【作成中】『水からの伝言』の基礎知識【基礎編】

作成開始:2008.02.05.
暫定公開:2008.02.24.
最終更新:2008.03.06.
PSJ渋谷研究所X謹製 MAIL

江本勝氏の『水からの伝言』『水は答えを知っている』に関する基礎的な事柄を集めてみました。『水からの伝言』に関して調べる際の補助、同書についてなにかを述べる際に、うっかりしたことを言ってしまわないための簡易版情報源でもあります。
この「基礎知識」は、大きく「基礎編」「考察編1」「資料編」の3つに分かれています。全体ではそれなりの分量ですが、できるだけ短めに概略をまとめることを目指しています。
このページの記述では物足りない方、より詳細を知りたい方には、学習院大学の田崎晴明教授によるWebページ「『水からの伝言』を信じないでください」をお勧めします。

 

【ご協力ください】
いま手元に書籍の現物がないので、主に記憶に頼って書いています。お手元に資料等をお持ちの方、事実誤認や不適切な表現、過不足などにお気づきでしたらMAILまたはブログコメント欄などでご指摘ください。特に科学的手続きなどについて、ご指摘をお待ちしております。

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基礎編:【実験】

どのような実験が行われているのですか?

実験でどんな結果が観察されるのですか

 

基礎編:【原理】

彼らは、なぜそのようなことが起きると考えているのですか?

音声の振動が結晶に影響を与えているのではありませんか?

基礎編:【評価】

その「実験」には、どのような意味があるのですか?

その話を信じている人や共感している人は、「水は言葉を理解する」と考えているのですか?

その予想のどれかが正しい可能性はあるのでしょうか?

基礎編:【主張】

著者は、これを「科学的な事実」だとは言っていないのでしょう?

著者は、そうした「実験」を踏まえて、なにが言いたいのですか?

それって、いいことを言っているんじゃない?

基礎編:【背景】

そもそも『水からの伝言』とか『水は答えを知っている』『水伝』ってなに?

江本勝という方は、どういうことをしている方ですか。


基礎編:【影響】

信じている人なんて、ごく少数の一握りでは? 身の回りでは見たことないよ。

 

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考察編1の目次へ

考察編2の目次へ

 


【実験】

Q:どのような実験が行われているのですか?

A:言葉や音楽、人名、環境の「水に対する影響」を、
  凍らせた水の観察によって判定しようとしているようです。

江本氏や共感を示している方々の行っている代表的な「実験」の方法は、以下のようなものです。

  1. 文字を書いた紙を、水を入れたガラス容器に内側を向けて貼る
    → 容器の底をよく叩き、一晩置く。翌日また叩く
    → 水をシャーレに少量ずつに分けてマイナス25度の冷凍室で凍結させる
    → 凍結させた水=氷をマイナス5度の低温室で観察する
    → 表面に生じる結晶の成長過程を顕微鏡写真に撮影
    → サンプルひとつにつき数十点撮影する
    →最も性質をよく表すと思われる結晶を江本氏が数点選ぶ
  2. 水を入れた容器に声をかける(以下1.と同じ)
  3. 水を入れた容器をオーディオセットの前に置き、音楽をかける(以下1.と同じ)
  4. 人名を書いた紙を容器に貼る(以下1.と同じ)
  5. 自然環境から採取された水や水道水など、採取された環境の異なる水を用意し、上記(1.)と同様の方法で結晶を観察する
  6. 炊いた米飯を容器に入れる
     → 容器に定期的に声をかけ、発酵の過程を観察する。

6.は「ご飯に声かけ実験」と呼ばれ、家庭や学校でも簡単にできるとされています。

Q:実験でどんな結果が観察されるのですか。

A:彼らは、与える刺激や採取環境などによって
  「きれいな結晶」か「汚い結晶」ができると主張しています。

江本氏や賛同する方々は、上記のような「実験」によって、それぞれ次のような事実が観察されると主張しています。

  1. 「ありがとう」「thank you」「謝謝」「平和」などの「よい言葉」をかけたり、見せたりした水は、六弁の雪の結晶のような、対象性の高い「きれいな結晶」をつくり、「ばかやろう」「死ね」「戦争」などの「悪い言葉」をかけた水、見せた水は、「崩れて結晶にならない」か、非対称の「汚い結晶」をつくる。
  2. 同上。
  3. クラシック音楽を聞かせた水は「きれいな結晶」を、ロックを聞かせた水は「汚い結晶」をつくる。
  4. ヒトラーなどの歴史的に悪人とされている人間の名前を書いた紙を貼った容器の水は「汚い結晶」を、宗教上の聖人などの名前を書いた紙を貼った容器の水は「きれいな結晶」をつくる。
  5. 一般によい環境といわれるところ(「富士山系」などの自然環境)から採取した水は「きれいな結晶」を、水道水は「汚い結晶」をつくる。
  6. 米飯の場合は、時間の経過とともに、「悪い言葉」をかけた米飯は黒く腐敗し、悪臭がする。一方、「よい言葉」をかけた米飯は、香ばしい薫りがするようになる。なにも言葉をかけなかった米飯は、最も激しく腐敗し、悪臭もひどい。

また、人物の写真を水に見せた場合でも、できた結晶の形から、その人の健康状態などがわかる、といった主張もされています。おそらく、水に見せたり聞かせたりできるものであればなんでも、できる結晶による判定が可能だということなのでしょう。

【原理】

Q:彼らは、なぜそのようなことが起きると考えているのですか?

A:江本氏らは「波動」という概念で説明しています。

江本氏の著書などによると、こうした現象は「波動」というエネルギー(あるいはエネルギーを媒介するもの)の働きだと説明されています。
「波動」は、江本氏だけではなく、ある程度の広がりを持った支持者のいる概念で、一部には科学者と目されている方も関わっていますが、量子力学でいう「波動」とは関連性のない概念です。
よい「波動」を与えた水なども「実験」には用いられ、「きれいな結晶」が得られるとしており、そこから上記の実験は「よい水」の判定にも使えるとされています。

Q:音声の振動が結晶に影響を与えているのではありませんか?

A:その可能性は、大変に低いです。

【実験】で示した(1.)から(5.)の「実験」方法には、「震盪する(ゆする)」「冷凍室で時間をかけて凍らせている」あるいは「音声による刺激を与えていない」などの特徴があり、いずれにしても音声や音楽の振動が影響を与えたと考えるには無理があります。
(6.)の場合は、繰り返し言葉をかけているので多少は音声の振動による影響があるかもしれません。しかし、ガラス容器のなかの米飯に対して肉声です。振動の影響があるとしても、ごくわずかなものでしょう。また、無響室などを使うわけでも、ビンごとに隔離するわけでもなく、「そのビンに向かって」という程度ですから、隣り合ったビンの一方の米飯にだけ特定の言葉の振動だけが影響するかというと、かなり難しいと考えられます。

【評価】

Q:その「実験」には、どのような意味があるのですか?

A:実験と呼べる要件を満たしていないので、どのような意味もありません。

これらの「実験」には、たとえば次のような問題点があります。

  1. 江本氏によると、実験を行う人間は、あらかじめ実験に用いられるどの水が、どのような性格の水であるかを知っているそうです。これでは、期待する結果を見出してしまう可能性が避けられません。
  2. この結晶を使った「実験」は、誰かが再現したり追試したりできるような条件が示されていません。
  3. 江本氏によると、結晶は江本氏の主観によって選ばれているとのことです。「どのような結晶を特徴的とみなすか」については、たとえばふつうの実験ならば「形の傾向ごとの結晶の占める割合を調べる」といった方法が考えられます。いわば「多数決」ですね。しかし、そのような客観的な情報には基づいた判断はされていません。つまり、江本氏の主観によって「自説にとって都合のよい写真を選んでいるだけ」という可能性が高いことになります。

「実験で確認した」というためには、「同じ条件で何度でも確認ができ、再現できる」とか、「ほかの要因が結果に影響しないような配慮がなされている」とか、「実験を行った人の主観を可能な限り排除する」とか、いくつかの条件を満たしている必要があります。しかし、彼らが行った「実験」と称するものは、そうした条件を満たしていません。
この「実験」では、確かに電子顕微鏡やシャーレなどといった実験室で使われる道具が使われていますが、道具がそろっていれば実験と呼べるわけではないのです。逆に言えば、あり合わせの道具でも、必要な要件を満たしていれば立派な実験です。

学校などでは「すでに広く知られている事柄を、児童生徒が実際にやってみて体験する」ための“演示実験”などと呼ばれるタイプの実験があります。その場合はさほどシビアな条件設定は求められないことでしょう。しかし、これまでに得られていない知見を主張するためには、かなり慎重な態度が求められるのです。

Q:その話を信じている人や共感している人は、
  「水は言葉を理解する」と考えているのですか?

A:そうとは限りません。「事実でなくてもいい」という方さえおいでです。

この話を受け入れた方は、さまざまな理由で信じたり共感したりしているようです。また「そうだったのかと目からウロコが落ちた」という事実として受け止めた方もいれば、「そういうこともあり得るかも」とか「半信半疑だったけど、いい話だと思った」など、受け入れ方にもさまざまなタイプがあります。

これまでにネット上や面談で観察された共感や主張は、おおむね、次のように分類できます。

  1. 実験で確認されたのだから事実だと思った。
  2. 現代の科学ではわからないなにかが起きているのだと思う。
  3. 事実かどうかはともかく、「いい話」だから信じる。
  4. 「よい言葉を使いましょう」という主張のためには、事実であってもなくても構わない。ウソも方便。たとえ話のようなもの。

1. 2. については、江本氏らのいう「波動」という新概念を使うにしても使わないにしても、次のような説明がつくのではないかと考えた方もいます。

  1. 水には知性か、それに似たなにか「ふしぎな働き」があり、言葉や音楽、人名の意味、あるいはその背景などを理解できる。または、理解しているのと似たようなふるまいをするのではないか。いわば【水原因型】といえる。
     ex. ジャック・ベンベニストの「水は情報を記憶する」という主張、
       ホメオパシーにも類似概念がある
  2. 言葉や音楽が含む「なにか」が、水、または結晶に影響を与えている。いわば【言語原因型】といえる。「なにか」は、たとえば言霊、思念、「波動」やそれに類する未知のエネルギーなど。
  3. 実験に参加している人間か撮影者にたまたま、あるいはすべての人間には超能力かなにかがあり、水や結晶に影響を与えることができる。いわば【人間原因型】といえる。
  4. 「植物に音楽を聴かせると生育がいい」と聞いたことがあるので、こういうこともあるかもしれないと思った。いわば既存の似たような話からの【連想類推型】といえる。

3. 4.については、事実かどうかは問わないと言っているわけですから「信じた」というよりは「共感した」というべきでしょう(「信じたり共感したり」と説明したのはこのためです)。それにも関わらず、「3.」の文章は「信じた」としましたが、これは実際にそういう言葉遣いをされた方もおいでだったからです。

上記以外に、「個人的な信じたくなる理由」というのは多様に存在します。【論点2の「こんな常識で考えればわかることを、どうして信じる人がいるの?」や「学校で教材にした先生は、事実だと信じてしまったの?」も参考になると思います。


Q:その予想のどれかが正しい可能性があるのでしょうか?

A:ほとんどゼロに近いぐらい低い可能性しかありません。
  つまり、「ほぼあり得ない」と言ってよいでしょう。

もしも物質が、言葉や思念、「波動」かなにかそういったものの影響を受けるということが事実なら、現在の物理法則の多くやその体系は大幅な修正を迫られます。

しかし、たとえば実際に観測されている現象を考えてみると、そのようなことが起きている可能性はありません。もしも水が言葉や思念などの影響を受けるのだとすると、たとえば「水溶液や、水を使う器具に文字を書いたラベルを貼ること」や「実験や機械操作などの時に、操作している人の考えていることや感情」などで、水や水溶液の性質が変わってしまうことになります。これでは、水溶液を使用する精密作業や微妙な薬物の操作などが、常に一定の結果を出すことは困難なはずです。また、そのようなことを想定されて作られた器具や機械などはほとんど存在しないにも関わらず、それで問題は起きていません。
つまり、言葉や音楽、思念などといったものが、水の氷結結晶=氷や雪の結晶などという「とても大きなもの」の形状にはっきりとした影響を与えるなどということは考えられない、ということになります。

【主張】

Q:著者は、これを「科学的な事実」だとは言っていないのでしょう?

A:江本氏は「いずれ証明される」としています。

江本勝氏は、雑誌『AERA』(2005年12月5日号)のインタビューで、「これはポエムでありファンタジーであって、科学的な主張ではない」としながらも、「現在の科学ではわからなくても、いずれ証明される」という意味のことを言っています。
つまり、「できごととしては本当だ」と言っているわけで、これは科学的主張とみなされます。

Q:著者は、そうした「実験」を踏まえて、なにが言いたいのですか?

A:「よい言葉を使いましょう」「水、人、自然に感謝しましょう」などです。

およそ「人体や地球表面の大半は水なので、人間や環境も言葉の影響を受けます。だからよい言葉を使いましょう、水や自然、人に感謝しましょう」といったことです。

琵琶湖の水の環境浄化や、ハリケーンによる災害を防ぐために、大勢が集まって念を送る、といったイベントも行われています。
また、世界中の子どもたちにこの話を描いた絵本(絵本版「水からのでんごん」(国際生命の水協会) http://i-wlf.org/book.htm お手数ですが、左記のURLをコピーしてブラウザのURL欄に挿入してください)を贈る運動を進めています。

Q:それって、いいことを言っているんじゃない?

A:一見すると「よい主張」に見えるのかもしれませんが、さまざまな問題があります。

『水からの伝言』は、道徳的にも問題があるという指摘がされています。

たとえば美醜を善悪の根拠とする、対称性や均整のとれたものを「きれい」非対称なものを「汚い」とするという主張は、決して「いい話」とは言えません。身体障碍(がい)者差別や「いじめ」を誘発するのではないかという指摘もあります。
また、内容に関してそうした指摘があるにも関わらず、学校で道徳の授業の教材として用いられ、言葉と結晶の形の関係が実験で確認された事実として語られるなど、さまざまな点で問題が指摘されています。
詳しくは【論点1をご覧ください。

【背景】

Q:そもそも『水からの伝言』とか『水は答えを知っている』『水伝』ってなに?

A:江本勝という方の著書です。

水を一定の手順で凍らせることでできる「氷結結晶」で、言葉のよしあしや、ものごとの状態を見極められるという主張が、著者たちの実験で確かめられたという話とともに、雪の結晶のような写真が掲載されています。

『水からの伝言—世界初水の氷結結晶写真集』波動教育社 (1999/6/1)
『水からの伝言—世界初!!水の氷結結晶写真集 (Vol.2)』波動教育社 (2001/11/15)
『水からの伝言—自分を愛するということ (Vol.3)』波動教育社 (改定版 2007/01)
『水は答えを知っている—その結晶にこめられたメッセージ』サンマーク出版 (2001/11)
『水は答えを知っている 2—結晶が奏でる癒しと祈りのメロディ』サンマーク出版 (2003/01)

『水からの伝言』を紹介した、同名のWebサイトもあり、結晶写真も何点か掲載されています(http://www.ahslove.co.jp/water/)。本人による類書(amazon.co.jpで著者名で検索)や外国語版(【影響】を参照)も多数あります。

『水伝』は、『水からの伝言』の略称で、主に批判的に言及する際に用いられています。類書やWebサイトでの主張の総称としても使われているようです。

Q:江本勝という方は、どういうことをしている方ですか。

A:会社や研究所の代表を務めており、
  「自分は科学者ではない」と言っています。

江本氏が代表を務める会社である「株式会社 アイ・エイチ・エム(I.H.M.)」は、グループ企業各社とともに、たとえば以下のような製品・サービスを扱っています。

  • 波動測定器
  • 波動水
  • 波動調整器
  • ヒーリンググッズ
  • 波動測定器によるカウンセリング
  • ビジネスの指導・提案
  • オーラ・チャクラの測定および機器の販売

詳細は、I.H.M.のホームページや、そこでのリンク先をご覧ください(お手数ですが、下記のURLをコピーしてブラウザのURL欄に挿入してください)。

  • 株式会社 アイ・エイチ・エム(http://www.hado.com/
  • 江本勝の頁(http://www.hado.com/emoto/emoto-top.htm
  • IHM総合研究所(http://www.hado.com/watercrystals/top.htm
  • IHMグループ一覧(http://www.hado.com/info/ihmgroup.htm

「江本勝の日記ウェブサイト(http://www.masaru-emoto.net/)」というものもあり、現在の活動や読者からの質問への回答などを確認することができます。

【影響】

Q:信じている人なんて、ごく少数の一握りでは?
  身の回りでは見たことないよ。

A:多くの人が、信じていたり共感を示しています。

どれぐらいの人がいれば「多い」のかは難しいですが、次の状況を見ると、無視できないの数の人が信じたり共感を示していると考えてよいでしょう。

●書籍の影響(数字等はいずれも2008年2月5日現在)
江本勝氏の『水からの伝言』計3巻や『水は答えを知っている』やその類書は、国内だけでも数十万部を売り上げています。I.H.M.のホームページでは『水からの伝言』全3巻について「一般書店売りなしの直販で“人から人へ伝えられて”17万5千部突破!!」とうたっています。

『水からの伝言』は同社からの刊行で、いわば自費出版ですが、アマゾンで確認すると、少なくとも講談社、サンマーク出版、青春出版社、徳間書店から類書や関連書、DVDなどが刊行されています(amazon.co.jpで著者名で検索)。

アマゾンのブックランキングでは、たとえば同氏の著書ランキング最上位の『水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ』(サンマーク出版、2001/11刊)が次の順位です。

Amazon.co.jp ランキング: 本で15,445位 (本のベストセラーを見る)

カテゴリーランキング:
 2位 ─ 本 > 科学・テクノロジー > 化学 > 無機化学
 48位 ─ 本 > 社会・政治 > サブカルチャー > 超常現象・オカルト
 234位 ─ 本 > 人文・思想 > 心理学 > 心理学入門

●SNSのコミュニティ参加者
たとえばソーシャルネットワークサービスの「mixi」にあるコミュニティ『水は答えを知っている』には、5,484名の参加者がいます(2008年2月5日現在)。一部にはウォッチャーが混じっているかもしれませんが、大半は共感している人でしょう。

●著名人等の影響
芸能人や著名人で、肯定的に引用したり共感を示すような発言を示した例として次の方々が知られています。

芸能人・文化人等:倖田來未、ヨーコ・オノ、松任谷由実、平原綾香、さとう珠緒、安野モヨコ、谷村新司、米倉千尋、窪塚洋介、瀬戸龍介、柴田理恵、白鳥哲(映画「ストーンエイジ」の監督)、川島朗(東京女子医大附属 青山自然医療研究所クリニック)
政治家:松あきら(当時参議院議員)、大仁田厚(当時参議院議員)

●海外での出版等
I.H.M.のホームページによれば、『水からの伝言』は、次の各言語版が刊行されています。
英語版、ドイツ語版、ギリシャ語版、台湾語版、オランダ語版、フランス語版、イタリア語版、ハンガリー語版、セルビア語版、スロベニア語版、スペイン語版、ヘブライ語版、韓国語版

海外で『THE HIDDEN MESSAGES IN WATER』がベストセラー・ロングセラー入り、映画「What the Bleep Do we know !?」の製作、amazon.comでのランキングといった状況については、少し古いですが「危機的状況」(PSJ渋谷研究所X 2005年11月30日)をご参照ください。

●道徳の授業
小学校、一部では中学校でも、これを教材として使用した道徳の授業が行われていたことが知られています。また現在もしばしば行われているようです。