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今朝ニュースで魚の乱獲を取り上げていた。
水産県長崎に住んでいれば「昔はイワシが山のように獲れた」という話はよく耳にするものだが、今はまったくいないらしい。
おせちのごまめは別名田作りともいい、鰯が畑の肥料として使われていた事に由来する呼び名である。 正月に豊作を願って食べられていたものだが、畑に撒くほど獲れていたとは夢物語であるかのように、とにかく今は獲れないのだという。
(more…)レンコダイ
魚屋で、青葉の上に一枚ずつ丁寧に並べられた、レンコダイが美しかった。
(more…)三宅島のくさや
三宅島のくさやを頂戴した。
しかも定番のムロアジのみならず、シイラ、トビウオもセットになっている豪華版。 くさやに限らずシイラは、長崎では普段あまりなじみのない魚。 でもそのシイラが、くさや初心者にはうってつけだと助言ただいている。
(more…)アカバラ
アカバラという名の魚だ。
外見はブリのようでいて、ヒラスのようでもあり、いつ見かけても小型だ。 これが大人の大きさなのか、まだ子供のなのかはよくわからない。 おろしてみると、ヒラスのようでもあり、ブリのようでもあり、脂が乗っているようでもあり、乗っていないようでもある。
刺身にして食べてみると、天然ヒラスのようでもあり、どこかイシダイを感じさせるようなところもなきにしもあらず、脂が乗っているようでいて、そうでもないような味がする。
(more…)きびなの一夜干し
きびなごがあまりにも安く大量に売られているため、一夜干しを作ることにした。 おそらく、魚の干し物の中でも一番簡単な部類になろう。
買ってきたきびなごを一瞬水洗いし、水気を切ってから、たて塩に漬ける。 漬け込む時間は魚体が小さい分、短い。 今回8分である。 たて塩の作り方はこちら→一夜干し
あとは表面がさらりと乾くまで風乾させれば「きびなごの丸干し」のできあがり。
(more…)鯛の中骨にあるコブ:鳴門骨?
オイ丼
オイは、おいどんは、ついに、オイ丼を発明したのでごわす。
オイ丼とはオイのオイによるオイのためのどんぶりであり、オイの独断と偏見により作り出されたものである。 オイ丼の作り方に関してはいかなる改変も許されず、万が一その規約を破った場合は、オイ丼組合から永久追放されるという厳しい罰則によって、オイ丼は保守されているのだ。
ウソ。
オイ丼は東海林さだおさんが発明したもので、おでんの丸かじりに作り方が載っていた。 オイ丼とはオイルサーディンドンブリのことである。
オイ丼の作り方
- オイルサーディンの缶を開けて、火にかける。
- 丼に熱いご飯を盛り、上からゆで卵の白身のみじん切り、たまねぎのみじん切りを散らす。
- 上からオイルサーディンをあける。
- カイワレ菜と梅干のみじん切りを散らす。 完成。
結論から言うと、オイ丼はかなりイケる。 オイルサーディンのオイルと梅干の塩気が合う。 卵の白身とタマネギのみじん切りも絶対に必要だ。 ちなみにオイルサーディンの缶を火にかけるときはコンロに網を敷いてその上に缶を乗せてやると安定するし、まずはじめにゆで卵は作っておいたほうが作業がスムーズ。 半熟に作って残った黄身は味噌漬けにすればムダがない。 梅干はカリカリ系を使うと東海林さんはおっしゃる。
是非一度試してみてください。
オイサートーストもどうぞ
マグロは赤筋、タイは白筋。 ではサーモンは?
魚には白身の魚と赤身の魚がある。 これは各魚の筋肉内のミオグロビンとヘモグロビンの割合により違ってくる。 両合計が10mg以上になると、身が赤味を帯びてくる。
(more…)【お気に入り】脂が乗ったサバはシメサバだけでなく「塩鯖」にしてみんね!
改めて良さを再確認させられたものがある。
それはプリントゴッコ。 戸棚の奥ーのほうから発見したとさね。 試しにピカッてやってみたら、こいがまた久しぶりやけん楽しかのなんの。 今年はPCやめてこいで年賀状作りに励むことにしたとですバイ。
あ、サバの話ばしたかったっさ。
なんの変哲もない焼きサバ。 マサバばブツ切りにして薄塩して焼いただけ。 こいがね、もうビックリ。 ウマイのなんのって。 ここんとこ4日間毎日の朝ご飯のおかずとして食卓にのぼるワケばってんね、寒ーなってきてさ、脂のノリかたのハンパではなかと。
特に腹の部分は言葉では表現できんごたる旨さのある。 できれば腹の身だけば全部食うてしまいたかぐらい。 いつもはほどんど〆サバにして酒の肴にするとばってん、「サバば焼く」ていうシンプルな食い方にオイはチョット、感動しとるとです。
旬のモノは旨かよね。 ヒトは旬のモノば食うべきですバイて感動しながら焼きサバ入りおにぎりばせっせとこしらえるオイじゃった。