やはり、検察審査会に大義がないことが明らかになりました
やはり、検察審査会に大義がないことが明らかになりました。
昨日、前田元検事に対して、私が代表をしている会が特別公務員職権乱用罪で告発し、さらにその不起訴を受けて、検察審査会に対して出していた申立に対して、不起訴相当通知が出ました。
で、午後3時頃に、うちに突然電話がまいりまして通知内容を伝えられたのですが、その理由書をどうするかと。
郵送なら数日かかるので、またもや当事者より先に、記者クラブの皆さんの方がご存じということになるわけですね。
で、どうせ記者クラブメディアは徹底的に「なかったことにする」か、それとも「可能な限り小さな扱い」で済ませるのはわかっていましたけれど、それでも、何日も経ってから事情を知るのも癪ですので、すみやかに霞ヶ関に行ってまいりました。
もっとも、前回の不起訴がクリスマスイブで年末年始休暇直前だったということを考えると、小沢問題とホリエモンの話題+GW直前というこの日の回答は想定不可能とはまでは言えないですね。ただ、まさか検審がそこまで腐っているとは思わなかっただけのことです。
で、地下鉄内で理由書を読みまして、さすがのあたくしも啞然といたしました。
なんと、裁判で信用性を否定され不採用とされている上村被告の供述調書を、「誘導的な取り調べで作成したという報告を受けていた」という証拠はないから、前田は上村被告の調書を信用して村木さんを逮捕したにすぎず、ゆえに証拠がないのに勾留したとしても職権濫用ではない、という驚くべき内容。
つまり、あれほど問題になっていた「検察ストーリー」はまったく存在しないと主張している。しかもFDの日付を変更したのが、村木さん逮捕のあとだから犯意がないという、ものすごい理屈。
要するに12月24日に出された最高検の検証報告書とほとんど同じ作文を、さらに前田に甘くしたような内容なのです。こんな文章を素人の審査会員が皆で相談して結論づけたというのは、あまりに見え見え。
もし審査会が存在していたとしたら、補助弁護士が極端に恣意的な誘導をしたとしか思えず、かつ、私たちが出した申立書や追加意見書をちゃんと見せたのかどうかにも、大きな疑問があります。なぜなら、申立書の回答にはまったくなっていないからです。というか、申立書完全無視。
検察のなりふり構わなさをあらわしているようです。
そんなにまでして、怖かったのかい。特別公務員職権濫用罪が適用になって、最高検から特捜にいたる冤罪製造メカニズムの膿が明るみに出るのが。
そして、これでまぎれもなく明るみに出たことがあります。
すでに小沢問題での平均年齢問題やくじ引き問題、補助弁護士の強引な誘導などで、疑惑の渦中にある検察審査会は、その存在の正当性を示すことができる最後のチャンスを失ったということです。
.......ということで、第三幕をしばらくお待ちください。
昨日、前田元検事に対して、私が代表をしている会が特別公務員職権乱用罪で告発し、さらにその不起訴を受けて、検察審査会に対して出していた申立に対して、不起訴相当通知が出ました。
で、午後3時頃に、うちに突然電話がまいりまして通知内容を伝えられたのですが、その理由書をどうするかと。
郵送なら数日かかるので、またもや当事者より先に、記者クラブの皆さんの方がご存じということになるわけですね。
で、どうせ記者クラブメディアは徹底的に「なかったことにする」か、それとも「可能な限り小さな扱い」で済ませるのはわかっていましたけれど、それでも、何日も経ってから事情を知るのも癪ですので、すみやかに霞ヶ関に行ってまいりました。
もっとも、前回の不起訴がクリスマスイブで年末年始休暇直前だったということを考えると、小沢問題とホリエモンの話題+GW直前というこの日の回答は想定不可能とはまでは言えないですね。ただ、まさか検審がそこまで腐っているとは思わなかっただけのことです。
で、地下鉄内で理由書を読みまして、さすがのあたくしも啞然といたしました。
なんと、裁判で信用性を否定され不採用とされている上村被告の供述調書を、「誘導的な取り調べで作成したという報告を受けていた」という証拠はないから、前田は上村被告の調書を信用して村木さんを逮捕したにすぎず、ゆえに証拠がないのに勾留したとしても職権濫用ではない、という驚くべき内容。
つまり、あれほど問題になっていた「検察ストーリー」はまったく存在しないと主張している。しかもFDの日付を変更したのが、村木さん逮捕のあとだから犯意がないという、ものすごい理屈。
要するに12月24日に出された最高検の検証報告書とほとんど同じ作文を、さらに前田に甘くしたような内容なのです。こんな文章を素人の審査会員が皆で相談して結論づけたというのは、あまりに見え見え。
もし審査会が存在していたとしたら、補助弁護士が極端に恣意的な誘導をしたとしか思えず、かつ、私たちが出した申立書や追加意見書をちゃんと見せたのかどうかにも、大きな疑問があります。なぜなら、申立書の回答にはまったくなっていないからです。というか、申立書完全無視。
検察のなりふり構わなさをあらわしているようです。
そんなにまでして、怖かったのかい。特別公務員職権濫用罪が適用になって、最高検から特捜にいたる冤罪製造メカニズムの膿が明るみに出るのが。
そして、これでまぎれもなく明るみに出たことがあります。
すでに小沢問題での平均年齢問題やくじ引き問題、補助弁護士の強引な誘導などで、疑惑の渦中にある検察審査会は、その存在の正当性を示すことができる最後のチャンスを失ったということです。
.......ということで、第三幕をしばらくお待ちください。
テーマ : 政治・経済・時事問題
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