最近、献本が届いたので、どうしたのかな?と思っていたら、日経マネー8月号で紹介されていた文章が、今回の別冊に紹介されていました。
紹介されている記事は、下記の通りです。
Q1:自分が持っている「手放したくない優待銘柄」とその理由
A:日信工業(7230)
確か、日信工業は、株式の分割をしてくれて買いやすくなった、2006年に初めて買ったと記憶しています。
当時は、100株で現在の株主優待と同様の優待内容でした。株価も、当時は、現在の株価よりは、高かったと思います。
呑んべいの私は、お摘みに最高のロースハムが欲しくて、やっと手に入れた銘柄でした。
その後、株価も下がったので、家族名義でも買い増しして、2名義分を保有、2回ほど、2名義分の株主優待をいただきました。
しかし・・・・・ここで、リーマンショックが起こって、株価は急落・・・・株主優待も、300株~となってしまいました。
それでも、ロースハムの魅力に惹かれて、100株を買い増しし、300株にして、現在まで、保有し続けています。
昨年、母名義では、900円台の時に、買っています。今では、300株となると、ちょっと投資金額が、張ってしまって、買い辛くなっていますが、ホンダ系のブレーキでの世界最大手で、PER、PBR共に、依然として低く、割安感もあり、元々優良企業ですので、リスクは、そんなに高くはないと思います。
Q2:優待に関する「笑えるエピソード」や、「手痛い失敗談」は?
ここでは、タスコシステムでの失敗談を上げています。
大変魅力的な株主優待だったタスコシステムですが、業績悪化に伴い、株主優待の改悪が、どんどん行われていました。
今であれば、株主優待の改悪をした企業は、改悪を繰り返すか、廃止するという傾向を掴んでいますので、最初、又は、2度目の改悪で、永遠のお別れをしたと思うのですが、その頃は、まだ、私も青かった・・・・(笑)
「上場企業は、そう簡単には潰れない」という過信から、最後の上場廃止まで、しっかりとお付き合いしてしまいました。(笑)
その後、多くの不動産株や、最大の損失を出したJAL(9201)で、倒産、上場廃止を経験して、上場企業でも、結構、簡単に潰れるということを学びました。
(JALは、政権が民主党だったから、潰れてしまったのだと思っています。あんなに簡単に再生できた企業ですから、民主党によって「株主だけが損をする構図」にハメられたということですね。)
まぁ、そういう経験から、「無配の株は買うな!」というのが、私の投資法の基本になっています。
よ~~~~く考えてみると、痛い目に会った銘柄は、無配株が多かったような気がします。
Q3:初心者へのアドバイスと、このほか優待について思うこと
上記の通り:「無配株は、要注意!」ですね。
株主優待は、「おまけ」と捉えて、安定配当を出しているところを選ぶようにすべきだとコメントしています。
安定した配当があれば、買った時の株価で、配当利回りが確定します。ですので、買う時の配当利回りは、2.5%以上の銘柄を選ぶようにしています。
配当利回りが確定していれば、銀行などに預金しているよりは、相当の高利回りになりますし、売らない限り、損は確定しません。
私の経験からは、買った後に、株価が下がっても、95%以上の銘柄は、一度は、買値を超えていますから、その時が、定期預金の満期日だと思えば、怖くはないですよね。
そして・・・・一番の恩恵は、おまけの株主優待が付いてくることです。
お米や、シャンプー、地方特産品、珍しいものでは、ウイルスソフトまで、株主優待でいただけるわけですから、おまけの恩恵は、大です。
そういった意味で、株の指南書には、「損切り」を薦めるものが、多くあるようですが、株主優待女王のrikaさんをはじめ、結構、「損切りをしない」主義の人は多く、長続きさせるコツのような気がします。
よく、「株は、捨てていい資金でやりなさい」などと指南しているものもありますが、長期で考えると、そんなにリスクの高いものではないと思います。
このようなことを考えながら、この時の記事のコメント依頼をお受けしたんだなと、思い起こしましたので、アップしておきました。
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