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PC遠隔操作事件:河川敷のスマホにまつわるこれだけの謎

 えー、今日も朝からすごい展開になっておりました、PC遠隔操作事件でした。

 あたくし、午前中に必死に用事を片づけて、もちろん記者会見に駆けつけたのですが、片山氏が行方不明のままの記者会見でした。
 警察発表によりますと、「16日の裁判よりも前に、都内の河川敷で不審な行動をとっているのが捜査員に目撃され、片山被告がいた場所にスマートフォンが埋められているのが見つかったという。さらに、このスマートフォンを解析したところ、真犯人を名乗るメールのアドレスの痕跡があったという。」

 さて、こう見ると、片山氏が真犯人であったことは疑いがないように見えます。
 が、果たしてそうでしょうか?
 実は、これ自体がツッコミどころ満載なのです。
 それについては、満員電車状態の司法記者クラブの中で、逐次、ツイートしていましたし、記者会見の後の佐藤弁護士のぶら下がりインタビューの中で突っ込み、佐藤弁護士の同意も得たのですが、メディアの記者は書かないと思うので、ここで書きます。

1.まず、この報道から、警察が、16日メールを「犯人もしくは片山氏が送ったもの」と認定したことが明らかです。つまり、第三者の愉快犯ではないと言うこと。つまり、第三者は知り得ない、公開されていない事実が書かれていたということです。

2.真犯人からとされた16日メールには、片山氏がレイバーネットに出演したときの様子が書かれている。したがって、16日メールが書かれたのは、5月14日午後9時以後。
 当然、河川敷に埋めたのは、14日深夜か15日しかあり得ない。

3.しかし、なぜ、河川敷に埋めたのか?
 というか、片山氏が15日に河川敷に「何かを埋めている」のが、警察の行動確認(尾行)で明らかになっていたなら、片山氏が立ち去った直後に警察がそれを掘り返す、というのが、普通の行動。なのに、なぜ、それをしなかったのか。
 片山氏がスマホを埋めたのなら、当然、手袋をし、シャベルなり棒なりを使っているはずで、たとえ、距離を置いていたとしても、今の時期に手袋をしたり、何かを埋めるという動作をしていたら相当目立つと思うのだが。

 つまり、片山氏が河川敷に行っていたとしても、そもそも「何かを埋めるところ」などは目撃されていないのではないか。

(これは、江ノ島の猫のケースでも、警察は、報道機関には「監視カメラに片山氏が猫に首輪をつけているところがはっきり映っていた」とリークしていたが、まったく事実ではなく、単に、猫に触っているところしか映っていなかった例と酷似)

 強いて言うとすれば、メールが送られて初めて、その前日に片山氏が河川敷に行っていたことから、そのあたりを掘り返し、超怪しい携帯を発見したことになるが、それなら、なぜ、マスコミにリークするより先に、普通に片山氏に事情聴取を行わないのか。

4.そもそも片山氏が、いつどこでスマホを入手できたのか。
 逮捕前に片山氏が持っていた携帯などはすべて押収されているし、内緒で持つことはできない。保釈後に入手したスマホは、弁護団も知っている一台のみ。日本では携帯購入には(プリペイドでも)身分証明が必要だし、片山氏ぐらいメンの割れている人が、河川敷まで尾行しているはずの警察にも気づかれない状態で、密かに携帯を闇で買うって可能だと思う?

5.何故、河川敷に埋める必要があるのか?
 そこまで苦労して手に入れた「足のつかない」携帯なのに、河川敷なんかに埋めて、雨でも降ったら終わりじゃないですか。普通、別のところに隠すだろ。

6.河川敷まで尾行してる警察が、何故、今日に限って尾行していないのか? ほんとはもう身柄拘束しているんじゃないの?

7.謎のUSBメモリの件。これは、雲取山に犯人が埋めていたとされ、警察が大捜索した時には発見されなかったのに、あとで、5月頃に突然、発見された謎のメモリ。
 これについては、同じく弁護団の木谷弁護士がはっきり「警察の捏造証拠説」をほのめかされているが、すでにこの事件では、そういう「不審な」ことが起こっている。
 
 私は、単刀直入に、佐藤弁護士に、「河川敷のスマホ」は「味噌樽のズボン」の可能性はありますか? と訊ねたら、佐藤弁護士は、力を込めて「警察は勝負に来たな、というのはそういう意味です」と。

8.さらに、報道では、「スマートフォンを解析したところ、真犯人を名乗るメールのアドレスの痕跡があった」って.....そのスマホで時間設定付きでメールを送ったのなら、「送信済みメール」がそのまま残っているだろう。そのスマホに片山氏のDNAでもついていれば、それならある意味、動かぬ証拠だが、そうは書いていないところが微妙だ。
 メールのアドレスの痕跡だけって、なんだそれは?
 片山氏は、闇で入手したスマホで、「時間設定付きでメールを送るだけではなく、そのメールを送付後に自動消去し、メールそのものの痕跡は残さなかった」スマホのプログラムを書いたということ?

(追記:夕方になって、スマホに片山氏のDNA型が発見されたとか、メールが残っていたという報道がされ始めたが、あくまで、これも「猫に首輪をつける姿が監視カメラにはっきり映っていた」と同種の「捜査機関のリーク情報」なので、公判で本当に証拠として、提出されるかどうかを知りたいところだ)

9.裁判は不利に進んでいたわけではなく、片山氏にはその必然性は全くない。
もちろん、一気に公判を解決するために、片山氏がやった、という可能性がまったくないわけではないが、仮にそうだったとしても、それは「真犯人メールを片山氏が書いた」というだけのことであって、一連の事件の犯人が片山氏である「動かぬ証拠」とは言えない。

10.とはいえ、片山氏は以前使っていたパソコンなどをすべて押収されている。そして、一年間勾留されている。つまり、もし、片山氏がメールを書いたなら、1年以上前に書いた複数の文章を一言一句正確に、すべて記憶していたことになる。どんだけ天才?

11.そして、まさにこのタイミングで、落合弁護士のもとに「片山氏」宛のゆうパックか届き、中にハードディスクが
 もし、片山氏が真犯人で懺悔するなら、落合さんじゃなくて佐藤弁護士だよね。

 ちなみに、このレターパックが届いた件は、ちょうど記者会見が終わって、記者が佐藤弁護士の回りでぶらさがりやっていたときに、生越氏が、スマホを見て告げたもの。記者は生越氏のスマホをガン見。
「落合弁護士に電話したらどうですか?」という私の言葉に、あわてて携帯出す佐藤弁護士、という、まるでドラマのような光景が。
 で、佐藤弁護士が「そのまま警察に渡さないで、落合さん開けて下さい! 助けると思って」
 そりゃあ、そのまま警察に渡したら、中身消されちゃうかもしれませんよねえ。

 さあ、で、このハードディスクの中身は何か。それを警察なり検察は開示するでしょうか?
 というところで、まだまだ終わりそうにないですね。

 それよりも、私は真面目に、片山氏の身辺の安全を心配しています。
 もしも、「河川敷のスマホ」が「味噌蔵のズボン」だったとしたら、そこまでやる警察のなりふりかまわなさと、そのことに、片山氏が愕然とする姿が目に浮かぶからです。

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警察の捏造証拠またもやか 煽り報道あいかわらずと

PC遠隔操作事件:河川敷のスマホにまつわるこれだけの謎  八木啓代ブログ >もしも、「河川敷のスマホ」が「味噌蔵のズボン」だったとしたら、そこまでやる警察のなりふりかまわなさと、そのことに、片山氏が愕然とする姿が目に浮かぶ これが八木啓代ブログの最後の部...

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反論

【1】スマホ発見は「捜査関係者によると」報道なので発表ではありません。また、スマホ発見+真犯人メールアドレス痕跡発見と片山被告が結びつけられることは「片山被告が真犯人を名乗るメールを送った」ことが示唆されるだけで、メール内に秘密の暴露があったかどうかは現時点で不明です。
【2】一部報道で河川敷を訪れたのは15日と出ています。
【3】捜査員がはっきりと「何かを埋めているのを目撃した」とはどこにも書いてありません。「河川敷を1人で訪れて何か不審な行動を取った」とだけです。読売夕刊によれば、16日のメール送信後、捜査員が心当たりの場所を捜索したところ、スマホが発見されたそうです。「そもそも「何かを埋めるところ」などは目撃されていないのではないか。」そのとおりです。
【4】きょうの会見で佐藤弁護士が「片山被告が保釈後に(我々に関知しない形で)スマホを入手することは何ら誓約がない。可能だった」と明言しています。通販での郵便局留め白ロム購入など、全く不可能ではないでしょう。
【5】公判時に自分がいる場所とは別の場所、特に河川敷のような防犯カメラが存在しない場所付近からタイマー送信されることが必要だったのでは。
【6】「警察は今日に限って尾行していない」とは誰も言っていません。警察しか知らない情報で、あなたの完全な憶測です。
【7】警察の捏造なのであれば、なぜ片山被告は会見に出て河川敷に行った経緯を堂々と弁明しないのでしょうか?
【8】読売夕刊に真犯人メール文面がそのまま残っていたと報道されています。
【9】裁判の「有利」は佐藤弁護士が勝手に言っているだけです。私はファイルスラック領域の痕跡やGUID一致など、有罪立証可能な状況証拠が揃っていると思います。
【10】オンラインストレージやフラッシュメモリに記憶させて隠しておくなどいくらでも方法はあります。

プリペイドSIMなら、その場で帰るものも出てますよ。しかも防水携帯なら雨降ろうが関係ないし。

http://ascii.jp/elem/000/000/884/884763/

こんな買い方もできます。

反論への反論

反論への反論ですが...

要するに、メディアが報道しているのは、現段階で、すべて「警察が個別にリークした」内容で、公式に記者会見したものではないわけです。ですから、信憑性は疑問です。そもそもからして、この事件、警察は「江ノ島の猫に首輪をつける決定的な証拠がある」とメディア関係者に言い触らしていましたが、実際にはそんな証拠が存在していなかったことが、公判で明らかになりました。

また、パソコンを監視され、警察に行動確認されている状態で、通販で白ロムを購入していたなら、それを警察が知らないというのも不思議です。そもそも片山氏は、録画するなら、取調べに応じると言っているのですから、そこで証拠を突きつけて動かぬ自白が取れるのに、何故、メディアにリークする必要があるのでしょうか?

反論

本当は実名で書きたいのですが、私自身ネットストーカーにあげつらわれることが多く、注目度が高い場であるので、匿名でたいへん失礼いたします。

「味噌蔵のズボン」のシナリオは現在の状況では荒唐無稽に聞こえます。
このシナリオを成功させるためには、警察が(身辺の安全を危惧されるとおり)片山被告の口を完全に封じるしか成立しないです。

こんな状況でそんな大胆な証拠捏造をしたならば、片山被告と弁護士が徹底的に抗戦するだろうし、こんな大胆な証拠捏造はバレるに決まっており、もしそんなことになればとんでもない不祥事になるでしょう。

翻って、「味噌蔵のズボン」が荒唐無稽で、片山被告も無事ならば、真実は単純です。
予定されていた記者会見で本件と詰められたら、彼にとって言い逃れができないリアルタイムの公開処刑となるから、逃げたのでしょう。彼が潔白で、警察の証拠捏造ならば、彼にとってこれほどタイミングのよい絶好の弁明と警察への糾弾の機会はないのです。でも逃げた。

あとはだいたい、2014-05-19 18:20 : 某 さんと同じです。

どちらが荒唐無稽

>>「味噌蔵のズボン」のシナリオは現在の状況では荒唐無稽に聞こえます。

これについては、警察や検察の実態を知らず、マスコミ情報やテレビの刑事ドラマを信じる人にはそうかもしれませんね....としか言いようがありません。

あんたは、最終的には「味噌樽のズボン」で片付けるつもりだろ!

荒唐無稽ですね

自分自身、刑事告訴したことがあり、その過程で警察の理不尽な行為について随分と苦悩してきたので、
>これについては、警察や検察の実態を知らず、マスコミ情報やテレビの刑事ドラマを信じる人にはそうかもしれませんね....としか言いようがありません。
というご指摘(というか乱暴な決めつけ)は謹んで否定させていただきます。

「警察なんてまったく信用できない」という知見を共有するとして、その前提の上で「荒唐無稽」であると申し上げています。

これはね、片山被告の言論が封じられない限り、警察にとって絶対に勝ち目がない荒唐無稽なやり方なんですよ。もし万が一、片山被告の身になにかあり言論が封じられるようなことがあれば、僕は自分の不明を恥じますが、もしそのとおりの事態になったら、この注目度が高い状況下では、警察は国民からの不信、追求から逃れられないでしょう。

そして、片山被告が無事で、単に「逃げただけ」ならば、まもなく何故逃げたのか?そして河川敷になんで行ったのか?DNA鑑定のこと、徹底的に詰められることになるでしょう。

で、PANDORAさんの仰る通り、事実無根、濡れ衣、警察による証拠捏造だとしますよね?片山被告にとっては、こんなに格好の反撃の機会はないわけです。これだけ大きくなった事件で、「警察の証拠捏造疑惑」法廷闘争みたいな大きいテーマがボンと世の中に提示される事態になって、警察が誤魔化しきれるわけがないでしょ?
実際に、佐藤弁護士や貴方のように、さっそくその「警察の証拠捏造疑惑」を広めようとする方々がおられるわけです。
「証拠捏造」なんて、「どうせわかりっこないだろう」というシチュエーションの下だから、やらかす連中がいるわけで、「どうせばれる」という現在の状況では、「荒唐無稽」なんですよ。

とにかく、片山被告が発見されて、どう言うのか?
もし、貴方の見立てが見当はずれならば、当ブログで、その旨しっかりご自身で総括してください。

No title

そもそも埋められた状態でメールを無事送信できるのかどうかの疑問があるのだが

No title

こんにちは初めまして
興味深い意見ですね。
八木さんのおっしゃる通りこのスマホ報道は矛盾点疑問点が多々あると思います。

仮に味噌蔵のズボンとした場合片山さんはどうしてるのでしょうか?
片山さんの視点で考えて根も葉もない報道だったとするとただちに弁護士のもとに駆け付けて会見にのぞむべきだと思います。
となれば片山さんを拉致監禁または殺害したと考えるのが普通ではないかと思いますが、そうなると超やばいことですよねえ。

また仮に報道が完全事実だったとすると、今回のメールで礼状をとり、こんな中途半端な形の報道ではなく緊急逮捕を行う方が警察がとる行動として自然だと思います。

佐藤弁護士がいっていたショックを受け隠れたという意見は正直弱い気がします。
八木さんは片山さんが今何をしているとお考えですか?

No title

片山容疑者と弁護団との連絡が取れない状況なのは何ででしょうね?
小野悦男のような例を考えると前科持ちの冤罪でも、実は犯人だったという例もあります。
特に前科者の再犯率は高く、再犯の場合も前科と同様の罪状である事が多いです。
また、状況証拠が揃いすぎで、容疑者が訪れた場所が重なりすぎるのも変な話です。

たいへん浅はかですね。かっこいいつもり?

Kさんに対する意見

突然失礼します。
私も今回の騒動が味噌蔵のズボンであるというのは荒唐無稽かなと思っています。
がしかし同時に不可解な騒動だと思います。

警察にとって絶対に勝ち目がない荒唐無稽なやり方とのことですが、片山氏が犯人だとして自作自演をすることも同じく荒唐無稽なことではないでしょうか?
すでに今までも監視されており、保釈前にたくさん冤罪に関する本をたくさん読んでいて、そんな人がそんな馬鹿なことはしないと思いますし、すると肯定するのであれば警察の馬鹿な誰かがやったと肯定するのもおかしくないのではないでしょうか?

さら今回の騒動は計画的です。スマホの購入方法やメールの作成、時限式のアプリの作成かDL、穴を掘る場所や方法などそこそこ綿密な計画が必要なのに、それを常識的に監視がいる片山氏がおこなうでしょうか?

また、「警察の証拠捏造疑惑」法廷闘争みたいな大きいテーマがボンと世の中に提示される事態になって、警察が誤魔化しきれるわけがないでしょ?
とありますが少なくとも猫の防犯カメラの件では行っているのではないでしょうか?

また本当に片山氏がスマホの購入やスマホを埋めるなどの行為を行ったとすればこんなリークのような形ではなく偽計で逮捕するのが警察として自然な行動ではないでしょうか?
スマホを埋める、さらにそれにメールが残っている、それを捜査員が目撃している。
常識的に撮影機材で撮影してますよねえ。
逮捕しない理由が正直わかりません。

もっともこのシナリオを成功させるためには、警察が(身辺の安全を危惧されるとおり)片山被告の口を完全に封じるしか成立しないです。
という意見には同意で、もし警察がねつ造したのであれば、殺害するしかないと思います。
しかし常識的にさすがにそこまではありえないだろうとは思います。

この件に関し陰謀論を唱えるのは荒唐無稽かもしれませんが、かなり疑問の残る報道や経緯に感じます。
Kさんはどのようにお考えでしょうか?

HDどこに隠しておいたの?

落合弁護士に送られたハードディスクですが・・・
行動を監視されている中でHD3枚も隠しておくのは不可能!
さらにこの状況下で郵便でHD3枚送りつけるのはもっと無理!
片山氏の他に真犯人がいて、最後の矢を放ってきたとの見解が妥当と思われますね。

No title

2014-05-19 18:20 の【4】は、
局留めを引き取るには写真付きIDの提示が必須ですよ
現状、偽造IDとか作るの無理でしょ

1年勾留されてた人間が監視下の元、シロウトが飛ばしを入手できるはずがない。
契約したなら書類が残るしショップの防犯ビデオにも映る、自販機SIMでも同じ。キャリアが犯罪に手を染めるはずない
通販ならそれも履歴が残る
私書箱はID必須

オンラインストレージ使用ならケータイキャリア側のログで全部わかること

新規入手したスマホにどうやったらDNA鑑定に回せるほどの証拠が残るのか謎
髪の毛1本程度じゃDNAに鑑定できない

それでも余裕で可能ですよっていうんなら悪魔の証明、不思議な力で行ったとかそういうはなしになりそう

GUIDは偽装可能、意味なし

それからスマホがkさつの手に落ちてたら味噌樽まっしぐら
みんな信用してるっぽいけど今までの不祥事全部みてもそうおもうの?

No title

BLOGOSは右傾ばっかりだったの避けていたのですが、貴ブログは見過ごしてました今回の記事はホント完全同意です。

警察とマスコミのミスリード。非常に悪質だと思います。

年配の方たちはミスリードを事実と思うでしょう。

美味しんぼ関連の団体予約キャンセルの風評被害のミスリードも悪質です。

日本の将来は真っ暗としかいいようがありません。

No title

河川敷から見つかったスマートフォンから、被告のDNAが検出されたんですって。
アウトですね。

No title

片山氏が姿を消した理由ですが、真犯人説を仰る方には杜撰な犯行が露呈したとから逃げたのだろう見えると思います。
一方、片山氏が真犯人ではないとしたら、こういう見方もできます。
仮にどなたかの捏造により今回のリークがあったとしたら、片山氏の視点からすれば、これまで無実なのに自由を奪われ、やっと保釈されたのに、また見えない何かに陥れられたと。この絶望感は理屈だけで対処できる事態ではありません。正しいのなら堂々と釈明しろとのコメントもありましたが、想像を絶する心神耗弱状態になることは想像に難しくありません。正しい事を言っても信じてもらえないという経験をもうしたくないと思ってもおかしくなりません。つまり自殺の可能性です。

現時点の情報で白黒はつけられませんが、可能性としておかしい点が多い事は午前中の一報から私も感じていました。
しかし、今、重要なのは彼の生命を守る事だと思います。それが出来るのは警察じゃないでしょうか?

No title

警察が既に確保
 ↓
彼が犯人で間違いないような情報をリーク
 ↓
保釈取り消し
 ↓
絶望的な状況を見せつけ、自供を引き出す
 ↓
ついに自供
 ↓
大本営発表

こんなシナリオを想像しちゃいますね

No title

日本一の弁護士が完璧に騙されるほど片山氏は心に闇が巣食う人物とはとても思えません。
これだけの長期に渡り微塵もスキを見せないことが可能でしょうか?
詭弁ではなく佐藤弁護士は心底片山氏を信じていると見えます。
そえにひきかえ、警察・検察の不祥事はきりがありません。
近年では「高知白バイ事件」などは、これが日本の警察の実態かと思うと悲しくなります。
私は無実を信じます。

No title

「味噌蔵のズボン」まではやっても、「口封じ」まで、やるハズはない。
私もそう、思いたいです。
ただ、以前の岩上さんのインタビューが気になってしまうんです。
会員限定部分だけど、「公共性に鑑み」(笑)引用しておきます。

インタビューで岩上は、このFBIをも巻き込んだ騒動の背景を分析した。この事件の前、2012年8月15日に発表された、「第3次アーミテージレポート」という提言書には、「サイバーセキュリティの強化」が盛り込まれている。明けて2013年の日米首脳会談で、日米間のテロ対策強化が確認され、同月2月28日には東京で、「日米テロ対策協議」が開かれ、米国主導のサイバーテロ対策に日本の捜査機関が追従する、という体制が強化された。

 そんな矢先に、「ハイジャック防止法」にも引っかかるようなこの事件が起こった。米国FBIからも情報提供があったことで、日本側としては犯人を挙げないと、外交安全保障上のメンツがたたない。いわば本来、日米のサイバー捜査協力の深化において、「お手柄」になるはずのケースだった。

 岩上の分析に対し片山氏は、「様々な国の大きな動きの流れのなかで、私というただのIT土方だった一個人が重要なキーパーソンとなっている、というのが実感が湧かない。ただ、ここまで検察が意地になっていることの合点はいきます」と語った。

てやつ。

荒唐無稽ねぇ

味噌樽スマホの線も、本人自爆の線も、それから共犯、複数犯(片山氏含むor含まない)の可能性だってあるだろう。
大体荒唐無稽だからこそ意味があるんじゃないのかね、味噌樽スマホの場合は。
今までの輝かしい実績(笑)があって、公判中の事件で「容疑者を特定しないまま家宅捜索」、メディアにはバンバンリークで垂れ流しって、ここまですべてをすっ飛ばして無茶苦茶やってる組織側だけによくもそこまで依拠できるもんだと感心するね。ここまで異常な必死さを見りゃ味噌樽を叫びたくもなるわw

No title

捜査員が目撃したのなら何故、片山被告の立会いの下で掘り起こさなかったのか?尾行していたのなら片山被告が立ち去るのをただ見届けたのか?その上行方不明なんて・・これが日本の優秀な警察の姿なのか?笑うしかないわ。

No title

少なくともこの捜査の、「犯人が誰か以前の」問題外のやり口をすっ飛ばして体制側に依拠する人間の「荒唐無稽」なんて、どんな感覚なのか疑わしいね。内務省脳・公安脳の何たるかを知らないでお行儀よく賢しらに振る舞いたいだけだろう。犯人が誰であれ、ここで味噌樽を叫ぶ人間が1人もいないなら、その方が異常だよ。公判中の事件でここまでやって情報垂れ流し放題って公務員法の何かに触れないんですかね。

片山君の身体心配

今、日本でもっとも監視されてる彼が河川敷で不振な行動を捜査官に見られていてスマホが発見された?
犯人は幼稚園児じゃないんだからさぁ。幼稚過ぎだろ。あり得ん。

その癖、今は行方不明??だとしたら警察はどんだけ無能なの?

嘘臭さ満点!

警察と検察は前科いっぱいの冤罪捏造組織だからね。

No title

携帯付着物、片山被告のDNA一致=「真犯人」メール送信歴―PC遠隔操作・警視庁
時事通信 5月19日(月)22時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140519-00000177-jij-soci

この報道では、15日午後4~6時、荒川の河川敷で2時間かけて何かを埋めているとのこと。
2時間かけるってあり得るのだろうか。

こうさんへ

猫の防犯カメラの件をはじめ、警察の捜査上のブラフ、リークがまったく信用できないのはその通りです。
この事件がそもそも警察の誤認逮捕から始まり、自白強要、冤罪の要素が強いのは今更言うまでもありません。

しかしそれと、こういう世間の注目下において、保釈中の被告人殺害をもって成立する大胆な(あからさまな)証拠捏造とはまったく次元の異なる話です。

警察の証拠捏造は、ドサクサの中で、これやってもまずバレないだろう、世論も警察検察の味方で不自然に思われないという奢りや確信があるから、これまで成されてきたわけで、今回のような強力な弁護士がついて、すぐさま当事者が弁護士同伴で記者会見を開き反論されるような状況下で、いったい警察の誰が「よし!いける、やってやろう」と合意するのでしょうか?
「もしやるなら、被告人の口封じもセットでやらないとな」という密談があると?まあこれは「陰謀論」の部類にカテゴライズするしかないです。

単に「警察とは信用出来ないもので前例が山ほどある」という一般論で、どんなことでも陰謀論を安々と立論したり同調するのは間違っていると思いますが。

看過できない警察の不祥事、冤罪がある以上、それを追求する理性は我々に求められるのですが、それと同時に、延々と荒唐無稽な陰謀論に与する論調を批判的に観察する理性も我々に求められるのですよ。

No title

 捜査関係者によると、「真犯人」を名乗るメールが報道機関に届いた前日の15日午後4~6時ごろ、東京・荒川の河川敷で片山被告が2時間かけて何かを埋めているのを、警戒していた警視庁の捜査員が確認した。
 翌16日午後3時ごろに掘り返して調べたところ、透明の袋に入った携帯電話が見つかった。「真犯人」を名乗るメールと同じ文言を送信した痕跡があり、携帯電話の付着物と片山被告のDNA型が一致した。
 警視庁は同事件で無罪を主張する片山被告が自作自演で「真犯人」の存在を示そうとしたとみて、携帯電話の解析を進めている。 

以上

終了

No title

速報!
片山氏が弁護士事務所に現れました!
まずは一安心!

捜査員に目撃されたってのはハッキリこれでは書いてあるのだけど、どうなんでしょうね?
早く公式に目撃したのかしなかったのか発表あるといいですね。
それと失踪してるとのことですが無事だといいですね。
http://www.news24.jp/articles/2014/05/19/07251386.html

バカはよく読め

「死のうとしたが死に切れなかった」「いち早く裁判を終わらせたかった」「サイコパスは自分」「お母さんを安心させることが今回の動機」

【PC遠隔操作事件 片山被告「私が真犯人」】 弁護側 記者会見 録画放送
まとめ

佐藤弁護士による記者会見の中から重要そうな発言をピックアップ

自分が真犯人と認めた片山被告。「死のうとしたが死に切れなかった」
真犯人メールを送った理由は「1日も早く平穏な生活を」と片山さんの母の言葉を受け、「いち早く裁判を終わらせたかったから」
今回のメールを前のアカウントで送ろうとしたができなかったので、新しいアカウントをつくった
「おにごろしじゅうぞう2」のパスワードは犯人しか知らない。
スマホが見つかるとは思っていなかった。埋めたスマホでログインしていた。埋める直前にアクセスした
※このアクセスが前回の真犯人との繋がりのある決定的な証拠になり、言い逃れができないと思い、自供をするに至った。
以前『真犯人はサイコパスだ』と片山さんは言っていたが、今回彼は『自分がそうなんです』と言っていた
※サイコパスとは? サイコパスとは何か? wikipedia:サイコパス
真相は、別にパソコンを持っていた。スマホを持っていた。
私以外の弁護士(佐藤弁護士以外)にonigoroshijuzoからのメール送信をしてくれないか、と持ちかけたが断られたので、自分でやった。
タイマー送信のトリックは、本来は判決が出た時にやろうと考えていた。母親の事を考えて前倒しにした。
お母さんを安心させることが今回の動機で、河川敷に埋めるところを見られているとは思わなかった
スマホの入手先。プリペイド式のSIM。足がつかない方法を考えて入手した。送信は予約ソフトを使って送信した。ソフト名は不明。秋葉で入手した。
もう一台のパソコンはどこかに隠しているが、パスワードを忘れてしまって開けない
落合さんのところに届いたハードディスクは、『自分とは関係ない』と言ってる
※関連リンク:HDDの件、送り主が光臨→追跡番号で自己証明。『中身は単なるTV録画』
アイシスを作るぐらいの能力はあった。Windowsで動くということでC#にした。自宅&会社で開発。自宅PCは再インストールで証拠隠滅。
河川敷には2、3度下見をして、安全な場所だと思っていた
高尾山の近くの駅(山田駅?)に行っていた。そこで首を吊ろうと。保釈後に高尾山には登っていた
その前にはどこか(亀戸?)の公園にいて、そこまでは自転車で移動していた。
そこから高尾山に向かった。今朝、新宿のホテルで彼に会った

プリペイド式の携帯
購入時期は不明。秋葉で購入。
なぜ埋めたか?
発信の基地局を別の場所にしないといけなかったから。回収は考えていなかった。
今回のメールを考えた時期は?
1ヶ月かけて考えた。保釈する前から考えていた。
ひみつのパソコンの入手先
文章はひみつのパソコンでつくった。SDカードでコピーをとって、スマホに記録。自宅以外の場所に隠していた。当分使うつもりがなかったので、パスワードを忘れて開けない。
保釈金1000万円は?
証拠隠滅を図ったのでおそらく没収になる。彼は悔いていた。
逃走時の所持金は?
病院にいくつもりだったのでお金をもっていた。その後、ATMでおろした。
タイマーメールを持ちかけた件
片山氏に「去年(2013年)の8月頃にとある弁護士にタイマーメールを送ってほしい、と持ちかけた」と打ち明けられた。
佐藤弁護士はその弁護士を直接は知らない弁護士。第三者を経由した(?)弁護士間ではその情報は共有されていなかった。
佐藤弁護士に持ちかけられたことはない
雲取山の画像は映像を編集して画像化した。playsportを使った。
江ノ島の監視カメラに移った前後の複数人の人の真相は?
「たまたま」映っただけだった。と打ち明けられた。

バカはよく読め?

バカはよく読め、ってのはこのブログ主による投稿ですね?
この投稿のみが、すぐさま反映された直後に、それ以前の、私の直近のコメントも含め非承認のままだったコメント群がざっくり削除されたのを確認しました。

言論者としての品位が疑われますね。

まあこれもお読みになったら消してください。私の近しい範囲で八木 啓代っていう人物はこういう人だったと伝えるのみです。
残念ですね。

No title


この人の妄想の方が凄すぎ

No title

>Kさん

えー、私が書いたのではないコメントを、「高い確率で八木が書いた」と断定されても、悪いけど、やはり妄想であるとしか申し上げようがありません。IPアドレスを開示してもいいですが、それでは、コメント主さんのプライバシーに反しますし。

ちなみに、人種差別的だったり卑猥なコメント、公序良俗に反するコメントのほか、内容と関係のないコメントや、目的が自分の(関係のない)サイトなどに誘導する目的であろうと思われるもの、また、明らかに内容を読んでいないふざけた1行コメント系は削除しています。

それと、私が検察憎しで行動していると本気で思っているなら、K氏は相当に読解力が低いか頭が悪いのだと思います。私は一貫して、検察に「フェアプレイをやれ」を言っているだけで、それが法治国家だからです。そして、そういう考え方だからこそ、時には私が、司法記者や検察関係者に情報を提供することもあるし、逆にそちらからも協力してくださる方がいるわけです。

今回の片山氏の件では、司法記者にも「報道に問題がある」、検察関係者にも「検察の手法に問題がある」と考えている人がいました。そのことについてはまったく同感ですし、今回は、片山氏が犯人だったからと言って、検察が汚い手を使って良いということにはなりません。

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No title

え!?PANDORAさんは八木さんの別人格でしょ?

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PANDORA

Author:PANDORA
ラテンアメリカと日本を拠点に活動する音楽家・作家 八木啓代のBlog
公式サイト http://nobuyoyagi.com

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★既刊情報
3.11を心に刻んで (岩波ブックレット)
人は、どのような局面において言葉をつむぐか。30人の執筆者が震災を語ったエッセイ集。澤地久枝、斎藤 環、池澤夏樹、渡辺えり、やなせたかしらと並んで八木も寄稿。
刑事司法への問い (シリーズ 刑事司法を考える 第0巻) (岩波書店)
日本の刑事司法の何が問題か、どのような改革が求められているか。刑事法研究者、実務法曹の他、八木も執筆しております。
禁じられた歌ービクトル・ハラはなぜ死んだか(Kindle版)
長らく絶版状態だった書籍をリクエストにより電子書籍で再版いたしました。八木啓代の原点です。
検察崩壊 失われた正義(毎日新聞社)
5刷。この一冊で特捜検察の現実がわかります。
ラテンに学ぶ幸せな生き方(講談社)
なぜラテン人は自殺しないの?に応えて3刷!好評発売中!
キューバ音楽(青土社)
ラテン音楽ファン必読!キューバ音楽のすべてが理論も歴史もわかります。浜田滋郎氏激賞
貧乏だけど贅沢(文春文庫)
沢木耕太郎氏との対談収録

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