最近の料理の中でも、会心の出来だった、こちらが、熊本名物・タイピーエン(太平燕)です。
まぁ、簡単に言えば、タンメンの麺が、緑豆春雨に代わっているというような料理です。
あと、揚げ玉子か、茹で卵(うずら卵でもOK)が入っていないと、太平燕にはなりません。
太平燕は、中国の福州料理のスープ料理の太平燕が、明治時代に華僑によって、日本に伝えたものと言われています。
伝来後は、日本で入手しづらいアヒルの卵の代わりに、ニワトリの揚げ卵(虎皮蛋)を、扁肉燕の代わりに、春雨を用いたものと考えられていて、このアレンジによって、それまでスープ料理であった太平燕が、麺料理に変質しました。
九州の北部では、ほとんどの地域で食べられていたはずですが、現在は、熊本市周辺でのみ、受け継がれていて、熊本のご当地グルメとなっています。
熊本地域では、1930年代頃から、食堂で提供されるようになっていたことが、わかっています。
作り方、レシピについては、ともさんのこんなことやってみた!の、「レンジでそうめんで、太平燕を作ってみた件」にありますので、そちらを、ご参照ください。
太平燕の作り方の記事のタイトルが、「レンジでそうめんで、太平燕を作ってみた件」とあるように、今日、取り上げるのは、この「レンジでそうめん」という面白グッズです。
私も、レンジで使う面白グッズを、色々と、試していますが、このグッズは、300円と安い割には、優れもので、オススメ品のトップ5には、入る優れものです。
今回の、緑豆春雨も、このグッズを使って、茹でましたし、そうめんだけでなく、そば、パスタ、うどん、乾麺類は、何でもOKです。
沸騰したお湯を使うのがコツで、茹でるのに使うお湯の量が、極端に少なくて済みますので、エコですし、麺同士がくっ付くということもなくて、電子レンジで、チンするだけですから、時間調節の心配もありません。
私は、麺は固茹でが好きなので、大体、その麺の茹で時間+1分間チンすると、お好みの固さに茹で上げられています。
茹でた後は、麺をザルに取る必要はなく、このグッズ自体が、ザルにもなりますので、お湯を流した後、水でモミ洗いをして、麺を料理に使います。
欠点としては、1度に茹でるのは、2人前が限界ですので、それ以上の人数分を茹でる場合には、お鍋が必要になります。
今後も、日本各地や、世界各地の郷土料理や、ご当地グルメを、面白グッズを使って、作ってみようと思っています。そして・・・・・おいしく出来上がったものだけを、こちらで、紹介することにいたします。(笑)
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