Decent Caligraphy
清廉規志 とある。前島密の書である。郵政民営化の破壊をまぬかれて残る。清廉こそが志を議ることができるのであって、拝金の汚濁した連中に公経営の理想を求めることが滑稽千万なことだった。文化と伝統とを尊重して郵便局に置かれていた郵政百年史の書籍と共にゴミにされて廃棄される寸前だった。申し訳なさそうに片隅に掲げられている。しかし、まもなく正面に堂々と掲げられて、日本の再生と復活を鼓舞することになる一幅の書として残った。郵政民営化を含め一連の構造改革論など新自由主義の虚妄と破壊は世界的にはとうに終わっているのだが、まだ、日本ではその残滓が残っている。残党は獰猛悪辣だから、注意深く対処する必要がある。しばしの我慢だ。清廉規志だからこそ生成発展するのだ。
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コメント
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清は強い。
投稿: 齊藤晌一 | 2014年3月21日 13時35分