BLOOD-C 第12話「わすれじの」
BLOOD-Cの最終話を見ました。
第12話 わすれじの
「いいんですか?この状態で現れて」
「うん、まぁここまでになっちゃうと、ね…。小夜」
「文人、さん…」
「ハハッ、戻っちゃったかな…。コーヒー飲んでも間に合わないね」
責任者である文人が現れたことでののとねねは必死に言い訳をし、慎一郎はここまでの出演料は払ってもらうと言い出す。
小夜が全ての記憶を取り戻してしまい、ののとねねは我先にと茶番から抜け出すことを文人に提案する。
「そうだね、演じられない役者には舞台を降りてもらおう」
先程まで大人しくなっていた古きものが慎一郎を襲い、ののとねねも容赦なく食いちぎられてしまう。
「あなたは裏切るだろうと思ってたんだ。だから術札は最初から偽物。お疲れ様」
香奈子は古きものに襲われるが、小夜が立ち上がて古きものに立ち向かう。
しかし、助けてくれた小夜に怯え、本堂に逃げた香奈子は唯芳に抱きしめられ安心するも、ものすごい力で首に噛み千切られてしまう。
「今朝口にした小夜の血が多すぎちゃったかな…。戻っちゃったみたいだね、唯芳は」
「分かっていて与えたのだろう?」
「君も戻っちゃったか、小夜」
唯芳は人と古きものの交わった結果生まれた存在で、嘘の記憶で父親だと信じていただけでなく、暗示を与えれば小夜の血は古きものを使役できるようになるのだった。
そして、唯芳と戦うことになる小夜だったが、文人の一言で唯芳は古きもの本来の姿へと戻ってしまう。
追い詰められる小夜は唯芳の記憶を一瞬取り戻すことに成功するも、文人によって再び唯芳は攻撃を再開してし、小夜は条件反射のように攻撃を避けて斬りつけてしまうのだった。
倒れた唯芳は人の姿に戻り、文人はその場から背を向けて行ってしまう。
「光の先を捜し当てたか。初めて、会えた…己に近いもの。嬉しかった、共にいられて…。それは偽りで、はない。だからこそ、苦しかった…」
「父様…」
唯芳は小夜の腕の中で息を引き取り、怒りの小夜は文人に向かって走り出す。
文人は何か術が書かれた小さな手鏡を壊し、島に仕掛けられた最終兵器を出現させるも、小夜は現れた古きものを一刀両断する。
しかし、その古きものは分裂し、次々と町へと散って行き、小夜には潜んでいた軍まで出動する。
狙われた小夜を庇い、小夜の目の前で逸樹は銃で乱射されてしまう。
古きものの親玉を見つけ、小夜が斬り倒すも、町の住人は既にいなくなっていた。
ヘリで町を離れようとする文人と優花を小夜が追いかけるも、銃で撃たれてしまう。
「まだ教えてなかったね。君のお気に入りのギモーヴ、餌の血で作ってあったから美味しかっただろう。あれはね、人間の内臓の感触に似てるんだって。いつか君が人間を殺せるようになったら、本物が味わえるよ。またね、小夜」
打ち上げられた岸で小夜は失った左目に布を巻きつけ立ち上がるのだった。
http://blog.livedoor.jp/soul_mu/archives/65616592.html
http://outerloop.seesaa.net/article/228348431.html
http://anime140.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
第12話 わすれじの
「いいんですか?この状態で現れて」
「うん、まぁここまでになっちゃうと、ね…。小夜」
「文人、さん…」
「ハハッ、戻っちゃったかな…。コーヒー飲んでも間に合わないね」
責任者である文人が現れたことでののとねねは必死に言い訳をし、慎一郎はここまでの出演料は払ってもらうと言い出す。
小夜が全ての記憶を取り戻してしまい、ののとねねは我先にと茶番から抜け出すことを文人に提案する。
「そうだね、演じられない役者には舞台を降りてもらおう」
先程まで大人しくなっていた古きものが慎一郎を襲い、ののとねねも容赦なく食いちぎられてしまう。
「あなたは裏切るだろうと思ってたんだ。だから術札は最初から偽物。お疲れ様」
香奈子は古きものに襲われるが、小夜が立ち上がて古きものに立ち向かう。
しかし、助けてくれた小夜に怯え、本堂に逃げた香奈子は唯芳に抱きしめられ安心するも、ものすごい力で首に噛み千切られてしまう。
「今朝口にした小夜の血が多すぎちゃったかな…。戻っちゃったみたいだね、唯芳は」
「分かっていて与えたのだろう?」
「君も戻っちゃったか、小夜」
唯芳は人と古きものの交わった結果生まれた存在で、嘘の記憶で父親だと信じていただけでなく、暗示を与えれば小夜の血は古きものを使役できるようになるのだった。
そして、唯芳と戦うことになる小夜だったが、文人の一言で唯芳は古きもの本来の姿へと戻ってしまう。
追い詰められる小夜は唯芳の記憶を一瞬取り戻すことに成功するも、文人によって再び唯芳は攻撃を再開してし、小夜は条件反射のように攻撃を避けて斬りつけてしまうのだった。
倒れた唯芳は人の姿に戻り、文人はその場から背を向けて行ってしまう。
「光の先を捜し当てたか。初めて、会えた…己に近いもの。嬉しかった、共にいられて…。それは偽りで、はない。だからこそ、苦しかった…」
「父様…」
唯芳は小夜の腕の中で息を引き取り、怒りの小夜は文人に向かって走り出す。
文人は何か術が書かれた小さな手鏡を壊し、島に仕掛けられた最終兵器を出現させるも、小夜は現れた古きものを一刀両断する。
しかし、その古きものは分裂し、次々と町へと散って行き、小夜には潜んでいた軍まで出動する。
狙われた小夜を庇い、小夜の目の前で逸樹は銃で乱射されてしまう。
古きものの親玉を見つけ、小夜が斬り倒すも、町の住人は既にいなくなっていた。
ヘリで町を離れようとする文人と優花を小夜が追いかけるも、銃で撃たれてしまう。
「まだ教えてなかったね。君のお気に入りのギモーヴ、餌の血で作ってあったから美味しかっただろう。あれはね、人間の内臓の感触に似てるんだって。いつか君が人間を殺せるようになったら、本物が味わえるよ。またね、小夜」
打ち上げられた岸で小夜は失った左目に布を巻きつけ立ち上がるのだった。
【送料無料】Bungee Price Blu-ray アニメBLOOD-C 1 【完全生産限定版】 【BLU-RAY DISC】 |
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BLOOD-C 第11話「たれをかも」
BLOOD-Cの第11話を見ました。
第11話 たれをかも
夏から茶番に付き合ってきたんだから同じことを繰り返すのは辞めましょうと香奈子は小夜の身体に触れる。
「小学校の時の制服は?中学は?いいえ、あなたには一年の時のクラスメイトさえも思い出せない。だって、そんなものは存在しないから」
何も思い出せない小夜は震えながら、自分に言い聞かせるように名を名乗る。
「あたしらはどっちでもいいんだけど…」
「もうね、そろそろ元の生活に戻りたいなって…君もそう思うでしょ?」
「チッ、俺は早く決着着けて金が欲しいんだよ。お前らもだろ?」
「就職に有利だからで~す」
「ほら、将来不安だし」
「こんな計画にホイホイ乗ってメインキャストやってる奴らが就職の心配か」
ののとねね、慎一郎、優花、香奈子、逸樹の6人はこの大掛かりな芝居のメインキャストらしく、その他はエキストラだという。
メインキャストは殺されないように古きもの対策として、鈴のようなものが用意され、殺されたふりをしていただけだが、古きものは実在する存在であるために何も聞かされていなかったエキストラの町の住人は本当に殺されていた。
「もうコイツらに関わりたくねえよ、こんな化け物に!!」
覚醒しない小夜に痺れをきらした慎一郎は血液を取り出し、香奈子は小夜の顎を捕らえ、その口に慎一郎は無理やり古きものの血を飲ましてしまうのだった。
今まで古きものを倒した後、血を飲んでいたことを小夜が覚えていないのはずっと小夜を支配し、毎回記憶を封じた者がいたからだった。
記憶を封じ、「更衣小夜」を演じさせたこのプロジェクトの責任者がこのゲームをそうするように仕掛けたのだ。
血の量が少ないのか、まだ本格的に覚醒しない小夜に香奈子は残った古きものの血を一気に小夜に飲ませてしまう。
そこに突然古きものが現れ、放心状態の小夜を引きずっていく香奈子のもとに優花と逸樹が現れる。
「大丈夫かい?」
「何か主役に変化があったら必ず知らせるようにと言われてるのに、最近報告もせずにコソコソ集まって何をしてるのかと思ってはいましたが…」
香奈子は小夜がずっとこのループ状態ならいつまでたっても自分たちが開放される時は来ずに学会に発表できないと支配者を苦々しく吐き捨てる。
「僕を、どうするっていうのかな?」
次回、「ひとをもし」
http://blog.livedoor.jp/soul_mu/archives/65614640.html
http://blog.livedoor.jp/voler/archives/52880082.html
第11話 たれをかも
夏から茶番に付き合ってきたんだから同じことを繰り返すのは辞めましょうと香奈子は小夜の身体に触れる。
「小学校の時の制服は?中学は?いいえ、あなたには一年の時のクラスメイトさえも思い出せない。だって、そんなものは存在しないから」
何も思い出せない小夜は震えながら、自分に言い聞かせるように名を名乗る。
「あたしらはどっちでもいいんだけど…」
「もうね、そろそろ元の生活に戻りたいなって…君もそう思うでしょ?」
「チッ、俺は早く決着着けて金が欲しいんだよ。お前らもだろ?」
「就職に有利だからで~す」
「ほら、将来不安だし」
「こんな計画にホイホイ乗ってメインキャストやってる奴らが就職の心配か」
ののとねね、慎一郎、優花、香奈子、逸樹の6人はこの大掛かりな芝居のメインキャストらしく、その他はエキストラだという。
メインキャストは殺されないように古きもの対策として、鈴のようなものが用意され、殺されたふりをしていただけだが、古きものは実在する存在であるために何も聞かされていなかったエキストラの町の住人は本当に殺されていた。
「もうコイツらに関わりたくねえよ、こんな化け物に!!」
覚醒しない小夜に痺れをきらした慎一郎は血液を取り出し、香奈子は小夜の顎を捕らえ、その口に慎一郎は無理やり古きものの血を飲ましてしまうのだった。
今まで古きものを倒した後、血を飲んでいたことを小夜が覚えていないのはずっと小夜を支配し、毎回記憶を封じた者がいたからだった。
記憶を封じ、「更衣小夜」を演じさせたこのプロジェクトの責任者がこのゲームをそうするように仕掛けたのだ。
血の量が少ないのか、まだ本格的に覚醒しない小夜に香奈子は残った古きものの血を一気に小夜に飲ませてしまう。
そこに突然古きものが現れ、放心状態の小夜を引きずっていく香奈子のもとに優花と逸樹が現れる。
「大丈夫かい?」
「何か主役に変化があったら必ず知らせるようにと言われてるのに、最近報告もせずにコソコソ集まって何をしてるのかと思ってはいましたが…」
香奈子は小夜がずっとこのループ状態ならいつまでたっても自分たちが開放される時は来ずに学会に発表できないと支配者を苦々しく吐き捨てる。
「僕を、どうするっていうのかな?」
次回、「ひとをもし」
【送料無料】Bungee Price Blu-ray アニメBLOOD-C 1 【完全生産限定版】 【BLU-RAY DISC】 |
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BLOOD-C 第10話「ふくからに」
BLOOD-Cの第10話を見ました。
第10話 ふくからに
母の名前も顔も思い出せないという小夜に唯芳は何も言葉をかけようとしない。
そこに髪の長い女性の顔を持った古きものが現れ、唯芳からすぐに御神刀を受け取り、戦う小夜だが、いくら斬っても斬っても、その古きものを倒すことは出来ないでいた。
首から下の骨を髪の毛で覆っている古きものは、何度斬っても、その髪は再生されてしまう。
「どうしたんだ!?何か物音が…」
更に物音を聞いて駆けつけた慎一郎の上から襲い掛かった古きものは髪を絡めてその身体を包み込んでしまう。
一瞬にして覚醒した小夜は古きものを斬るのだが、そこに慎一郎の姿はなく、肉片を残し、血溜りだけが広がっていた。
『腹が減ったのぉ。不味くても構わぬ故、喰いたいのぉ…人の子を。何を怒っておる?主も餌を喰らうだろう?そして、我らより余程の悪食だ、何せ主は…』
息を整えた小夜は一気に古きものを斬り倒し、武者の古きものの言葉を思い出すと、頭痛が激しくなり、頭を抱え込むと、やってきた唯芳の腕で気を失ってしまうのだった。
小夜が目覚めたことを唯芳に報告した文人は唯芳にも食べるように話す。
制服に着替え、ギモーブへ出かけた小夜は文人の左腕に包帯があるのを見てしまう。
「お怪我なさったんですか?」
「鳴れてるつもりだったんだけど、気を抜いちゃダメだね」
「カップか何か割れてしまったんでしょうか?私、片付けお手伝いします」
「大丈夫、もう済んだし」
小夜の神社にある貴重な文献を見せてもらいたいと香奈子がギモーブにやってきて、押し切られるようにして神社へ向かった小夜は古い伝記を書き写した古い文献の紙が新しく、中身が真っ白なものまであった。
驚きを隠せない小夜に偽物だとののとねねが答え、小夜は呆然と立ちすくむのだった。
「もうそろそろ終わりにしましょう、こんな茶番劇は」
次回、「たれをかも」
http://blog.livedoor.jp/soul_mu/archives/65612841.html
http://blog.livedoor.jp/voler/archives/52878326.html
第10話 ふくからに
母の名前も顔も思い出せないという小夜に唯芳は何も言葉をかけようとしない。
そこに髪の長い女性の顔を持った古きものが現れ、唯芳からすぐに御神刀を受け取り、戦う小夜だが、いくら斬っても斬っても、その古きものを倒すことは出来ないでいた。
首から下の骨を髪の毛で覆っている古きものは、何度斬っても、その髪は再生されてしまう。
「どうしたんだ!?何か物音が…」
更に物音を聞いて駆けつけた慎一郎の上から襲い掛かった古きものは髪を絡めてその身体を包み込んでしまう。
一瞬にして覚醒した小夜は古きものを斬るのだが、そこに慎一郎の姿はなく、肉片を残し、血溜りだけが広がっていた。
『腹が減ったのぉ。不味くても構わぬ故、喰いたいのぉ…人の子を。何を怒っておる?主も餌を喰らうだろう?そして、我らより余程の悪食だ、何せ主は…』
息を整えた小夜は一気に古きものを斬り倒し、武者の古きものの言葉を思い出すと、頭痛が激しくなり、頭を抱え込むと、やってきた唯芳の腕で気を失ってしまうのだった。
小夜が目覚めたことを唯芳に報告した文人は唯芳にも食べるように話す。
制服に着替え、ギモーブへ出かけた小夜は文人の左腕に包帯があるのを見てしまう。
「お怪我なさったんですか?」
「鳴れてるつもりだったんだけど、気を抜いちゃダメだね」
「カップか何か割れてしまったんでしょうか?私、片付けお手伝いします」
「大丈夫、もう済んだし」
小夜の神社にある貴重な文献を見せてもらいたいと香奈子がギモーブにやってきて、押し切られるようにして神社へ向かった小夜は古い伝記を書き写した古い文献の紙が新しく、中身が真っ白なものまであった。
驚きを隠せない小夜に偽物だとののとねねが答え、小夜は呆然と立ちすくむのだった。
「もうそろそろ終わりにしましょう、こんな茶番劇は」
次回、「たれをかも」
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BLOOD-C 第9話「こころにも」
BLOOD-Cの第9話を見ました。
第9話 こころにも
「早く、みんなを連れて外へ!早く!!」
学校に現れた古きものからクラスメイト達を助けるために小夜は刀を持って戦うのだが、目の前で次々とクラスメイト達が殺されていく。
屋上へと必死に逃げる逸樹達だったが、硬い殻の足には小夜の刀が通じずにただ弾かれてしまうばかりだった。
戦いの最中、頭痛に苦しみながらも小夜は古きものに立ち向かうが、何故憤るのかと古きものの声が聞こえる。
「何故、だと!?」
『何故憤るのかと聞いておる』
「友が殺され、怒らないはずがないだろ!!お前を…許さない!」
小夜を助けようと逸樹が消火器で古きものの目を攻撃するも、それも目くらまし程度にしかならず、古きものは屋上へと向かい、容赦なく優花の命まで奪ってしまう。
ついに覚醒した小夜は何本もの足を容赦なく切り倒し、舌を裂いて古きものを倒すのだった。
「…っ…ぅ…守ると…約束、したのに…っ…みんなを、守ると…っ…」
血溜りの中で涙を流す小夜は再び頭痛に苦しめられる中、助かった逸樹が何者なのかと問うてくる。
そこに香奈子がやってくると、小夜は頭痛を極限まで感じて倒れてしまうのだった。
小夜は自分の部屋の布団の中で身体を丸めて無力だった自分を悔やみ、寝付けないために境内へと出る。
そして、悔やむ小夜は子犬の温もりを感じると、思わずその身体を抱きしめ声を上げて泣き出してしまう。
「辛いか?」
「はい…」
「どこが辛い?考えてる頭か?それとも感じている体、いや心か?」
「……」
「今日、大きく事が動いた。そろそろ終わりが近い、約束は誰とした?そして、お前は何者だ?考えろ、今の問いの答えを。そして、何故答えが出る前にいつも何かに阻まれるのかを」
そこに慌てて境内にやってきた慎一郎に今日の出来事の不自然さを感じた小夜は問う。
「今日は授業があると連絡はありましたか?学校から」
「あぁ」
「それはみなさんにきますよね?」
「何?」
「登校しろという連絡はみなさんにきますよね?」
「それはそうだろ」
「だったら…どうしてあの学校にはB組の人達しかいなかったんでしょう?学校の中を古きものと戦いながら走って走って…でも誰もいませんでした、私のクラスの人しか。それに先生…筒鳥先生しか見えなくて…。他の先生方はどこにいらしたんでしょうか?あんなことがあったのに、どうして時真さんはここへ来られたんですか?」
「…小夜が心配だったからだ」
「どうして、ですか…?」
「だから、アンタが好きだからだ!!」
「好き?私をですか?」
慎一郎は小夜を抱きしめて告白するのだが、小夜はあなたとどれくらい一緒にいたかと問うのだった。
そこへ現れた唯芳は出歩くのは危険だと、慎一郎を追い返えそうとする。
「…まだ話は終わってないから」
慎一郎が帰ると、小夜は唯芳に自分や担任やクラスメイトの名前などを確認した後、母親の名前が分からないと話すのだった。
次回、「ふくからに」
http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/blog-entry-308.html
http://gomarz.blog.so-net.ne.jp/2011-09-13
第9話 こころにも
「早く、みんなを連れて外へ!早く!!」
学校に現れた古きものからクラスメイト達を助けるために小夜は刀を持って戦うのだが、目の前で次々とクラスメイト達が殺されていく。
屋上へと必死に逃げる逸樹達だったが、硬い殻の足には小夜の刀が通じずにただ弾かれてしまうばかりだった。
戦いの最中、頭痛に苦しみながらも小夜は古きものに立ち向かうが、何故憤るのかと古きものの声が聞こえる。
「何故、だと!?」
『何故憤るのかと聞いておる』
「友が殺され、怒らないはずがないだろ!!お前を…許さない!」
小夜を助けようと逸樹が消火器で古きものの目を攻撃するも、それも目くらまし程度にしかならず、古きものは屋上へと向かい、容赦なく優花の命まで奪ってしまう。
ついに覚醒した小夜は何本もの足を容赦なく切り倒し、舌を裂いて古きものを倒すのだった。
「…っ…ぅ…守ると…約束、したのに…っ…みんなを、守ると…っ…」
血溜りの中で涙を流す小夜は再び頭痛に苦しめられる中、助かった逸樹が何者なのかと問うてくる。
そこに香奈子がやってくると、小夜は頭痛を極限まで感じて倒れてしまうのだった。
小夜は自分の部屋の布団の中で身体を丸めて無力だった自分を悔やみ、寝付けないために境内へと出る。
そして、悔やむ小夜は子犬の温もりを感じると、思わずその身体を抱きしめ声を上げて泣き出してしまう。
「辛いか?」
「はい…」
「どこが辛い?考えてる頭か?それとも感じている体、いや心か?」
「……」
「今日、大きく事が動いた。そろそろ終わりが近い、約束は誰とした?そして、お前は何者だ?考えろ、今の問いの答えを。そして、何故答えが出る前にいつも何かに阻まれるのかを」
そこに慌てて境内にやってきた慎一郎に今日の出来事の不自然さを感じた小夜は問う。
「今日は授業があると連絡はありましたか?学校から」
「あぁ」
「それはみなさんにきますよね?」
「何?」
「登校しろという連絡はみなさんにきますよね?」
「それはそうだろ」
「だったら…どうしてあの学校にはB組の人達しかいなかったんでしょう?学校の中を古きものと戦いながら走って走って…でも誰もいませんでした、私のクラスの人しか。それに先生…筒鳥先生しか見えなくて…。他の先生方はどこにいらしたんでしょうか?あんなことがあったのに、どうして時真さんはここへ来られたんですか?」
「…小夜が心配だったからだ」
「どうして、ですか…?」
「だから、アンタが好きだからだ!!」
「好き?私をですか?」
慎一郎は小夜を抱きしめて告白するのだが、小夜はあなたとどれくらい一緒にいたかと問うのだった。
そこへ現れた唯芳は出歩くのは危険だと、慎一郎を追い返えそうとする。
「…まだ話は終わってないから」
慎一郎が帰ると、小夜は唯芳に自分や担任やクラスメイトの名前などを確認した後、母親の名前が分からないと話すのだった。
次回、「ふくからに」
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BLOOD-C 第8話「よのなかよ」
BLOOD-Cの第8話を見ました。
第8話 よのなかよ
大量の血を流して真っ二つに切れて倒れる古きものの血溜りに小夜が口を近づけようとしていたところに慎一郎が声をかけてくる。
「これはどういうことなんだ!?その血はお前のか!?」
「違います。その…」
小夜を慎一郎は後ろから抱きしめる。
「良かった…血塗れだから大怪我してるのかと思った。行くぞ」
「え、行くってどこへ!?」
血塗れの体を川で洗い流した小夜は慎一郎にさっきのことを聞かれる。
「あれは何なんだ?それに何故刀を持っているんだ?」
「それは…」
「教えてくれ」
「聞いて、関わって、時真さんを危ない目に遭わせたくありません」
「それはアンタも危ない目に遭うってことだろ?だったら尚更知りたい。…アンタは特別だ、俺にとって特別なんだ、小夜。だから教えてほしい、俺にもできることがあるかもしれないから」
「誰にも話さないと約束していただけますか?」
小夜は慎一郎に古きものの存在と戦っていることを話すと、慎一郎は小夜を抱きしめる。
「時真さん…?」
「何だ?」
「さっきからどうして抱きしめるんでしょうか?」
「それ、本気で…言ってるんだろうな、アンタは」
何かあれば言えと慎一郎が言うと小夜は笑顔を見せるのだった。
神社に帰った小夜は倒れている唯芳を発見し、無事だったものの顔色の悪い唯芳の事が気になっていた。
すると、風呂の窓から子犬が姿を現し、小夜の身体を心配してきてくれる。
「どう思う?怪我がすぐ治る自分の体だ」
「良かったな、と…」
「まぁ、聞いても無駄だったな…。それで、誰との約束だったか思い出せたか?」
「いいえ、思い出せません」
「では、約束を破ったらどうなると思う?古きものを倒してみんなを守る――その約束を破ったらどうなると思う?」
また倒れそうになる小夜は何か夢のようなものを見るのだが、子犬は今倒れてもこの姿では助けられないと話す。
「やっぱり、そう簡単には思い出せるようにはなっていないか…。だが、外れかかってもいる。おそらく、もうすぐに――」
3日ぶりに学校が再開されることになるのだが、学校に古きものが現れてしまう。
何本も尖った足を持つ古きものは器用に小夜の教室を狙ってきて、次々と同級生達が串刺しにされていく。
「し、死んだ…!?」
「みんな、逃げるんだ!」
教室から逃げ出そうとする生徒には特に容赦なく攻撃を仕掛け、喰らってしまう。
「ここから一人も逃がさないつもりか…!?」
黙ってはいられないと小夜は鞘から御神刀を抜くと、古きものに立ち向かっていくのだった。
次回、「こころにも」
http://blog.livedoor.jp/soul_mu/archives/65608677.html
http://kinkan69.blog39.fc2.com/blog-entry-193.html
第8話 よのなかよ
大量の血を流して真っ二つに切れて倒れる古きものの血溜りに小夜が口を近づけようとしていたところに慎一郎が声をかけてくる。
「これはどういうことなんだ!?その血はお前のか!?」
「違います。その…」
小夜を慎一郎は後ろから抱きしめる。
「良かった…血塗れだから大怪我してるのかと思った。行くぞ」
「え、行くってどこへ!?」
血塗れの体を川で洗い流した小夜は慎一郎にさっきのことを聞かれる。
「あれは何なんだ?それに何故刀を持っているんだ?」
「それは…」
「教えてくれ」
「聞いて、関わって、時真さんを危ない目に遭わせたくありません」
「それはアンタも危ない目に遭うってことだろ?だったら尚更知りたい。…アンタは特別だ、俺にとって特別なんだ、小夜。だから教えてほしい、俺にもできることがあるかもしれないから」
「誰にも話さないと約束していただけますか?」
小夜は慎一郎に古きものの存在と戦っていることを話すと、慎一郎は小夜を抱きしめる。
「時真さん…?」
「何だ?」
「さっきからどうして抱きしめるんでしょうか?」
「それ、本気で…言ってるんだろうな、アンタは」
何かあれば言えと慎一郎が言うと小夜は笑顔を見せるのだった。
神社に帰った小夜は倒れている唯芳を発見し、無事だったものの顔色の悪い唯芳の事が気になっていた。
すると、風呂の窓から子犬が姿を現し、小夜の身体を心配してきてくれる。
「どう思う?怪我がすぐ治る自分の体だ」
「良かったな、と…」
「まぁ、聞いても無駄だったな…。それで、誰との約束だったか思い出せたか?」
「いいえ、思い出せません」
「では、約束を破ったらどうなると思う?古きものを倒してみんなを守る――その約束を破ったらどうなると思う?」
また倒れそうになる小夜は何か夢のようなものを見るのだが、子犬は今倒れてもこの姿では助けられないと話す。
「やっぱり、そう簡単には思い出せるようにはなっていないか…。だが、外れかかってもいる。おそらく、もうすぐに――」
3日ぶりに学校が再開されることになるのだが、学校に古きものが現れてしまう。
何本も尖った足を持つ古きものは器用に小夜の教室を狙ってきて、次々と同級生達が串刺しにされていく。
「し、死んだ…!?」
「みんな、逃げるんだ!」
教室から逃げ出そうとする生徒には特に容赦なく攻撃を仕掛け、喰らってしまう。
「ここから一人も逃がさないつもりか…!?」
黙ってはいられないと小夜は鞘から御神刀を抜くと、古きものに立ち向かっていくのだった。
次回、「こころにも」
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