オイレンシュピーゲル 参 Blue Murder
あらすじ
「初めて仕事で人を殺したときのこと、覚えてるか?」。国際都市ミリオポリスの治安を守る、警察組織MPBの機械化された3人の少女、涼月・陽炎・夕霧。ある日、涼月は、初出撃時の記憶がないことに、あらためて疑問を抱く。彼女たちは、人殺しでトラウマを背負わぬよう、“人格改変プログラム”を適用されていた。あのとき、本当は何が起こったのか?クールでキュートでグロテスクな“死に至る悪ふざけ(オイレンシュピーゲル)”、核心に迫る第3幕!
レビュー
MPBの3人の特攻児童にそれぞれ焦点をあてた短編集。
それぞれのエピソードから別々のアプローチで物語の核心に近づいていく。
どれも少女達の「少女らしさ」がちらちら見える珍しいエピソード。
言葉的におかしいが、彼女たちの少女らしさってのはあまり見てこなかったので。
個人的には陽炎のエピソードが一番好み。一番恋する乙女をしてるのは彼女だろう。
どうやら特攻児童には隠匿された過去がある模様。
それもかなり重要な過去が。
スプライトシュピーゲルとのリンク要素は今回は少なめだが、あっちも読んでおかないと十分にこのシリーズを楽しめないのはこれまで通り。
4巻はやたら分厚い様だが、どんな悪ふざけがまっているのか期待は膨らむ。
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