こう観やがってます

「俺は人間をやめるぞ！　ジョジョーッ！！」
　ベタな台詞をピックアップして申し訳ない。でもやっぱこの話はこの台詞なんだよなぁ。

　子安さんノリノリでした。悪い声出してるときがいいんだよなぁ
　でも「WRYYYYY」は想像と違いましたね。もっと高い声を想像していた。高い声で、ちょっと巻き舌っぽ感じ。ただジョジョの腕の骨をへし折ったときの「WRYYYYY」よかったです。



以下ジョジョの奇妙な冒険　第3話「ディオの青春」の感想

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「勝手だけど、頼みがある。最後の頼みなんだ」
　って言ってるけど心の中では「ジョジョーォオオ！　無事にあの貧民街から戻るとは」「ぶっ殺してやる」とか言ってますからねｗ
　子安演技だからか、二重人格みたいだったわ。漫画のときはそんな意識しなかったんだけどな。そう思えるシーンが今回は結構あった。



「おれぁおせっかい焼きのスピードワゴン！」
　この台詞も、今にして思えば自分で言うか？　ってツッコむべきだよなｗ
　しかしこのスピードワゴン、舐められがちですが、ところどころに感心させられます。
「こいつは生まれ付いての悪（わる）だ」
　彼はディオの本性を真の意味で見抜いていた。
　理解力っていうのかな。ジョースター卿の精神がジョジョへ受け継がれているとか、的確だよね。
　人柄と合わせて割と好きなキャラです。



　場面については衝撃的なシーンの連続だった。中でも石仮面からのサスペンスな雰囲気が――演出もよかったんだろう――緊張感がありましたね。えぐいシーンも、例えば頭がふっとばされるところも頭より頭の下を主に映してて、血の噴出し方とか、いい演出だなーと思いました。危機感があるよなー。ほんとに死ぬかもしれないっていう。
　あとガラスでディオの頬が切れるシーンとか細かくて原作に忠実でよかったなー。



　ジョースター卿は最後までディオを息子と呼んでましたね。恨んでいなかったし、息子にもそういう風に残して逝っていった。対してディオにとっては最後まで「ジョジョの父親」でした。根本的な部分で反省しないのがディオだよなぁ。自分の欠点に関してとか、そういう方向では反省するのかもだけど。悪い意味でブレない奴である。



　相手が人間ではないと知っても倒す為の希望を見つける意志力がジョジョにはある。
　ディオが吸血鬼にした奴の頭を吹っ飛ばしたり（頭をふっ飛ばせば倒せるって設定はこの時からあったんだね）、火を付けたのはそういう戦う意志力があったからだろう。スピードワゴンがその対比になってたかなと思う。普通の人間の行動っつーか。いい説明役でしたね（苦笑
「グッバーイ、ジョジョ」
　ジョジョを突き落とすシーンだけど、超ノリノリだった。
「父親の死体とともに死ねて嬉し涙流しな、マヌケ！」
　こいつは確かに生まれついての悪だわｗ　ディオにとってジョースター家はいい環境だったと思うんだけどねぇ。



　尺がちょっと短かったかな？　あと数分欲しかったかもしれない。
　最後に毒薬の東洋人が出てくるんだけど（ディオも）、このシーンは次回のアバンじゃ駄目だったのかなぁ。

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毒薬の東洋人がゼノ（HUNTER×HUNTER）にしか見えなかった。

Category: .2012月10月　ジョジョの奇妙な冒険（アニメ）