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2009年4月 1日 (水)

脳 ト レ ド ラ マ

キムタク「土8」1話完結型“脳トレドラマ”(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

脳トレがドラマの中で出てくるのかいな、と思ったら、ドラマで脳科学の知識が得られたりするのが「脳トレ」になる、的な意味か。解りにくい。

さて、

キムタク 1年ぶり連ドラはKY脳科学者/芸能・社会/デイリースポーツonline

「設定上でのウソはあっても、医学的なウソはつけない」と専門家からアドバイスを受け、

宣言しちゃいましたね。これ、専門的な部分はしっかりと考証して、描かれるものが科学的に合っているかを厳しく見られても構わない、という宣言ですからね。

やっぱ、モデルとしては、あの人やあの人が想定されてるんですかね。よく解りませんが。

脳画像診断で「活性化」してる部分を見て、そこから容疑者の心理状態を推測して、へへー、参りました、と言わせる安易な設定にはしてくれるなよ……と思いつつも、それ以外の設定が思いつかないのでした。大体、脳科学者が事件の解明に取り組む、って何だよ。

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コメント

こんにちは。

脳科学と犯人探しをどう結びつけるんでしょうね。かなり難しいテーマだと思います。

また、はたして脳科学の所見は裁判で証拠として採用されるのか?という疑問もあります。

>右脳が目覚ましく発達。

創造性を発揮して犯人を捏造したりして(笑)

投稿: A-WING | 2009年4月 1日 (水) 15:05

TAKESANさん、こんにちは。
「元ホストが不慮の事故で右脳に刺激を受けて発達、その後脳科学者になって事件を解決」というドラマのシナリオ自体が、「脳は神秘の器官なんだから、そこが何がしかの出来事で発達したら超人的な能力が獲られるんじゃないの」的な何十年も前の古臭い発想で書かれているみたいで、ものすごい脱力感に苛まれるんですが。
あと、特定の脳の状態から心理を分析して事件解決というシナリオをTAKESANさんは仰られていますが、それなら制作サイドはキムタクを「心理学者」という設定にしそうな気がします。
私はもう一歩彼らが踏み込んで、「特定の脳内の神経系や化学物質が、犯罪の直接的な原因であり、それを右脳の発達したキムタクが見抜いて事件を解決に導く」といった感じのドラマにするのではと危惧してます。
もし、この方向に制作が進んでいったら、脳科学や脳科学者に対する偏見や誤解が広がる可能性は高いと思います。
安易な脳内状態と犯罪との因果関係のイメージを想起させるようなドラマにならないようにと祈るばかりですが、期待薄でしょうね(^^;)

投稿: 内海 | 2009年4月 1日 (水) 15:21

こんにちは。

元ホスト→不慮の事故により脳を損傷した→右脳が目覚ましく発達→脳科学の研究者→科警研に勤務<---今ココ・・・・( ゚д゚)ポカーンなにそれ?
こんな企画、誰も止める人間がいないってところにTVドラマの見事な衰退を感じますね。
こんな時CATVで良かったとつくづく思います。キッズ/ステーション、アニマックス、ファミリー劇場を見る方がよっぽどマシってモンです。

投稿: うさぎ林檎 | 2009年4月 1日 (水) 17:24

皆さん、今晩は。

どういう感じになるのでしょうねえ。

脳科学、をそれっぽく見せるのは、神経伝達物質の分泌が云々、とか、PETがだどうだfMRIがどうだ、という方向なんでしょうね。て言うか、それ以外にちょっと考えにくい。
でも、それと事件解決を結びつける、と言うと、相当アレな内容になりそうな不安が…。

右脳が目覚しく発達、のくだりにはちょっと吹きました。おいおい、解りやす過ぎるぞ、と。

内海さん
▼▼▼引用▼▼▼
もし、この方向に制作が進んでいったら、脳科学や脳科学者に対する偏見や誤解が広がる可能性は高いと思います。
▲▲引用終了▲▲
よく、超有名人が科学について色々発信したら影響大きいだろうな、というのを書きますけれど、悪い意味でそうなる可能性がありますねえ。フィクションなので、学者のイメージなどについてステレオタイプ的に描くのは、ある程度は許容すべきなのでしょうが(私の立場)、学問の内容に関しては、ちょっと怖いものがあります。なにしろ流行りのものなので。

誰が監修するんでしょうね。
「監修:篠原菊紀」
とかになりそうな。あの方はメディアによく露出されてるので。

科学的に真摯に答えると、
脳科学的には、事件解決に脳科学は直接は役立たない、となりますよね。そしたら一瞬で終わっちゃう(笑)
神経科学は学際的な分野だから、心理学的な部分も織り込むのかな、という気はしてます。プロの神経科学者が頭を抱えるような内容にはして欲しく無いですが、かと言って、そうならないようにするにはどう構成すればいいのか、さっぱり解りませんですね。

投稿: TAKESAN | 2009年4月 1日 (水) 18:30

ソース http://www.tbs.co.jp/mr-brain/
より
脳科学監修:泰羅雅登(日本大学医学部教授)
http://www.tv-game.com/column/clbr01/index.htm
の人ですね。

投稿: anomy | 2009年4月 1日 (水) 23:40

投稿: anomy | 2009年4月 1日 (水) 23:53

anomyさん、今晩は。ちょうどさっき、vikingさんの所にブクマした所でした。

監修者としては、きちんとされた方が選ばれたのだと思います。

ポイントは、実際にどう結びつけるのか、という所ですねえ。

投稿: TAKESAN | 2009年4月 2日 (木) 00:13

自分の神経科学のはてブをおさらいすると、こんなものがありました。
http://d.hatena.ne.jp/deepbluedragon/20081206/p1
現実はすでに3歩ほど前に進んでいたようです。怖いですよ。

投稿: anomy | 2009年4月 2日 (木) 00:34

あ、ここは以前読んでいました……って、仮にこれ系の話をヒントにドラマにする事があったりしたら、シャレにならないな…。いや、さすがにそのままという事は無いでしょうが、神経科学を事件解決に利用するとなると、脳画像診断は出てきそうです。

何だか、本気で心配になってきた…。ただでさえ、茂木氏みたいな人が「脳科学者」として出てるのに。木の画を描かせて「心」について何か適当な事を言う、という心理学に対する誤解もよく見ますしねえ。

そういう意味では、確実にドラマを観るでしょうね。関心がどんどん高くなってくる。しかもキムタク出るし。

どうなる事やら。

投稿: TAKESAN | 2009年4月 2日 (木) 00:43

vikingさんに言及頂きました⇒http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2637

やはり専門家のご意見は参考になりますね。

内海さんやvikingさんがご指摘のような、犯罪捜査を神経伝達物質の振る舞いや器質的な部分の説明で進める、なんて方向に行ったら、ちょっとシャレにならないですね…。

ああそうか。監修者がちゃんとした学者で内容がムチャクチャだった場合、実質的には、
「きちんとした先生が監修したにも拘らず製作者がやらかした」
ドラマになるのに、世間的には、
「”脳科学の先生”が監修してるし、医学的なウソは描かないと言っているから、多分当たってるんだろう」
となる、つまり「お墨付き」と勝手に解釈される可能性があるのか…。しかも、主役はキムタク。こいつぁ、注目しなくちゃいけないですね。

投稿: TAKESAN | 2009年4月 2日 (木) 18:06

TAKESAN、こんばんは。

キムタク、お好きなんですか?私はちょっと苦手なんですよね、キムタクの演技ってセルフパロディみたいで。
取りあえず、決めの場面で右脳のCGがフラッシュしてぐるぐる回転するに100カノッサ。「茂木健クオリアの名にかけて!」でも可。

投稿: うさぎ林檎 | 2009年4月 2日 (木) 18:23

うさぎ林檎さん、今晩は。

出てたら取り敢えず観る、という感じではありますね。特に幅広い演技をするでも無いし、ある意味一定(カタカナにすると絶対反発食らう)ですけど、でも観るんですねえ。

CGはあれです。神経細胞のCGにピカッと電気の流れみたいのが出て、シナプスで粒々が放出され、まぶたを閉じてダイブしていたキムタクの目がカッと見開き、
「ナゾは全てトケタ」

その後は、さあ、ボクの研究室でfMRI(とかPETとかNIRSとか)を使いませう、となる寸法であります。

投稿: TAKESAN | 2009年4月 2日 (木) 19:33

どうでもいいけど、キムタクの科学者役ははじめてではないですよね。「古畑任三郎」に科学者で犯人の役で出演しています。その時は専門は電子工学のでしたが。

さらにどうでもいいけど、キムタクって、「古畑任三郎」で犯人を二度演じたただ一人の俳優なんですよね。だからなんだってことではありませんが。

投稿: かも ひろやす | 2009年4月 2日 (木) 19:43

かも ひろやすさん、今晩は。

そういえばそうでしたね。実は、キムタク犯人の回で、すごく印象に残ってるシーンがあるんですよ。おおっ、と思ったのでした(※ネタバレ回避)。

古畑vsSMAPを観ていて、何となく気恥ずかしい気分になったのは、私だけでは無いはず(芸能人がドラマで自分を演じている、のを観るのは、何とも言えない気恥ずかしさ)。

投稿: TAKESAN | 2009年4月 2日 (木) 21:16

さて、今日が「Mr.Brain」の初回だったそうですが(見逃した)。どんなものだったのでしょうか。

投稿: anomy | 2009年5月23日 (土) 22:34

 こんにちは。TAKESANさん、皆さん。

anomy さん:
> 今日が「Mr.Brain」の初回だったそうですが…

 うっ…そーでした。Numbers Vol.1の第1話を昨夜遅くに見て、それをネタにSNSにシコシコと記事を書いているうちに、こんな時間ではあーりませんかっ!
 私もどんな内容だったか、(恐いもの見たさで)ちょっと知りたい気分です。

投稿: YJS | 2009年5月23日 (土) 23:11

皆さん、今晩は。

なんですか、その、エントリーのネタを見透かしたかのようなコメントは(笑)

て事で、感想は今日のエントリーに書いてますです⇒http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/tbs-4a89.html">ぶれいん: Interdisciplinary

投稿: TAKESAN | 2009年5月24日 (日) 00:06

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