とうとう九州@七滝温泉 その4~蔵は内側からだと簡単に開く~
九州名所
大原邸。
松平家の家老を務めた一族の屋敷。


庭の造りが素晴らしく、
武家屋敷の中でも、
かなり上席だとわかる。

くま、掛け軸を背に座り、
ご満悦。
くま「僕、ちょっとお殿様気分を味わいます」
うふふと笑う。
くま「細君、お茶を持て」
わたし「はいはーい」
適当に返事をして、
土間を見に行く。

わたし「凄い煙」
くま「ああしないと、屋根に虫がついたりして傷むんですよ」
知らなかった。
あちこち興味深く見ていると、

何故か蔵の鍵を渡される。
おばさま「ちょっとコツがいるけどね、開けられるかしら?」
蔵はオートロック式。
鍵括弧の語源はここから来ている、
と説明されたが、
真偽の程は定かではない。

内側から仕掛けを見たにも関わらず、
開けられない。
くま、もくもくと取り組む。
開錠。
おばさまを驚かせる。

特殊な造りの城下町。
特別な風景。

お米屋さんの、鏝絵。

左官職人の技に拍手。