大学生の時に銀座の歌舞伎座の前にあったぬいぐるみ専門店で買ったロビン。ワゴンセールだった。2000円也。
25年以上、赤ちゃんと同じように抱っこしたり、あちこち連れて行ったりした結果がこれだ。顔が人間ぽくなり、ひじもできた。「ロビンは人間ぽいよね」と言うと、「僕、人間だよ」と言う。
元スッチーにLINEで写真を送ったら、「なんか喋り出しそう」と言ってくれた。
家から歩いて20分の池袋にあるオシャレなカフェに連れてくこと、日常茶飯事。もちろん、リュックに入れていきますよ。
いつも自家製ジンジャーソーダをおごってあげる。ショウガにクローブ(丁字)が入ってるような味。パンチが効いてて、おいしい。
もうライターをやっていた大学生の頃は、恋人の住む藤沢まで、ノートパソコンを持って、ロビンを連れて、終電に乗って通ってた。週末同棲。
この前は、20年ぶりに浅草まで遠出。創業明治13年のメス牛専門店のちんやにスキヤキ肉を買いに行った。肉が独特の甘い風味で知られる。
小雨が降る中、何枚も写真を撮ってたら、JKたちにガン見される。気持ちがいーぜ(笑)。
この前、亡くなった猫のモモとは大の仲良し。ナデナデしてもらってる。前は、ロビンを嫌がっていたけど、いつの間にか、友達になったようだ。
モモは自ら、ロビンのヒザの上に乗る。びっくりした。ロビンが生きてるって、知ってるのだろうか?
大晦日。紅白を見るロビン。椎名林檎と星野源が好き。
お正月。「伊達巻きと数の子と山形のだだちゃ豆。旨そうだな」。
ロビンはモノを食べるから、あぶちゃん(よだれかけ、スタイ)を買ってあげた。クビがちょっと苦しいんだけど、「気に入ってるから、いーの」と言う。
ロビンは料理漫画が大好き。『クッキングパパ』と『美味しんぼ』は全巻読んでるけど、寿司職人の物語の『音やん』(中村博文 著/双葉社 刊)が一番好き。
中村博文は、マンガ家のちばてつやのお弟子さん。『音やん』は20巻まで出てるんだけど、未完。
ユニクロに連れてって、サイズを確かめて、ジュゴンのTシャツを買ってあげた。うん、かわいい。
バーバも負けてません。ロビンに似合いそうな服を買ってきてくれた。
「目をキラキラさせて、生きてるみたいね」って言うから、「ほんとね」と答えた。「そのうち、毛が伸びてくるわよ」と恐いことを言われた(笑)。
母の日に買ってあげたクッションに母が足を入れていたら、「僕もやりたい」と言う。モフモフして、気持ちがいいそうだ。
家の裏のマンションに毎年、桜が咲く。
今年も、ぬいぐるみの女の子たち(オランウータンのピンキーと柴犬のシバちゃん)と一緒に自転車に乗せて、花見をした。
桜は散り始めてたけど、家の周りを一周したら、いい気分転換になったそーだ。
ロビンはバナナジュースが大好き。男の子なのに芋栗南京も好物。
あたしは、芋栗南京が苦手。母に言ったら、「じゃあ、バーバに似たのね」って完全に孫扱い(笑)。
写真は、近所のスーパーで売ってる「スィートパンプキンサラダ」。198円也。マッシュしたカボチャにシナモンを混ぜ、上に生クリームが乗ってる。ロビンの大好物。
ロビンちゃん、眼鏡バージョン。あたしの愛用の眼鏡をかけさせたら、意外と似合うじゃん。親バカ。
ソファに座って、ドヤ顔。
母が「ロビンちゃんは、いつも笑ってるわね」と言う。「そーよ、いい子だから」。
毎年、春と秋、裏の古い家まで、11匹を連れて、ひなたぼっこ(虫干し)をしに行く。ぬいぐるみたちの一番の楽しみ。
あたしは、毎晩、ロビンを抱っこして寝る。シングルベッドの周りには、ぬいぐるみたちの精鋭10匹が取り囲む。
47歳にもなって、あいかわらず、不思議ちゃん(笑)。ぬいぐるみ好きは子供の頃から。三つ子の魂百まで。
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