シュールに熱いドラマ『アオイホノオ』 感想 - こう観やがってます <

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シュールに熱いドラマ『アオイホノオ』 感想 



実写化して良かった数少ないドラマ。
ほんと面白かった。
めずらしく人にオススメできる作品。




以下ネタバレあり


ドラマ感想 『アオイホノオ』


島本和彦が原作。
というだけで熱いことは想像できるでしょう。
その通り、熱いです。

ただまあちょっと主人公の頭がアレなんで、真面目なんだけでズレがあるんですよ。
そこが愚かしくもあり、どことなく共感もできる。

その象徴とされるセリフが、
「かわいそうなあだち充」
ですね。

謎の上から目線なんだけど、その気持ちが少し分かる。
厳密には分かるというか、いるよね、こういう人っていう感じ。
売れていないアイドルのファンみたいな感じかな。売れていない時ほど理解者は自分だけ、みたいな感じの人いるじゃないですか。ああいう感じ。
だからあだち充が売れていくと手元を離れた、みたいな感じになるんですよ。

まあドラマ見ている人の多くはかわいそうなのはお前だ! ってツッコんでると思いますけどね。
ちなみに作者(あだち充)のリアクションがエンディングでありました。


最終話の感動


ドラマではありがちなラストのオリジナル展開。
が、これが逆に良かった。

オリジナル要素ってドラマに限らず作品を汚す材料になることが多いんですよ。特に完結していないアニメの最終話って、それまでが面白くても、最終的にクソになることがあるじゃないですか。
これはその逆。
綺麗に完結していたし、つくり手が作風を分かっているから最後の最後まで面白い。


落ち着くところに


岡田斗司夫はこれをフィクションと言っているわけですが、主人公であるモユルが漫画家になるということで、やっぱり島本和彦を彷彿とさせますね。
別にモユル=島本和彦として見ても問題は無いと思います。

そういったこともあってラストの庵野ヒデアキ(庵野秀明がモデル)との絡みが感動的でね。
責任うんぬんのくだりと「サインくれよ」が凄くいいんですよ。
これはフィクションなんだけど、こういうのはあって良かったと思いますね。ドラマとして面白い。


ちなみに島本和彦本人もちらっと登場しています。岡田斗司夫も少しですが出てましたね。他にもおそらくモデルの人が出てたでしょう。
探してみるのも面白いかもしれませんね。
最後に「あえて寝るっ!」も出てきました。実際は寝たら終わりです。




<スタッフ>
監督:福田雄一
原作:島本和彦「アオイホノオ」
脚本:福田雄一

<キャスト>
焔モユル:柳楽優弥
森永とんこ:山本美月
津田ヒロミ:黒島結菜
村上:川久保拓司

岸本:大水洋介
高橋:足立理

庵野ヒデアキ:安田顕
山賀ヒロユキ:ムロツヨシ
赤井タカミ:中村倫也
岡田トシオ:濱田岳
武田:ぎたろー(コンドルズ)






Category: ドラマ総評

Tag: アオイホノオ  島本和彦  岡田斗司夫  ドラマ  感想 
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