しかも、そのストッパーの役目を担ったのが他でもない三日月ですからね。オルガの死を受けてどうなるのか一番心配だったミカが暴走するどころか冷静に前を見ていたことに感動です。
状況は何も好転していませんが、先週浮かんだ“悪いイメージ”は少なくとも消えました。
オルガからミカに受け継がれた「止まらない」という言葉にしても、1年前の今頃なら「破滅に一直線」としか聞こえなかったはずなのに、決してネガティブな描かれ方はされてないように感じます。
ここからの戦局の逆転はもはやあり得ないでしょうし、犠牲も避けられないとは思いますが、それでも救いのあるEDの歌詞通りの「希望」が待っていると信じて…
一方、サブタイトルを背負ったマクギリスはBパートのみで退場。
マクギリスというキャラクターが「力に固執した人間の愚かな末路」を描く為の存在だったとは思えませんが、一時はあれほどラスボスの風格をみなぎらせていた彼がここまで凋落するとは…
ガエリオがアインの力を借りてマクギリスを撃破。前期最終話のやりきれなさを思い返せば溜飲が下りる展開のはずなのに、まるで気持ちが晴れないこのモヤモヤ…
アルミリアちゃんの心情を慮ってというのもありますが、それ以上にガエリオの「言うな!」 に同調してしまった自分がいて。
冷血で強大な「悪」だと思っていた彼のこんなにも弱々しく人間臭い姿を見せられてしまったら、もう何も言えないじゃないですか;
ガエリオを「生涯ただ一人の友人」と呼んだ真意も、最後の最後でようやく理解できました。
欺瞞でも皮肉でもなかった!
「いつか…絶対ぇ追いつくんで…」
回を重ねるごとに愛着が増していたハッシュの戦死もショックでした。
「追いつく」という言葉が二重の意味になっているのが胸に刺さりますね。「頼んだぞ、ハッシュ」 の声が耳に届いたのがせめてもの…
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テーマ:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ - ジャンル:アニメ・コミック
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