奥日光湯元温泉 湯元板屋 その3~ばんやじゃなくていたやだった~
奥日光湯元温泉 湯元板屋
朝ごはん。
お粥の他に、ご飯も頼める。
盛りだくさんのおかずに、
二人とも、
ごはん、おかわり!

出来立て、
熱々のお豆腐。

チェックアウト後も、
雪、やまず。

くま「積もってますな」
わたし「雪のケーキみたいだね」

くま「ちょっと、温泉源見てきましょう」
わたし「おんせん、げん」

一本道を外れれば、
人の気配は、
すぐに無くなる。


湯の平湿原。
吹き出す湯気と、
硫黄の香り。

源泉の上に建つ、
小屋。

真ん中の板に、
源泉を保有する、旅館の名前。
温泉は、そ知らぬ顔で、
こんこんと湧き出ている。


何となく、
吉野弘氏の、
“世界は多分、他者の総和”という一編を思い出す。

互いに欠如を満たしていれば、
いいのだけれど。
与えられている恩恵に、
ちょっと、
呆然とする。

帰り道。
ふらりと見つけた、
浅草、『銀鯱』
粕漬けと炉辺焼きのお店。

美味しかった!