2017年1月5日から1月7日まで、母と私は飛鳥Ⅱのワンナイトクルーズを楽しみ、その後、伊勢神宮、賢島を観光するという旅に出ました。
今回の2泊3日の旅は、三日間とも快晴という新年早々、幸先のよいものでした。
JTBのチャータークルーズで、船を降りた後は、添乗員さんが付き、伊勢神宮と賢島を観光します。
JTBの店先で「飛鳥Ⅱで航く 新春初詣クルーズ」というパンフレットを見つけ、母に「世の中には豪華客船の飛鳥Ⅱで初詣するなんていうお大尽がいるんだね」と冗談交じりに話したところ、母が「行こう! 行こう!」と乗り気になり、実現した今回の旅。
行きは飛鳥Ⅱに乗り、帰りは名古屋駅から新幹線で帰ってくるという「ワンナイトクルーズ+列車旅」なので、意外とリーズナブルに旅に参加できたのが魅力でした。
飛鳥Ⅱは、乗客872名、乗務員420名、全長241m、50,142トンという日本で一番大きな客船です。写真は船首から見たところですが、やはりかっこいいですね。
船尾から見ると、こんな感じ。人と比べると、その大きさがおわかりいただけるでしょうか。
一概には比較できませんが、横浜のインターコンチネンタルホテルが客室594室に対して、飛鳥Ⅱは436室。大型ホテルがひとつそのまま海に浮いていると言っても過言ではありません。
写真は、宿泊したEバルコニーというバルコニー付きのお部屋。写真には写っていませんが2つのベッドとバス、トイレが付いています。
予約時に左舷をリクエストしたので、バルコニーからランドマークタワーやインターコンチネンタルホテル、コスモワールドの観覧車(電気がついていないのでわかりづらいですが)など、みなとみらいが見渡せます。
乗船してすぐは見えませんでしたが、出港の17時に近づくと、バルコニーから赤レンガ倉庫の後ろに赤く染まる富士山が見えてきました。
出港15分前にセイルアウェイ・パーティー(出港式)が始まりました。無料でシャンパンやホットレモネードが配られ、バンドの陽気な演奏が旅立ちの時を盛り上げます。
写真は乗客と大さん橋に見送りに来た人々に配られたサイリウム。これを振り合って、お別れです。
紙テープではなく、いまはサイリウムなんですね。飛鳥Ⅱは17時に定刻通り、四日市に向けて、出航しました。
なんだか宇宙的な光景ですが、出航後、遠ざかっていく大さん橋を写したもの。
大さん橋には、飛鳥Ⅱに続いて二番目に大きい客船の「ぱしふぃっくびいなす」の姿もありました。
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