著作権の70年への延長は見送り!
著作権の70年への延長は見送り!_c0042908_5313511.jpg実技試験とその後色々と雑務をこなして家路について、携帯でニュースをチェックしていたら、著作権保護期間の延長を文部科学大臣の諮問機関である文化審議会が「十分な合意が得られた状況ではない」ということで継続審議とし、今回は見送るという嬉しいニュースが入っていた。
これは実に良いニュースである。大体保護期間を著作者の死後50年から70年にしたから創作意欲が湧くというものではないだろう。そんなに子孫にお金を残したいのだろうか?逆に著作物が保護の名のもとに流通を阻害されるばかりではないのか?
大体これでもうかるのは、著作権協会とごく一部の出版社などではないのだろうか?
私のように著作権とそう関係のないチンピラ作曲屋風情には、全く関係のない話ではあるけれど、こういう素朴な疑念を持つが故に、反対をしてきた。
いや、良かった良かった…。
ディズニーなどは困るのだろうけれど、(この著作権の法律をミッキーマウス法などと呼ばれていることをご存知?ミッキーマウスの著作権が切れそうになるとアメリカ政府に働きかけて保護期間の延長をさせるのだそうだ。受け売りで真偽のほどは不明。他で言いふらして訴えられても当方は一切関知しないので、お気をつけて…。
今回の保護期間の延長問題も、アメリカ政府からの圧力で、愚かな政治家たちがホイホイ乗ったというのが、本当のところではないだろうか?まっ、ザマーミロなんて書いたらちょっと不穏当に違いないけれど…やっぱり言いたい、ザマーミロ(笑)。

追記…
継続審議だし、諮問機関のことであり最終的に決まったわけではないので、どうぞぬか喜びに終わりませんように!
いや、良かった、実に良かった。
by Schweizer_Musik | 2008-09-19 05:31 | 音楽時事
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