アンジン・星野リゾート@伊東温泉4

伊東温泉 アンジン
10 /17 2012
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お食事のお部屋へ。

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朝ごはん。

鯵が大きくて、とても美味しい。

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土佐醤油の器。

シルエットが美しい。

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食後、コーヒーや紅茶をいただけるお部屋もあったが、

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腹ごなしに館内をお散歩。

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ライブラリー。

お洒落率高し。

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庭に面した離れ。

くま「僕、離れの方が落ち着くかも」

むむ。

窓から見る、海の開放感も捨てがたい。

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くま「鯉の餌があります」

わたし「鯉に餌あげる!あげる!」

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餌に向かって、鯉まっしぐら。

画面中央、やや左下にご注目。

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これ。

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本物。

いかなる状況にも、全く動じず。

水面を凝視する、何やら哲学的な鳥。

くま「餌、ぶつけてみようか?」

やめてください。



アンジン・星野リゾート@伊東温泉3~ウイリアム・アダムズから三浦按針へ~

伊東温泉 アンジン
10 /16 2012
のんびりと朝を迎える。

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朝ごはんもかなり遅くしていただいたので、

ぼんやりと外を眺めながら、煎茶をいれ、備え付けの蒸篭でお饅頭をふかしてもぐもぐ。

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宿の名前の由来となった三浦按針、もとい、

英国人ウイリアム・アダムズ。

日本に漂着した後、家康に重用され、異国人でありながら帯刀を許されるも、

その後二代目秀忠に疎まれ、失意の内に亡くなっている。

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数奇な運命を経て、

故郷を遠く離れた異国で没した、漂泊の人。

按針には、水先案内人の意味があるそうだが、

彼自身を故郷へといざなってくれる人は、ついぞ現れなかったのだろうか。

とりとめもなく、考える。

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お部屋は広くて、なんというか、合理的。

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お花や掛け軸はないが、

お茶や、蒸篭や、ローションパックがさりげなく置いてある。

朝風呂から戻ったくまが、

「内湯は良かったけど、露天風呂は塩素の匂いがした。。」

とご不満。

(注:あくまでもくま個人の感想です)

ごそごそと何やら始める。

わたし「内風呂?溜めるの?」

くま「うん」

わたし「また入るの?」

くま「うん。内風呂は源泉なの♪」

どこまで温泉に愛を注ぐのか。

アンジン・星野リゾート@伊東温泉2~ホテルと日本旅館の狭間

伊東温泉 アンジン
10 /15 2012
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夕食は半個室でいただく。

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八寸を食べながら、

わたし「お風呂、誰もいなかったよ」

くま「僕も。ここに泊まる人は、温泉好きの人とは、ちょっと違うと思います」

曰く、星野リゾートは、温泉に特化した旧態依然の旅館とは異なる、らしい。

くま「星野リゾートの功名は」

わたし「ふむ」

くま「温泉に興味がなかった人達を、取り込んだ事ですね」

わたし「ほほう」

くま「ただ、物凄い勢いで買収を続けているので、そこが心配ですね」

温泉を愛するくまの心配は尽きない。

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土瓶蒸し。

銀杏に秋を感じる。

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お造りと蓋物。

茄子と鶏そぼろの蒸し物に、トマト味噌。

鶏そぼろというよりも、テリーヌの食感に近い。

しかしなぜトマト味噌なのか。

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ふたりの間で物議をかもした、台の物。

金目鯛とニューサマーオレンジの、柑香蒸し。

この二つを敢えて一緒にする感覚が、是か否かで云々。

結論は、

否。

食に関しては、わりと保守的なふたり。

このあと、白飯と止め椀、香の物と続く。

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デザートは五つの中から選択でき、わたしは水菓子を選ぶ。

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くまは栗あんみつりんご風味。

餡子が入ってないのを物凄く嘆いていた。

全体的にスタッフの対応がとても良く、お茶なども器ごとこまめに取り替えてくれた。

遅めのチェックイン、夕食に対応できて、

チェックアウトは翌日昼の12時。

この辺りが、いわゆる日本旅館にはできないサービス。

新しい形態として定着するかどうか、興味深い。

アンジン・星野リゾート@伊東温泉1

伊東温泉 アンジン
10 /14 2012
ちょいと体調を崩しておりました。

仕事あがりに、アンジン@伊東温泉へ。

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ロビー。

「こういう雰囲気のお宿、久しぶりでしょ」

確かに。

日本情緒的旅館を好むくまにしては、珍しい選択。

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お迎えのゆず茶を頂いて、一息つく。

わたし「お友達がここに泊まって、とても褒めていたよ」

くま「ほほう」

わたし「お部屋に露天風呂がついてるんでしょ?」

くま「…それは高い部屋です。ハードルを上げないでください」

ごめんなさい。

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お部屋は寝室と、居間(12.5畳)、籐椅子と茶卓が置かれた小部屋に分かれていた。

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ほうじ茶を頂いて、とりあえず温泉へ。

源泉かけながしの、弱アルカリ性。

無色無臭で、湯あたりもやわらかい。

ようやく一息ついて、夕食に向かう。

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写真をとりますよ、と声を掛けると、途端にぎこちなくなるくま。

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ポージングのセンスは、あまりない。

kumaonsen

しずかなお部屋と、美味しいお茶があれば幸せ。という地味で地道な性分です。