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小小飛虎隊 2013年 【再掲】 

映画
11 /20 2024
小小飛虎隊

  2013年 中国映画
  小小飞虎队
  Little Tigers
 
  監督:Xiaohong Qian

  IMDb Xiao xiao fei hu dui
  百度百科 小小飞虎队

少し前の中国映画は、子役の珍出しはそれほど問題にしなかった。2013年あたりとしてはかなり頑張ったのがこの映画だと思う。ターゲットになったのは小次郎を演じる子役孟宪堃(13才)。主役を務めるのは3人で、虎子(小叮咚13才)、大壮(赵泽文10才)、小銀(胡天阳9才)。虎子役の小叮咚は、小さいときから子役をやっているベテラン。一方で、小次郎役は、主役の3人をいじめる日本人の相撲少年だ。地元のオーディションで体の大きい子が抜擢されたのだろう。

2011年のテレビシリーズが始まったとき、最年長の虎子役と小次郎役は中1にあたる。ドラマの連載が終わった後、同じ子役の顔ぶれで映画が作られたから、この映画に出演したのは二人が中2のとき。小次郎はテレビシリーズのときも、白昼の路上で全裸にされて放置される羞恥場面があったが、珍は必死に手で隠していた。しかし、最後に作られた映画では、手で隠すことも許してもらえなかったみたいだ。

小次郎が登場するのは、主人公3人組が大道芸でお金を稼ごうとしたときだった。天下無敵などと自慢するのはどいつだと言って、小次郎は3人組に決闘を申し入れた。服を脱いで裸になり、四股を踏んで構える小次郎。このときの小次郎は越中ふんどしだった。テレビの小次郎はさらしを腰に巻いていたが、映画ではゆるゆるの越中ふんどし。これで相撲をとったら外れるに違いない。映画ではわざとそういう設定にしたのだろう。演技としては堂々を服を脱いでいるけれども、実際にはかなり恥ずかしそうな場面だと思う。

3人組は、まともに小次郎と対戦をしてかなわないとわかると、主人公大壮は小次郎のふんどしに注目した。ふんどしの紐を外してお尻を丸出しにしたのだ。取り囲む町の観衆から歓声があがった。これは映画を見ている子供たちの期待通りの展開で、笑いが漏れる場面だろう。それでも珍だけは手で押さえて、中途半端な対戦を続ける、最後は服をもっていかれ、小次郎は尻出しを笑われておわり。ここでは珍出しはおあずけになった。

2度目の対戦は、主人公3人組が日本軍に捕われたとき、小次郎が再び決闘を挑んできた。兵舎の中庭に出ると小次郎は服を脱いだ。もちろんゆるゆるの越中ふんどし姿だ。小次郎が圧倒的に強いので、力の勝負じゃかなわない。最初の対戦と同じように、大壮は小次郎のふんどしに注目している。何とかしてふんどしを外してやろうとチャレンジして、とうとう完全にふんどしを取りさることに成功した。

テレビシリーズでは、この場面は小次郎は最後までさらしを腰に巻いてまじめに戦っていた。しかし映画となるともっとインパクトや笑いの要素が必要だと判断したのだろう。小次郎のふんどしがなくなった時点で、映画を見ている子供たちは大爆笑になったに違いない。これでも十分に楽しめると思うけど、そのまま撮影続行となっている。4~5才の幼児が裸で遊んでいる程度ならかわいいでよさそうだが、この映画は巨漢の中学生がフルチン相撲をするということだから、すごいよね。このあとの対戦場面は横や後ろが見えるように撮影されているけど、現場で前は隠せないので共演者やスタッフからは丸見えだっただろう。

そしてせっかくフルチンにしたのだから、丸出しの状態でしかできない下半身への攻撃が映画では加えられていた。
一つ目は、「钻腚屎壳郎」 小銀はパチンコで虫を飛ばして、小次郎の後ろからぶつけたのだけど、それがなんと尻の穴にぶち込まれてしまった。小次郎は苦しんで、戦意喪失。そのあとお尻の穴から虫を取り出して捨てる。
二つ目は、「猴子摘桃」 文字通りだと猿が桃をつみとるという意味だろう。大壮は小次郎の背中側にいて、股の下から手を前に伸ばして、股間を握りあげた。桃はキンタマのことなんだろう。直接手で小次郎役の珍と玉をつかむのだから、ぶにゅっとした感じがあったに違いない。

急所攻撃を受けて倒れた小次郎は、殴るけるのリンチ状態にされている。そのときは、手で股間を隠してカメラに映らないようにしていた。やっと決闘が止められて介抱されることになる。最後、兵士に服を着させられる場面のとき、小次郎の珍がはっきり画面に映た。テレビシリーズでも映画でも、珍だけは必死に隠してきたけど、最後は公開してしまうんだね。170cm以上はある巨漢だけれども、裸にしてみたら毛も生えてないし、赤ちゃんみたいなかわいい珍なので、最後にみせちゃっていいよねと判断されたのだろうか。

予告編でもこのキンタマ握りの場面が使われているし、小次郎が裸で戦っている場面も紹介されているので、映画を見に行く子供たちは珍場面があることを最初から期待して映画館に行ったことだろう。

氷点下の気温の中、みんなは防寒服を着ているのに、小次郎役の一人だけが裸で延々と撮影された。寒さだけでなく、珍を隠すこともできない恥ずかしい状態たし、年下の子役に珍や玉をに握られるというのは、演技とは言え相当過酷だっただろう。

  予告編 https://www.youtube.com/watch?v=PE8sz3LxDy4
   
  本編  https://www.youtube.com/watch?v=XgozeyJ2sJU

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Re: タイトルなし

>コメントくださった方へ

 > 気温が低いので普段より珍が小さくなった可能性もあるかも。

あるかもしれませんね。
恥ずかしいとか考えている余裕がないくらい、寒くて
大変だっただろうと思います。

Re:  

>コメントくださった方へ

> https://youtube.com/watch?v=XgzQEtYoBKg&si=z0P9iui6tscigSKe
>
> 18:00と38:35
>


情報ありがとうございます。
映画はピショットですね。

以前も紹介いただいていたと思います。

タイトルをあげて記事にしますね。

映画一路

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