大出館@塩原温泉郷 湯元温泉 その3~お湯は生き物~

大出館 塩原温泉
02 /16 2014
大出館、と言えば、

墨の湯。

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日本でただ一つ、

鉄分を多く含んだ、

赤茶色ではなく、

黒い、

お湯。

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右が、墨の湯。

左が、鹿の湯。

基本は混浴。

女性専用の、

時間帯に、パチリ。

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墨の湯。

透明度は、

五cm程。

小さな、黒い湯の花が、

こまかく浮かんでいる。

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洗面器に、

汲みだしてみる。

水色はおそらく、透明。

黒い湯の花が、

お湯全体を黒く、

見せている様な。

“タオルが真っ黒に染まる”

と聞いていたが、

うーむ。

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鹿の湯も、

この日は白濁というより、

錆色。

かなり熱い。

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貸切風呂が開いていたので、

タイミングよく、

入る。

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こちらは、

改装したばかり。

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わたし「墨の湯、あんまり黒くなかったよ」

くま「僕もです」

わたし「お湯に浸かると、体は見えなくなるけど」

くま「えっ」

曰く、くまが入った時間帯は、

かなり、透明度が高かったらしい。

くま「震災後に、少し泉質が変わったとも、

聞くんですよね…」

お湯は、生き物。

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ともあれ、

硫黄、ナトリウム、塩素を

多く含んだ炭酸泉は、

とても良いお湯。

何度でも、

くまは、

いそいそと、

浸かりにゆく。

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朝ごはん。

お部屋で頂く。

くま「このまま、

スノーシューに行きますよ」

凍える寒さに、

ふたり、

重装備。

kumaonsen

しずかなお部屋と、美味しいお茶があれば幸せ。という地味で地道な性分です。