水の音、無形の雫

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TOP > 2013年春期アニメ

【都市伝説】ゆゆ式の監督は岡××里だった   2013.07.01


つい先日、惜しまれながらも最終回を迎えた『ゆゆ式』にまつわる都市伝説のお話です。毎週とても楽しみに視聴していましたが、無慈悲にも最終回になってしまい、その悲しさを紛らわすためにせめて文書に残します。(いつも通りキャプチャを沢山撮っていろいろ貼り付けようと思ったのですが、観たらすぐに消していってたのでナニも残っていません。)

このアニメにおいては、作中で様々なシモネタが語られてきましたが、中でも便所への執着は決して忘れることができないでしょう。何度も何度も、繰り返し繰り返し、「便所へ行く」あるいは「便所から帰ってくる」場面が描かれました。
特に顕著だったのは、あいちゃんこと相川千穂ちゃんです。巨乳が殊更強調して描かれるなど、セックスを象徴するキャラクターでもありました。
廊下でたむろしているゆずこたちの前に便所から出てきたあいちゃんが現れる、というシーンは幾度となく描かれていましたよね。

一方で、このアニメでは、「便所へ行く」あるいは「便所から帰ってくる」シーンは何度もありましたが、その便所の「内部」はずっと秘匿され続けていました。
それが、最終回では、唯の家の便所がハッキリクッキリボッキリと描かれたわけです。それまでずっと隠されていた便所の内部です。しかもそれが、学校というパブリックスペースではなく、家というプライベートな場所でです。

家と学校、見せられる便所と見せられない便所、この二つの対立軸は確かに興味深いものがありますが、今は割りとどうでもよいです。ここでまず重要なのは、唯とあいちゃんが便所を象徴するキャラであるという事実です。
というか、あいちゃんがまず先に便所の象徴として存在していて、最後にカウンターとして唯の(家の)便所が顕現したと考えるのが妥当でしょうか。
とにかく、執拗に便所との繋がりが示唆され続けたあいちゃんと、最終話のカタルシス的な見せ場として便所に閉じ込められた唯――あまつさえ、ゆずこには「これからずっとここで過ごせ」というようなことを言われていた――この二人を便所の女神として見ないのは不自然にすぎます。

さて、以上のことを踏まえた上で、唯とあいちゃんの中の人を比較してみましょう。

唯:津田美波(フラクタル:フリュネ、花咲くいろは:車内販売員)

あいちゃん:茅野愛衣(あの日見た花略:めんま、花咲くいろは:生徒B)

きな臭いものが見えてきましたよね。(なお、茅野愛衣さんは『戦勇。』のメインキャラクターとして出演していますが、ヤで始まってンで終わる愛称の先生は特に関係ありません)
お二方とも『花咲くいろは』にモブとして出演していた点も示唆的ですが、そうです、両者ともに初めての主役での抜擢が――


ところで、『ゆゆ式』のアニメーション制作を行ったキネマシトラスという会社は、元々はボンズ(DARKER THAN BLACK-流星の双子-、GOSICK-ゴシック-、絶園のテンペストetc……)の制作デスクであった小笠原宗紀氏が立ち上げた会社ですが、『花咲くいろは』にも下請として――


そういえば、美術監督の加藤浩と音響監督の明田川仁はともに『おとめ妖怪ざくろ』で――




というわけで、例えば「おかだまり」という文字列には「か お り」という文字が含まれているわけで、「まだ、かおり」つまり、「監督としてはまだ“かおり”という名義を使いますよ」というメッセージにも取れるわけです。

信じるか信じないかは、あなた次第です。




2013年春期新作アニメレビュー(2) 『ゆゆ式、他』   2013.05.12


問題の便所描写です。第五話です。

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まず目に付くのは、学校の便所に洗面所が用意されている点です。しかも結構広くてきれい。学校の便所で、外に洗面所があるのは珍しいことだと思いますが、まあそれはそういうデザインということなんでしょう。
それよりも引っかかるのは、ゆずこの後ろに見える便所のドアです。ワイドがかなり広く取られています。
床タイルを300mm角(3枚の長方形が組み合わさった正方形)だと仮定して――ゆずこの身体と重なっている部分や右側の隠れている部分などを想像で補う必要がありますが――およそ1200mm程度の開口であると推測できます。学校の便所のドアとしてはかなり広いと思います。
一つ前のカットを見ると、洗面所のすぐ右側には階段があることが分かります。

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つまり、洗面所の奥の扉が、便所への唯一の入り口であると見て間違いないでしょう。
そのことが分かると、ある一つの仮説が浮かびます。
一般的な家庭の便所の開口で600mm、公共施設なんかでも750mmあれば広い方かと思いますが、さて、少なく見積もっても1Mもの広さの開口を必要とする便所といえば、そうですね、所謂「多目的便所」です。バリアフリー的な観点から、車椅子などで容易に通行できるよう幅が広く取られているわけです。
そしてこの多目的便所に入ったゆずこですが、その前のシーンで、きわめて興奮状態にあったことが分かっています。

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「もうナニか出てる」ほどです。
したがって、「多目的な」便所に入ったゆずこが、おしっこ以外の多目的な行為を行なっていたとしても、決して不自然ではありませんし、むしろその多目的な行為のために多目的な便所に入ったと考えるほうが妥当です。

というところまで考えながら見ていて、恐ろしい事実に気付きました。
以下は連続するカットであり、脚本的にも一つの空間での出来事(ランチョンマットがどうこうという会話)でありますが

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明らかに便所のドアのデザインが変わっています。
これまで検討してきたゆずこ多目的行為説がパーになってしまいました!

で、これはいかんと改めていくつかのシーンを見なおしていたところ、ちょっと別の部分に興味が移ってしまいまして。

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アバンでのターン制部室のカットと、先ほどの、便所描写の直前の教室でのカットです。
タイルの大きさに注目してみましょう。
先ほどの便所描写の話で、タイルを300mmで仮定すると述べましたが、それは一般的な規格サイズが300mmを基準につくられているからです。(建材メーカーのサイトなんかを見てもらったら、300mmを基準に150mm刻みぐらいのサイズになっていると思います。ちなみに更に大元の基準は畳の910mmという寸法が基になっています。日本の建材はだいたいそうです。)
部室のシーンに関しては、比較対象として右側の棚があります。通学カバンが余裕を持って置けるサイズで、一般的な棚の規格サイズで考えると、奥行き600mmぐらいかと思われます。実際に画面に定規を当てて測ってみたら、床タイルのちょうど二倍の長さで描かれていましたので、つまり棚のD=600mm、床タイル=300mm角と見てほぼ間違いないと思います。
そうすると、おかしなことに気付きます。(いや、そうしなくてもパッと見で既におかしいんですが。)
ゆずこたちの足のサイズです。女の子の足のサイズがだいたい22mmから24mmぐらいだとして、床タイル300mmと比較した場合、かなり小さく描かれていることが分かります。
また、教室でのシーンにおいてもオナじく、タイルに比べて足がかなり小さい。だけでなく、机の足(奥行き・一般的には450mm~500mm程度)と比較したら、足が小さいというよりはタイルがかなり大きく描かれていることが伺えます。
一方で、エンディング前のラストシーン、三人が廊下を歩いている場面では、足のサイズとタイルを比較すると、ほぼ正確な(整合性の取れた)寸法で描かれています。

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アニメではキャラクターその他がディフォルメされて描かれるのはおかしなことではなく、寸法に整合性がないからといって別段取り立てて騒ぐようなことではありません。が、ちょっと興味が沸いてきたので他のアニメで足元(というか床材)がどのように描かれているか確認してみます。完全に趣味の領域です。


・デート・ア・ライブ

まず士道の家です。

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ちょっと見づらいですが、フローリングの目地を数えて奥のドアと比較します。室内のドア(開口)は750mm、フローリングの幅は70mm~90mmぐらいが規格サイズとして一般的です。
数えてみると、ほんと見づらいんですが、奥のドアの端から端までに、およそ8本のフローリング目地が引かれています。750÷8=93.75なので、まあ何となく規格サイズと整合しています。
続いてはこちら。

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ふぅ。
失礼、間違えました。
こっちです。折紙ちゃんの家です。

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比較するのはローテーブルおよび士道の左腕です。
何となく一般的なテーブルのサイズD=450で考えると、フローリング四枚分なので、450÷4=112.5となります。また、床に着いた士道の左腕、人間の腕の太さがだいたい80mmぐらいでしょうか、それと比較しても、結構幅広なフローリングであると言えます。
規格サイズとしては、120mm程度のフローリング材でしょうか。標準的なものよりはやや幅広ですが、他の比較物との整合性は取れていると考えてよいかと思います。
次に、オナじく折紙ちゃんの家のキッチンです。

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士道の横幅とタイルとを比べると、ちょうど人が一人すっぽり収まるぐらいの幅だと分かります。また、右側の棚、電気ポットが置ける程度の棚ということで、D450mmと見てよいと思いますが、そのあたりと比較すると床タイル=600mm角であると考えられます。水場であり、できるだけ目地に汚れが溜まらないようにする(=目地を減らす)目的を考えると、大きめのタイルでも妥当だと思われます。なお600mmというのは一般的な公衆便所(個室)の横幅とオナじです。
そうするとですよ、このシステムキッチン、およそW4800mmというめちゃくちゃデカいキッチンであることが分かります。というかパッと見でもかなり大きいですよね。コンロとか、一体ナニを作る気なのかと。


・絶対防衛レヴィアタン

ドファンタジーのアニメで規格もナニもないだろうという気もしますが、とりあえず人体モジュールは実社会と変わらないという前提で見ます。

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奥のテーブルに座っている青服のおっさん(32歳・童貞)をベースにすると、まず足のサイズとの比較で幅300mmぐらいのフローリングかと推測されます。イスのサイズ的にも、それぐらいが妥当ではないでしょうか。商業施設では、一枚が大きめの建材が使われることも多々あります。テーブルはちょっと、デザインが奇抜すぎて比較対象になりませんね。(というかこのテーブル、足の太さに比べて天板が広すぎる気がするんですが。)

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こちらのカットでも、イスとの比率はそんなに変わっていないように思います。
二人のメイドと比較すると、人体モジュールでひざ下の平均が450mmぐらいでしょうか、フローリングを300mmだとすると、二枚分で600mm、そう考えるとこの二人のメイドさんはかなり足が長いですね。上から見下されながら踏まれたら気持ちよさそうです。


・翠星のガルガンティア

ガルガンティア船団内部です。

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何も分かりません!
比較対象は沢山ありますが何一つ分かりません。素材も加工技術もがちょっと未知すぎますね。
ただなんとなく、人物と比較すると鉄板一枚のサイズが畳一枚とオナじぐらいのような気がします。
このアニメはもうちょっとちゃんとした検討が必要です。
一応次のカットでは、足のサイズと階段のサイズを比較することができます。

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人のようなかたちをした謎の生き物二匹の足のサイズを見ると、段板のデプスが倍ぐらい(それ以上?)ありますよね。踏面250mmぐらいが一般的に妥当なサイズだと思いますが、普通に考えて自分の足の倍以上の階段を駆け登るのは結構しんどいと思います。まあ恐らくこの高さの建物なので、万一踏み外しでもしたら大怪我は必至、下手したら死に至ることもあるでしょうから、かなりゆとりを持った設計をしている、とそう考えたら、おかしな描写ではないでしょう。

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目の保養。


・はたらく魔王さま!

勇者さまの同僚、梨香さんの部屋です。

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比較対象は色々あるように見えますが、どれもフローリングと平行に配置されていたり、テーブルの下にはカーペットが敷かれているなど、なかなか嫌らしい画になっています。
なので、ここでは奥の壁右側に見えているコンセントプレートと比較します。コンセントプレートの規格サイズは70mmです。
これも画面に――自分は一体ナニをしてるんだろうかと思いながら――定規を当てて測ってみたら、フローリングがおおよそ三倍ほどの幅になっていました。というわけで70×3=210、規格サイズ的には180mm~200mm程度といったところでしょうか。わりと幅広です。
別のカットを見てみましょう。

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上のほうでは、梨香さんの足サイズとフローリング幅がほぼ同じサイズになっています。下のほうは、足の裏がフローリングより明らかに小さいですね。
下のほうのカットでは、右側手前の棚と比較ができますし、テーブルとの比較もしやすいかと思います。テーブルをD600、棚をD300だと考えるとフローリング(200mm)との整合性は取れていると言えます。
また、奥に見える掃き出し窓(カーテンがかかっていますが)と比較してみると、よくある二枚引き違いの掃き出しは開口W1650mmというのが標準ですので、目地の本数を数えてみると200×8=1600で、これもまあ整合性が取れています。
そうするとやっぱり梨香さんの足がかなり小さく描かれている気がします。
次に、魔王城です。

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畳というのはとても分かりやすくて、910mm×1820mmで完全に規格が統一されています。(というか、日本のあらゆる建築物・家具・什器の設計の基準になっています。)
なので、畳と比較すればだいたいの物のサイズは分かりますし、整合性も確認できるわけです。
それで見ると、まず勇者さまが畳の幅のおよそ1/3程度の横幅(ケツ幅)で描かれていて、これは妥当な比率だと思われます。(お家に畳の部屋がある方は実際に測ってみましょう!)
また、キッチン前面が板の間になっていますが、ティッシュ箱の標準的な寸法(115mm~120mm)とほぼ同じ幅の板材が使用されていて、それが4枚で計460mm程度の幅であることが分かります。これは畳基準で455mmという一般的な板の間の寸法とほぼ合致します。(実際パッと見でも畳のおよそ半分で描かれていますよね。)
つまりこのカットはきわめて整合性の高い絵に仕上がっていると言えます。
また、話数が変わって第五話(上記は第四話)でも魔王城内部が描かれましたが、こちらも人体モジュールや窓のサイズなどと比較してかなり正確な寸法比で描かれていると思います。(いい加減論拠を述べるのがめんどくさくなってきました。)

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一方で、ビルから勇者さまが見下ろす街の風景が描かれたカットでは、小タイル四枚で一枚の大タイルになるタイプの歩道になっていますが、ここでは通行人の足がかなり小さく描かれています。

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マンホールの標準サイズは450mm~600mmぐらいだと思いますが、600mmだとしても小タイルがおよそ三枚分、つまり一枚が200mm、これと通行人の足が、真ん中のにーちゃん(27歳・童貞)とほぼ同じサイズ、左側のねーちゃん(24歳・非処女)に至っては半分ぐらいのサイズになっています。踏まれてもあんまり気持ちよくなさそうです。


と、このように、もはや最初にナニをしたかったのかすら忘れてしまいましたが、まあいろいろありますねということで。
とりあえず最近のアニメでいくつか確認しましたが、何か面白い建材が使われているアニメなどご存知でしたらご一報ください。『マジェスティックプリンス』は超技術・超素材すぎて何も分かりませんでしたが。
あと、『フォトカノ』第三話で前田容疑者が新見さんの足元にダイブした場面、廊下の床がピカピカに磨かれていてタイル目地も綺麗に出ていたと記憶していますが、視聴し終えた瞬間に録画を消してしまったので残念ながら再確認できませんし、二度と見ることもないでしょう。なので誰か代わりにお願いします。いやあほんとうに残念です。

以上。

参考
人体寸法平均(手長さ・手首囲・足長さ・足幅など)
身長別-男女のボディサイズ平均

2013年春期新作アニメレビュー 『デート・ア・ライブ』   2013.05.06


――精霊、十香。異世界より顕れ出る謎の少女。その無垢なる食欲に断固抗うか、愛を以って食べさせるのか、今、士道の財布が試される!

『デート・ア・ライブ』第三話アバンのナレーションです。
このエピソードでは、「デート」という名目の元で、現世に顕現したばかりの精霊の少女に、ひたすらに、ただひたすらに飯を食わせる士道の姿が描かれました。

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女子に飯を食わせることこそが男の本懐であり、食事という行為は男女の営みそのものであると。もちろんそこには、「完食」することが大事であるという教訓も含まれています。

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このとき十香は、飯を最後まで食らい尽くすことによって男に褒められるということを学びました。そしてそれは、何も間違っていません。なぜなら、われわれが求めているのは駄肉だからです。
だから、そうして辿り着いた先が「ドリームパーク」であったのも、ごく自然な流れであったと言えるでしょう。

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「食事」を性的な隠喩として読み解くのはありきたりで、まあそれはそれでよいのですが、それよりも、食事という行為の持つ本来の意味を考えましょう。というか、食事を何らかの隠喩として描かず、そのままの意義を問うているところがこの作品の面白さなわけです。
食事の本来の意味(意義)とは、もちろん駄肉を増すことにあります。
ドリーム的なパークで行われるであろう行為の前に精力剤を飲んだりウナギを食べたりすることを「精をつける」と言いますが

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多くの場合それは男子に求められるものであり、では女子に求められるのは何か、それすなわち「贅(肉)をつける」ことであります。

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第五話では、折紙の策略によって「精」をつけられる士道と、食事を与えられ「贅(肉)」をつけられた四糸乃との交流が描かれましたが、これは第三話での「デート=食事」を補強するためのエピソードでした。
すなわち、第三話、ドリームパークで行われる行為への事前準備と、その行為をするに相応しい相手を選別するための儀式、それが「デート」であり、その本質とは、「飯を食わせる」ことにあったわけです。
このアニメでは「食事こそがデートの真髄である」という描写によって、駄肉系ヒロインこそドリームな行為の相手として相応しいものであると主張しています。そしてそれは、正しい主張であると断言できます。なぜなら、われわれが求めているのは駄肉だからです。

第四話では、士道は十香と折紙にクッキーを食すことを強いられるわけですが

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十香においては、男女の営み=食事であるという教えに従った行為でありますが、本来それは女子にこそ必要な行為であり、男に駄肉は不要であると紳士的に訂正してあげなければなりません。また折紙においては、間違いなくそのクッキーの中には各種精力剤が混入されているものであると考えられますし、それはつまり、この後ドリームな行為をするつもりであったのだと推測できます。淫乱ですね。
加えてこの第四話では、大量の角砂糖を摂取する村雨先生の姿なんかも描かれましたが

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駄肉を構成するのに不可欠な「糖分」への意識の高さが感じられる描写でした。もちろん、糖分とは先のクッキーとも無関係ではありません。

ところで、糖分といえば、一日中ずっと砂糖の塊(レメディ)を舐め回しているあの方が思い浮かびますよね。

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琴里さまです。
本来ならば率先して飯を喰らいその無垢なる食欲を満たすべき存在であるかに思われるのですが、その琴里さまが「食事を提供する側」に回っているということに関しては、慎重に議論を重ねる必要があるかと思われます。
とにかく飯を食ってばかりいる女たちの中で、食事シーンがまったく描かれず砂糖玉(プチミレメディ)ばかり舐め回しているその姿には、絶対に何らかの意味が隠されているはずですので、注意深く見守っていかなければなりません。

なお、例に漏れずというか、このアニメでも「食ったら出す」の大原則は適用されていたので、追記だけしておきます。

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以上。


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