりを散策してみる事にした。
「なるほどうどん屋さんに並んでたのね。 たけ久、か」
(more…)クセになるコシの無さ!牧のうどん【釜揚げ】
ある方に教えていただき初めて行ったのが「牧のうどん」。 福岡発祥のうどんチェーン店で、是非柔麺を食べてみてとの事だった。
入店して席に着き、注文札から好みのうどんを選んで印をつけるしくみ。 その際、うどんの固さが三段階選べるようになっているのだから面白い。 しかもうどんには普段コシばかりを求めがちなところ柔、中、固から茹で具合を選べというのだ。
せっかく教えていただいたので、柔らかめの素うどん(300円!)を注文した。
(more…)映画『タンポポ』よりラーメンに関する部分のまとめ
(more…)ある晴れた日、僕は一人の老人にともなわれてふらりと町へ出た。 老人はラーメン暦四十年。 これから僕に、ラーメンの正しい食べ方を伝授してくれるのだという。
僕:「先生、最初は、スープからでしょうか、それとも麺からでしょうか?」
老人:「最初はまず、ラーメンをよく見ます」
僕:「は、はい」
老人:「どんぶりの全容を、ラーメンの湯気を吸い込みながら、じみじみ鑑賞してください。 スープの表面にキラキラと浮かぶ無数の油の玉。 油に濡れて光るシナチク。 早くも黒々と湿り始めた海苔。 浮きつ沈みつしている輪切りのネギたち。 そして何よりも、これらの具の主役でありながら、ひっそりとひかえめにその身を沈めている三枚の焼き豚」
老人:「ではまず箸の先でですね、ラーメンの表面をならすというかなでるというかそういう動作をしてください」
僕:「これはどういう意味でしょうか?」
老人:「ラーメンに対する愛情の表現です」
僕:「ははぁー」
老人:「次に、箸の先を焼き豚のほうに向けてください」
僕:「ははぁーいきなり焼き豚から食べるわけですか?」
老人:「いやいや、この段階では触るだけです。 箸の先で焼き豚をいとおしむようにつつき、おもむろにつまみあげ、どんぶり右上方の位置に沈ませ加減に安置するのです。 そして、これが大切なところですが、この際心の中で詫びるようにつぶやいてほしいのです。 『あとでね』と」
一味足りないインスタントラーメン
突如無性に食べたくなるインスタントラーメン。 サッポロ系はぞっこん。 日清は不可欠。
先日、切らしたティッシュペーパーを買いに行ったところ、見たことのないインスタント麺のパッケージに出くわした。 買ってみるしかない。 プライベートブランドの醤油ラーメンで、試したところすごかった。 旨かったのではない。 逆なのだ。 「まあプライベートブランドだからしゃあない」という域を軽く下回るその完成度に、逆に興味がわいてしまった。
そのラーメンを一言で表すと「一味足りない」ということになる。
湯をわかし、麺を茹で、そのスキに粉末スープを丼に開けておいて、茹であがった麺をお湯少なめになるよう加減して丼に注ぐ、というのがいつもの作り方。 これまでの経験上、プライベートブランドの麺ではお湯をかなり少なめに調整しないと味にキック力がでないということがわかっている。
今回の醤油ラーメンもそのつもりで作ってみたが、とにかく一味足りない。 このままではススリきることなんかできない。 とりあえずニンニク醤油をたらしてみた。 これは絶大なる効果の秘術、であるハズだったのにやっぱり一味足りていない。
今度はショウガ醤油を足してみる。 一味たりない。 そうこうしているうちに麺が冷めてきたのでムリにススリきる。 スープは飲めない。
どうしても一味追加してやりたいので次の日またこのラーメンに挑む。
今度は麺を茹でている間に丼を温めておいて、自家製ラードをこれでもか、と加え揚げカスをトッピングし、隠し味に魚醤をたらしこんだ。 白髪ネギも添える。
いざすすりこんでみると、やっぱり一味たりないのだ。 原因は粉末スープにあるのだろう。 ラーメンスープって、お湯に塩または醤油を加え、そこへ味の素をしこたま振りこんだらどこかで食べたことのあるラーメンの味になるものだ。 なのに、どんだけ手を加えても一味足りなく感じさせてしまうこの粉末スープの正体はいかに。
次の日、カツオダシで麺を茹でてみた。 そこへ醤油をたらし、胡麻油を回しかけ、半熟煮卵をトッピングし、海苔を立てて、ネギを散らして食べてみた。 一味足りない。
ティッシュを切らしたのは、珍しく体調を崩して家中の箱を使い切ってしまったからである。 もしかすると、一味足りないと感じさせる原因は、そこにあるのかもしれない。 でもカミさんに喰わせても同じように一味足りないというのでそんなこともない。
美味しすぎたら飽きる、という話もあるからあえて一味足りないように作っているのかもしれない。 それにしても一味たりない。
熱湯3分、お鍋で一分。 チキンラーメン本日50周年
麺メン
5歳になる息子の成長が止まらない。
体もやけにデカくなってきたし、なにしろ食欲が、すごい。 食べなければ心配になるが、そうワシワシ食べられても色んな意味で心配になるというもの。
牛乳は一日に1リットルを飲みつくし、ご飯茶碗は嫁と同じサイズになった。 ギョーザは一度に20個ぐらい食う。 寿司は2人前を平らげておかわりと言う。 トマトサラダと焼きナスが妙に好きだ。
ものわかりもよくなったので、オイと2人で行動することも増えた。 昼過ぎまで川で泳いで魚をとり、プラモ屋で20分ぐらいかけてガンプラを物色し、12段程度渦巻いたアイスクリームを舐めつつ、近辺で開催されている「むし展」に向かう。
十分遊んだら、腹も減る。 問答無用でラーメン屋へ向かう。
今までならば、子供用であるミニサイズのラーメンを注文していたのだが、今回は大人サイズ、しかもチャーシュー麺を注文してみる。 わけなく完食してしまった。 しかもその後「ナン、ナンを食べに行こうよ」と、先日連れて行ったカレー屋に行きたいとか言う。 こいつぁ、底なし系の男だ。
ラーメンをすすっていたところ、ガラガラと店に入ってきた人物は見覚えのある顔だった。 煮卵を飲み込みながら目をつぶり、しばらく考えたらすぐに思い出した。 よく行く製麺屋さんだ。 この店の麺って、あの店の麺だったのか。 どうりで。
「こんにちはー」と挨拶すると「あ、どうもーいつもありがとうございまーす」と麺屋さん。 それを聞いていたラーメン屋の店主は一瞬顔色が変わり「え、あんたって、ラーメン屋だったの?」という顔でオイを覗き込んだ。 いや確かにそういう顔だった。
麺屋さんはニコニコしながらオイの横を通り過ぎつつ「ホントこの人ってラーメン好きなんだね」としみじみ思ったに違いない。
今度我が家でラーメンを自作するときは是非、この店が使っているのと同じ麺を売ってもらいたいのだがそれはやはりムリなのだろうか。 プロ用なのだろうか・・・。
チキンラーメンのすゝめ:チキラーはこう作ると美味しい
たまごポケットの事はあまりアテにしていない。
チキンラーメンを作る際、生卵を割り落とすのは常識だ。 どんぶりにその乾燥したチキンラーメンを入れ、たまごポケットと呼ぶにはいささか浅すぎるくぼみに、新鮮な卵を静かに割り落とす。
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