チェコの高原より
で、フェスティバルが始まります。
このフェスティバルは、チェコ共和国では唯一のワールドミュージックのフェス。
会場はお城の中庭。
1000人(回廊での立ち見をいれると、たぶんもっと)は入るでしょうか。
椅子はプラスチックですが、ステージはきちんと本格的にしつらえてあり、周囲が城の石の壁面で囲まれているので、音響効果は抜群です。
で、初日からものすごいものを聴いてしまいました。
オープニングは、チェコの女性3人のコーラスグループ+楽団(バイオリン、チェロ、コントラバス、パーカッション)。
これがいきなりいいんですわ。
いわゆるブルガリアン・ボイス系地声合唱なんですが、ハーモニーの作り方もリズム感も若干違います。
去年のポルトガルのフェスティバルで聴いた女性コーラスでも、秋のイギリスでの音楽博で聴いたイタリアのコーラスも地声系でしたから、ヨーロッパの声楽としてすぐ浮かぶベルカント、つまりオペラ的な唱法はむしろ特殊というか、教会や劇場のために発達した唱法であって、伝統的な民謡の歌い方は、やはり、ヨーロッパどこでも地声唱法だったのだなと思います。
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http:// www.nob uyoyagi .com/JAP ANESE/D OC/mono .htm#ju lio_24
このフェスティバルは、チェコ共和国では唯一のワールドミュージックのフェス。
会場はお城の中庭。
1000人(回廊での立ち見をいれると、たぶんもっと)は入るでしょうか。
椅子はプラスチックですが、ステージはきちんと本格的にしつらえてあり、周囲が城の石の壁面で囲まれているので、音響効果は抜群です。
で、初日からものすごいものを聴いてしまいました。
オープニングは、チェコの女性3人のコーラスグループ+楽団(バイオリン、チェロ、コントラバス、パーカッション)。
これがいきなりいいんですわ。
いわゆるブルガリアン・ボイス系地声合唱なんですが、ハーモニーの作り方もリズム感も若干違います。
去年のポルトガルのフェスティバルで聴いた女性コーラスでも、秋のイギリスでの音楽博で聴いたイタリアのコーラスも地声系でしたから、ヨーロッパの声楽としてすぐ浮かぶベルカント、つまりオペラ的な唱法はむしろ特殊というか、教会や劇場のために発達した唱法であって、伝統的な民謡の歌い方は、やはり、ヨーロッパどこでも地声唱法だったのだなと思います。
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