スイート☆ライン
あらすじ
16歳の天才声優は無口で超男性恐怖症!?
才能のある人間をひたすら応援したくなる熱血漢でちょっとバカな高校生・花沢正午。そんな彼の隣の家にひとりの女の子が引っ越してきた。
新島永遠、16歳、新人声優。アニメプロデューサーの正午の姉が強引に連れてきて、彼に彼女の世話を頼んだのだが、永遠は極度の人見知りでしかも超男性恐怖症……。
永遠の欠点を直し、将来を左右するオーディションを成功させるため、正午は覚悟を決めて彼女と一緒に暮らすことにするのだが……。
『いぬかみっ!』『ラッキーチャンス!』の有沢まみずが贈る、とってもスイートなラブコメディ!
レビュー
完成度の非常に高い王道ラブコメ。
有沢先生のラブコメを初めて読んだ。
これまでは重いor暗い話しか読んだことなかったもので・・・。
本作品は冒頭で書いたとおり「王道ラブコメ」。
我知らずフラグ立てまくりの主人公・正午、小動物系で男嫌いだけど正午にだけ心を開きかけているヒロイン・永遠。
永遠に世話を焼きつつも正午に好意がある(?)サブヒロイン・はるか、天真爛漫な天然系サブヒロイン・舞。
そして阿呆な友人・裕之助。
キャラの布陣からしてもはや完璧。鉄壁を誇る王道路線。
ヒロイン達が声優であるというのがちょいとアクセントではあるが、1巻ではそこは重要ではない。
永遠の男嫌いを直すべく奮闘する正午。その正午に気むずかしい猫が懐くかの様に心を許していく永遠。
感情を表現するのが極端に苦手な永遠が、行動で示すやきもちやらなんやらが可愛すぎる。
永遠も良いが、個人的にははるかの方も捨てがたい。
どっちも萌え系大爆発。
舞は今回は出張ってこなかったが、どこの場面からも切り込めるキャラだけに油断できない。
話の展開は二の次三の次。とにかくラブコメ展開が燃える(萌える?)。
あまり深く考えず気軽に読めるラブコメ。これは良いものだ。
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スイート☆ラインの感想レビュー(ライトノベル)
2009-10-14 gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)
電撃文庫のラノベ、『スイート☆ライン』(有沢まみず先生原作、如月水先生イラスト)が発売中です。
5月に発売された電撃文庫の新刊では、5タイトルの新シリーズがスタートしているのですが、本作もその内の1つです。
表紙はメインヒロインである16歳の新人声優、...