【画面の乱れはあなたが原因だったのね】グラフィックボード交換記
この間書いたAmerican Megatrend問題から一週間。 今度はPCを起動して即、異常事態が。
何かしらの不具合が起きている事をメッセージは知らせているが、その文面よりもむしろ、画面に走る、無数の引っかき傷のような線が気になる。
セーフモードで起動させたらああた、色の表示が岡本太郎さんの画みたいになっており・・・こんな現象初めてだ。 ひとまず再起動を試みるも回復せず。 そこでデバイスマネージャーを開いて逐次我がPCの現状を把握していると、
黄色いビックリマークがついている箇所がひとつある・・・怪しい。 それはNVDIAという、モニターからの出力を司る部分である。 ここが不具合により立ち上がらなくなっている旨が記されている。 早速PCを開いてその型番の書かれたパーツを探した。
つまりグラフィックカードが問題の個所であった。 よく見れば、ろくにメンテナンスもしてないせいで、ファンにはたっぷりホコリがまとわりついている。
今回の件で知ったのだが、この「グラカ」という部品には、CPUがついているそうで。 あれ?そういえばこないだのAmerican Megatrendって、原因はCPU Over Temperature Errorだったよなあ。
「ん!」
もしかしてこのエラーってPC本体のCPUでなく、このグラカのそれを指していたのではなかろうかー?? こないだ内部のファンを掃除して一応事なきを得ていたが、事グラカのファンには手をつけていなかった。
そこですぐに、綿棒片手に懐中電灯で照らしながら、せっせとホコリを取り去ったのだった。 これで熱は下がるハズ。 そして得意げに電源をオン、回復ー!
とはならなかったのが本件なのだ。
掃除して、風は送られCPUは冷やされているハズなのに、とても見られた画面ではない。 たぶんグラカ自体が寿命を迎えたのだろう。 そこで下調べをし、早速新しいグラカを買ってきた。 いざ手術にかかる。
グラフィックカード交換手順
まずは見にくい画面ニモマケズ、デバイスマネージャーからディスプレイアダプタを開き、グラフィックボードのドライバを削除する。 何のためらいも無い、だって壊れてるからね。
次にPCの電源を落としてグラカを据え変える。 補助電源が必要なものと、そうでないものがあるので注意する。
PCの電源を入れ、新グラカ付属のCDにより、新たにドライバをインストールしてから再起動する。
ものの5分でグラフィックカードの換装終了となった。 せっかくだからこれを機に、デュアルディスプレイも導入する事にした。 せっかくだもの、原状回復するだけでは何かくやしいから。
完