2025-08-09

圧迫面接いかがでしたか

いや〜、ありがとね。

圧迫面接ってやつ、ついに体験してきましたよ。

「あれ?拷問って求人票に書いてあったっけ?」と確認したくなるほどの一級品でした。

今回お邪魔したのは、よくあるSES企業

求人の触れ込みはこうです。

「未経験OKゼロから育てます♪」

しか12回くらいスカウトメールを送ってきた筋金入りの「来て来てアピール企業

書類選考も、一次も二次も、拍子抜けするほど好感触

経歴も人柄も褒められ、具体的なポジションまで提示

最終面接前にはオフィスツアーで空席まで見せられ、「ここがあなた未来です!」感を全力演出

はい、ほぼ内定だと思いました。ええ、思いましたとも。

──が、最終面接社長面接)の幕が開くやいなや。

簡単自己紹介のあと、社長第一声がこちら!

「えっと、このままだと落ちるけど大丈夫?うちで回せる業務ないけど。」

は?

さっきまで笑顔陶芸してた人(※求人広告写真)と同一人物

セラミック歯でニッコリしていたはずの口から出てくるのは、砕けた硝子のような言葉

「そんなん誰でも通る道でしょう」

「これ(これまで取ってきた資格)はノーベンで取れる資格だし価値ないよね」

「うちは専門学校じゃないからね」

お金をいただくってすごい大変なことなんだよ。あなたにそんな価値ある?」

「まあ申し訳ないけど、その資格希望業務に近い資格)は無理でしょ。見たら分かる。」

極めつけはこれ。

「このスキルなら風俗がいいよ。そこでマネージャーでも目指したら?」

もちろん本当に風俗とは言ってません。

でも、離職率メンタル破壊率が尋常じゃない某業界を勧められました。

そうか、未経験OKってそういう意味だったのか。

ゼロから育てる気はないけど、ゼロから削る気はあるらしい。

気づけば話は応募職種ではない謎の職種配属前提にシフト

もう頭がぐらんぐらんして、帰り道は遠心分離機の中にいる気分でした。

現職で鬱を悪化させたか転職を考えていたのに、なぜか自死への階段を一段上がって帰宅する羽目に。

いや〜、企業研究って大事ですね。

求人票じゃ分からないこと、多すぎます!!

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