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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

drenkaizan.exblog.jp

広告ホイホイ(仮称)

承前に対する
暫定処置にて候
ついでに評定コメント受付もこの辺りで。
# by dr-enkaizan | 2011-12-31 23:59

新年早々昨日の事を。

新年早々昨日の事を。_a0007939_16445336.jpg

新年早々ゆるりと再開、コメントのかたがた暫し待たれよ、今年もよろしく。さて年末に同好ものと三浦の果ての要塞跡探訪、まだ迷彩の残る遺跡を此処に載せてみるものなり。
# by dr-enkaizan | 2011-01-02 16:44 | 雑文

年越しコメント目安箱

今年は多忙につきサブカルメインの以下略ですっかりクラkというより・・・イカ娘*に侵略されている日常の生活に終わる次第にて候、来年のペトルーシュカ100年とかサンセバスチャン100年とか色々あるが、ここはブログ終焉時代がささやかれる今!乗り切れるのか?否や。
*安部真弘氏作、なお鎌倉が舞台であるこの漫画が今年アニメ化さるる、かつて原作者ネット配信からより普遍的な設定になりチャンピョオンに連載されし当作品。原作の脱力さを助長した番組つくりに毎週の楽しみを見出すものなり。なお舞台の海の家れもんがあるとされる砂浜が、吉田秀和の海の散策コースであり、その近隣で見ユル海おと富士にてワーグナーのさまよえるオランダ人やドビュッシーの交響的エスキス-海-を想起していたことは、なんとも影ながら見つめていた作品との因果を感ずるものなり(笑)
# by dr-enkaizan | 2010-12-31 14:34 | 雑文

嗚呼・・・・・マッケラス

承前
よいよ歴史は押し迫ってくる感ありにて候。
RSSにて見る、当該する一連内容の記事の一部にみゆるマッケラスの認知度が、デッカからデンオン*
他*にいたる一連のヤナーチェックを差し置いての楽曲に留まるのは、昨今の俄か好事のまさしく俄か振りには閉口もする次第・・、確かにドビュッシーの海やラヴェルのダフニス第二等の名演奏や、廉価でのストラヴィンスキーのペトルーシュカに、デッカでのヤナーチェック以外での自国(追記)
のエルガーやデーリアスの数枚などは、基本的保守際物好きの聖典として念頭にあがるべきと頭をかすめる次第にて候。


ある意味それ無き記事は?我心に秘めて叱咤せるものとする次第にてもあるが。


 しかしながら、幅広きレパートリーを確実にこなす仕事は多くの其々の共感を生んでいることは、激しく同意いたす次第にて候。
*後年のスラブフォンのデジタル録音物で一部はデンオンリリースを離れる。
世代的に
「初めて聴いた」
は上記ヤナーチェックのデッカでの一連仕事であり。ことに音盤上のセッションを通して自国物としてではなく、研究者としてのオペラの紹介や、クリティカルな譜面の校訂の提示演奏実践であり、雑誌やリリースされる音盤そしてFMでのエアチェックにて受容し、わくわくしながら、その偉業をリアルタイム追っていけたことは、鑑賞経験の一里塚でもあり懐かしい思い出でもあることでもある。

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 マッケラス(サー・チャールズ) / ユニバーサル ミュージック クラシック


夢中にされられた一枚
いまはセル騒動の影に追いやられ、教養連続購買強要雑誌の付録状態という末路状態だが、自身のユニバーサル社の依頼によるオリジナル版の校訂譜面を実践した歴史的偉業と、その優良な録音にて定盤的価値を両立した奇跡な演奏な次第。

その利き所は国内の三浦氏の独自(汗)の英文邦訳引用ライナーでの報告を引用すると・・・その経緯がわかるが果たしてこの末路では記述は残っているか不明

今回の録音に際してマッケラスは、ブルノのモラヴィヤ博物館のアルヒーフの保管されている、ヤナーチェックの自筆スコアに当り、かなりの箇所を原典に戻している。



1 第二楽章に現れるファンファーレでは全トランペットが吹奏に加わる。
2 第三楽章のヴィオラパートは本来ヴィオラ・ダモーレのために書かれている。マッケラスはこの古雅な楽器を用いて録音した。
3同じ楽章での略
練習番号5-6、ヤナーチェックの記譜したとおりでは演奏不可能とされる輝かしいピッコロのアラベスクは、オリジナルの用に1オクターヴ高く演奏されている。

以下略

そして
4フィナーレ
略シンバル(補足ファンファーレの再現の前)一撃が1小節早く起こる
旨などが言及されている。


Sinfonietta / Taras Bulba / Lachian Dances

Vienna Philharmonic Orchestra / Decca



追記 沼辺さんところに国籍問題言及あるが、敢えてサーを重視して英国としている了承されたし。
# by dr-enkaizan | 2010-07-18 02:43 | クラシック

目指しほしいのは和製ヴォツェックなんだが・・・さて

承前
ついに「ひぐらし」が二次創作者によるオペラになるという概要。
近日上演の運びになる次第にて候
一部初初音による試演公開がなされている。

 同人者間の盛り上がりは大いに結構であり、応援もしてみたい愛着ある作品での一連の動きでもある。

 敢えてそれらの輪の外から言えば、かの原作者の一貫した作品は、厳密な謎解きへの示唆に満ちており、当該でのその緊張度を載せる器という点では?、この果敢たる二時創作者の趣味の程が伺える近代~現代ロシアソビエト~プログレ一部無調(自称)という、ある種の折衷的な羅列のような様式統一されていなエリクチュールではなく、むしろルルやヴォツェックでのベルクの使う音列手法的*な物を期待しても居るが。
盛り上がりに水を差すような無粋はこれぐらいで、影ながら以下略。

さて全貌はどうなるのが、ともかく敢えて問題提起をして紹介。
*厳密さではトータルセリエル音楽よりは緩い折衷ではあるが・・一つの時間外構造を持つ原作のゲーム性の趣旨を、12音の乱数表の上での動機統一した上で楽曲要素そして構造を創作してみたい見たい欲求に個人的には駆られる。

ベルク:歌劇「ヴォツェック」(全曲)@ベーム/ベルリン・ドイツ・オペラo.&cho. ヴンダーリヒ(T)フィッシャー=ディースカウ(Br)他

ユニバーサル ミュージック株式会社


とか

ベルク:ルル 3幕版全曲

ブーレーズ(ピエール) / ユニバーサル ミュージック クラシック


辺りを聞いていればある意味今回の意図はそれをなおさら期待したくもある。
(むしろ初期のショスタコービッチの歌劇という手もあるが)

# by dr-enkaizan | 2010-01-28 02:57 | クラシック