ということで、これが本当の新年1本目。今月号の『るろ剣』感想です。
ちなみに「哲人決定戦」(p514~515)のカルトクイズ解答は回答期限後にアップしますね。
馬といえば自ずと『ガンブレ』とイメージが重なるわけですが、当初の構想から舞台をアメリカ西部に移して一旦は『ガンブレ』に生まれ変わった「北海道編」が紆余曲折を経て…という一連の経緯を振り返るとこういうちょっとした描写にも感慨を覚えてしまいます。
駅逓や小樽の経済事情といった当時の風俗・文化等も和月先生が描きたかったところのはず…
敗北と再起を繰り返して強くなるサイヤ人体質だった凍座は味方からも恐れられてるのがいかにもヤバそうですよね。
せいぜい“中ボス”くらいの立ち位置かと思っていましたが流れ的に剣心との再戦は確実にあるでしょうし、最終的にボス級まで上り詰めそうな気配が漂ってきました。
…と、感想を書けるのはここまでです。
より厳密に言うと15ページ目、「ほらね 活気づいてるでしょ」 のコマを目にするまで。
阿爛のセリフと裏腹に生気の無い白い絵。目を疑いました。
禁断の下絵掲載。そして、次号は休載…
引きの「何が起きている!?」は読んでいるこちらのセリフですが、半端な仕事を人一倍嫌う和月先生がこれをやむ無しとしたのだとすれば事態は相当深刻なのでは…
例えば、今回の話を減ページで凌ぐ手もあったと思います。それができないくらい急な事態だったのか、何か他に事情があったのか…
自分は信者レベルの和月伸宏ファンですので非難の言葉は口を裂いても出ませんが、今回の掲載が先生の本意でないことだけは確かなので悔しいし寂しいし悲しいです。
既に感想から逸脱している上、これ以上は繰り言になるだけですので自重して…
和月先生の再起と連載の再開をただただ祈ります。
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