スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
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 自分が実際に見たスポーツの観戦記で作るブログだが、これにそぐわないことで、どうしても書きためたいことがあるので、特別にカテゴリーを作った。
 それは、スポーツに関する「意外な記録」である。

 例えば、投手の連続奪三振記録。
 江夏の9連続(オールスター)、江川の8連続(オールスター)、あたりは有名なところだが、オールスターの江夏の記録は通算だと15連続だというのをご存知か。レギュラーシーズンの連続奪三振記録も9だが、梶本と土橋が達成しているというのはあまり知られていないか。
 MLBの記録は10。メッツのトム・シーバーが記録(1970年4月22日)。
 6回裏、2アウトからの記録。と言うことは、そこから最後のバッターまで、10人を連続三振に取ったということだ。すごい!

 …てな話を、書き残していこうかな、と。

 参考にしたのは、下記書籍です。
 MLB記録のバイブルのような本。
 The Sporting News Complete Baseball Record Book (2002)

 追記
 2005年版は、こちらです。2005年1月8日現在、予約受付中とのこと。
 Complete Baseball Record Book 2005




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 高校生のアメリカンボウルの試合をきちんと見たのは、初めてだった。
 高校チャンピオン決定戦、第35回クリスマスボウル。
 GAORAの録画を、結果を知らずに見た。

 驚いたのは、両チームともショットガン主体だったこと。
 パスって、それなりに経験を積まないと、きちんと放れないはずなのだが…。
 しかし関学高は、よくロングパスを通していた。
 さすがと言うべきか。
 アイシールド21の影響?(^^; パス成功って、やっぱり格好いいもんね。

 1試合にセーフティ2つというのは、初めて見た。
 日大三高、なかなか気合いの入ったディフェンスだった。

 関東の決勝、来年は横浜スタジアムに見に行こうかな。

 関学高 35-17 日大三高


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 録画していたNFLマンデーナイト(BS-1)を観戦。
 大アップセットだった、という結果は知っていた。

 今シーズン絶不調とはいえ、地元でマンデーナイトのマイアミ。負けたくはなかったろう。
 11点差を最後にひっくり返した鍵は、NEのQBブレイディのパスミス2本だった。

 1本目は、ヤードロスを嫌ってパスインコンプリートに逃げようとしたもの。転がりながらのパスがフックパスみたいになった。これをディフェンスがナイスキャッチ。
 勝ってんだから、みすみす危険なプレーをすべきではなかった。
 2本TDを取られなきゃいいんだから、ロスしても、次のパントで頑張れば大丈夫だったのに。

 2本目は、プレッシャーに焦ってしまっての投げミス。

 勝ってる試合なのにな~。
 ブレイディにとっては、勝利だけでなく、内容やスタッツも大事だったのかな。
 給与査定とか、そんなのが頭をよぎってたりして(^^;。

 アメリカンフットボールは、強いチームが勝つのではない。ミスをしたチームが負けるのだ。
 それが心底分かるような試合だった。
 何だか、先週末の甲子園ボウルを彷彿とさせるものが…(^^;。

 MIA 29-28 NE

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 休日。
 録画していた甲子園ボウルを、ゆっくり見返した。

 3Q途中まで、法政は本当にいいムードだった。
 QBサックは3回。特に、LB#47二上がDLを飛び越えてQB#12池野に「ラリアットを食らわせた」のは圧巻だった。
 前半のスタッツは互角以上。「ひょっとすると…」という展開だった。

 3Qの9分過ぎに#17市川が、そして11分過ぎに#18菅原が、それぞれ自陣で痛いファンブル。これを立命に拾われ、いずれも失点となり、逆転された。
 このあたりで、立命ディフェンスの迫力を目の当たりにした両QBが「ビビった」のではないだろうか。失礼な表現だとは思うが、直後からオフェンスがぱったり進まなくなったのは事実。
 そして4Qに2つのインターセプトから失点し、万事休すとなった。

 最後のインターセプトTDは別として、法政の致命的ミスをことごとくモノにし、きっちり得点を確保した立命が、「うまいフットボールをした」と言えそうだ。序盤は攻めさせて、手の内をさらけ出させるということをやる試合もあるが、前半の立命はそんな感じではなかった。

 法政のトータルランが41ヤードとは、何たることか…。伝統的にランで勝ってきたチームである。来年はぜひ、バランス良い攻撃を見たいものだ。
 二人の若きQBには、来年も、再来年もあるのだ。


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 甲子園ボウルの前に行われた、中学招待タッチフット。
 4Qに間に合いました。

 長浜西中、一歩及ばず。
 終盤の時間の使い方が、ちょっとまずかったように感じられた。
 タイムアップの瞬間、赤のユニフォームがフィールドに崩れ落ちた。

 ふと思ったのだが、アメリカンフットボールでこういう光景はあまり見ない。
 法政がクラッシュ準決勝で早稲田に負けたときくらいかな。
 なぜだろう。
 高校ラグビーなどでは、負けたチームがたいてい、こんな感じになりますね。

 しかし、関西はこんなふうにアメフトの下地があることも、いい選手を輩出する理由かもしれませんね。うらやましいです。関東にも中学タッチフットってあるのかな。

 関学中 14-12 長浜西中

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 甲子園ボウルを現地観戦。

 負けは負け。それでも、あえて法政健闘と言っておきたい。
 後半途中まで、互角の戦いだったのだから。
 ディフェンスの出足は素晴らしかった。QBサックを重ねた。

 市川・菅原のクオーターバッキングに、立命が予想以上に早く対応した、ということか。
 3Q途中から、攻め手がなくなったというか、手詰まりになってきた感があった。
 ここが我慢のしどころだったはずなのだが。
 両QBがファンブルを強いられ、そこからの失点。
 あとはずるずると。

 伊藤の独走TDランが、競った展開の終盤で出たら良かったのだが。
 アメフトの試合はやはり、残り1分で「もしかしたら逆転もあるぞ」という展開を期待したい。

 疑問点が1つ。
 4Q終盤で、法政が4thギャンブルに出たのだが、まだ数ヤードあったのにQBスニークでボールを押し込むようなプレー。当然ダウン更新ならず。ターンオーバー。
 あれって何だったんだろう。TOGOヤード数を間違えた?
 テレビ放送を見て確認するとしようか。

 立命館 38-17 法政

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 僕のblogのポリシーは、スポーツ観戦記を書くことである。試合の予想や、組織の運営のあり方については、多少は触れることはあっても、コンテンツの主眼ではない。自分が見た試合について、心に残ったことを書き留めてゆくというルールにしている(TV観戦も、いちおう可)。
 そういう点で考えると、直接のスポーツ観戦が減少する1月~3月はどうするのか。ふと心配になった。ということでせっかくなので、この「オフシーズン」には、過去に観戦した印象的な試合について、ポツポツと書いてゆこうと思う。

 2000年7月、シアトルを訪れた。
 この年からマリナーズで投げ始めた、佐々木主浩を見るためだ。

 思えば、日本人選手のメジャー挑戦について、悲観的予想をしていて、いつも裏切られて喜んでいる。
 野茂のときは、「メジャーの壁って厚いよ。1勝でも出来たらすごい。」
 それが、13勝を挙げて新人王。
 佐々木のときは、「野茂は、あの特殊なフォームだから成功した。佐々木は普通の投手。しかも抑えは先発と違い、チームにたった一人。ハードルが高すぎる。せめて中継ぎで頑張れ。」
 もちろん結果は、堂々たる抑えのエースとして君臨。
 ちなみにイチローのときは、「確かにイチローはすごいけど、メジャーの野手のレベルと比べてどうかな。レギュラーは難しい。当分は代打と守備固めかな。」
 予想は全く当たらず…。
 イチローは日本にいたときから、世界レベルの選手だったんだ…。

 シアトルで観戦したのは、インターリーグの対ドジャーズ3連戦。
 1戦目は三塁側の席。フレディ・ガルシア先発。
 印象に残っているのは、この試合でリッキー・ヘンダーソンが死球を選び、ベーブルースの通算四球数を超えてMLB新記録を作ったこと。それから、アレックス・ロドリゲスが走塁の際に負傷して退いたこと。
 そして、内野手の守備の素晴らしさ。
 二死走者なしで、マリナーズの打者がショートへの難しい打球を放った、と見えた。
 「あっ、これは止めるだけで精一杯だな。」と思った。
 しかし二塁寄りに守っていたショートはスタートよく、その三遊間の打球に向かう。
 飛びつきもせず、低い姿勢でボールをシングルハンドキャッチ。すぐさま一塁へ送球。
 体勢は逆なのだが、手首だけで送球。
 彼は送球の行方を目で追いながら、走るスピードは全く衰えず、そのままタッタッタッと三塁側ベンチに向かって行ったのだ。もちろん、ゆうゆうアウトだった。
 このプレーには、ホームのお客さんもスタンディング・オベーション。

 メジャーのすごさは、特大ホームランでも、強肩外野手のバックホームでもない。
 内野守備のスピードのものすごさである。
 その時、心の底からそう思った。

 さて…遅くなってきたので、続きはまた。
 (佐々木の話まで行き着かなかったな~)



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 関学対立命のプレーオフのメモ(サマリー)を書いておきます。
 見やすいかな?どうかな?(^^;
 ちなみにこの試合、観衆2万8千人だったそうな!

1Q
 関 TD 最初のプレーが河野の74ヤードぶっちぎりラン
 立 PK ランが出ず、スリーアンドアウト
 関 TD 50ヤード付近からランを進めて最後は河野
 立 PK パスが通らず
 関 INT この試合唯一のインターセプト
 立 PK ランもパスもだめ
 関 PK 1回リフレッシュするも、自陣を出られず
 立 PK 初めてきちんとドライブするも、50までが精一杯
 関    ランでリフレッシュしてクオータータイム

2Q
 関 PK ランが続かず
 立 TO ギャンブルパスが10ヤード行かず、ターンオーバー
 関 PK またもランが進まず
 立 FUM エンドゾーン直前で池野、痛恨のファンブル
 関 PK ランが出ずパント、短くて自陣を出られず
 立 TD 木下へのTDパスがヒット、残り3秒で1本返す

3Q
 立 TD パスを競り取った木下がそのまま走って同点
 関 PK リフレッシュできず
 立 PK こちらもリフレッシュできず
 関 PK 田中のランで2度リフレッシュするが、フィニッシュできず
 立 PK スリーアンドアウト
 関    ランで敵陣に入ってクオータータイム

4Q
 関 PK パスが通らずパント止まり
 立 PK またもスリーアンドアウト
 関 FG(NG) 敵陣28付近からのFG失敗
 立 PK ランで1回リフレッシュするもパスが通らずパント
 関 FUM 50yd付近でファンブル
 立 PK 敵陣37付近まで行くが安全にパント
 関    イート・ザ・ボールでタイムアップ

1OT
 立 TO FG狙いがホールドミス、スクランブルランも失敗
 関 FG(NG) 36ydFGが右に外れる

2OT
 関 TD パスとランでリフレッシュ、田中のランでTD
 立 TD QBに入った木下が左にランTD

3OT
 立 FG 岸野の34ydFGが成功
 関 FG(NG) 小笠原41ydFGが右にショート

 こう見てゆくと、4Qに両チームとも勝つチャンスがあったことが分かる。
 特に立命の最後のシリーズ、FGでも良かったのに…。

 さて次は甲子園ボウル。法政がどこまでやれますかね。


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 今年も、夢には一歩届かなかった。

 神奈川大学アトムズ

 関東学生2部では、常に上位。
 12月の入替戦に、毎年上がってくる。
 そしてその度に、はね返されている。

 今シーズンは全勝でブロック優勝。内容も良かった。
 完封勝ちが多かった。つまりディフェンスが強いということだ。
 入替戦の相手は、今シーズン1部に昇格し、力の差に苦しんで全敗だった一橋大学。
 今年こそは勝てる、はずだった。

 前半。
 力の差を見せつけようと、4th down gamble を繰り返す一橋。
 神大ディフェンスはそれを何度も止めて、相手を慌てさせた。
 1本のビハインドで前半終了。観客席では、まだまだこれからだとみんな思っていた。

 ただ気になったのは、ほとんどのチョイスがランプレーだったこと。
 ランに比べ、パスは難しいものだ。的確な指導、根気よい反復練習が必要。
 ランが多いのは2部チームの特徴でもある。

 後半。
 踏ん張っていた選手たちに、疲れが見え始めてきた。
 じわじわと攻められ、2本決められる。3本差。
 3本差は、少々のことではひっくり返せない。
 神大の応援席が、だんだん静かになってきた。

 そのころから突如!QB#7鎌田がパスを多用し始めた。
 前半では山なりの中距離パス成功1本くらいしか記憶になかったのだが、どんどん投げ出したのだ。これが意外とヒットする。
 何だ!それならもっと早いうちに使っとけよ~!
 もっとも、セーフティリードと判断した一橋ディフェンスが、わざとパスをケアしなくなったから、かなり成功したのだとも考えられるが。
 TDを狙った惜しいパス失敗が何本かあった。


 結果として、今年も夢は叶わなかった。
 一橋の選手たちは大きく見えた。中盤以降はプレーに余裕が感じられた。
 神大も、落ち着いた雰囲気という点では負けていなかったのだが…。

 実力負けというより、ゲームプランで負けたように感じた。
 それにしても本当に、今年は勝ってほしかった。

 私見だが、決勝戦というのは、四回生を次のステージの試合に連れて行こうと、三回生が踏ん張る試合なのではないだろうか。
 この間の関学-立命。キックを外してうなだれるK#11小笠原。三回生。それを迎えに行く四回生、キャプテン#52佐岡。
 そして入替戦というのは、三回生を来年1部でやらせてやろうと、四回生が死力を尽くす試合なのではないだろうか。
 負けたら来年は2部である。2部に落ちたくないという気持ちと、1部に上がりたいという気持ち。たぶん、落ちたくないという方が強力なのだろう。だから、這い上がろうとする2部のチームは、よほど1部のチームの力を凌駕していないと、なかなか勝てない。

 神奈川大の選手・スタッフの皆さん。また来年の入替戦でお会いしましょう。


 追記。
 昨年の入替戦は、実は一橋側で見ていた(^^;。
 大井第二のバックスタンドを埋めた「大観衆」。
 そして今日も。
 客席が一丸となった一橋の応援は素晴らしい。

 一橋 27-13 神奈川


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 注目の試合、ようやくGAORAで録画観戦。
 いやもう、本当にひどい雨が、試合開始から終了まで降り続き。
 選手たち、つらかったろうなあ。
 ただつらいだけでなく、この雨はプレーにもてきめんに影響した。
 普通ならあり得ないようなパスミス、キャッチミス、リターナーのスリップ。この天候だと、凡ミスと言えるわけもない。
 最悪のコンディション。
 それでも、ただひたすら勝利を目指して。

 両チームとも、パスによるゲインがそれほど見込めないので、ランが多くなる。
 ディフェンスも、ラン対策に集中する。
 その結果が、壮絶なつぶし合い。ドライブができない。
 両チームとも、FDを3回取ったシリーズがないのだ。
 (実はこの試合、久しぶりにメモを取りながら見た。時間があれば内容をアップしたい。)
 立命WR#11木下は、さすがに好プレーヤーであり、TDも3つ決めているが、それまでの試合のような大活躍で目立ったわけではない。KGディフェンスに執拗にマークされていたようだった。パスターゲットにもなかなかならなかった。

 最後のシーンで、選手たちをねぎらうKG鳥内監督。
 この人が、こんなに優しく穏やかな表情をすることがあったのか。
 不思議な光景だった。
 水を吸ってずっしりと重いジャージで、ぼろぼろになるまで戦って帰ってきた選手たち。
 このひとときだけは、監督の心には、「勝ち」も「負け」もなかったのではないか。
 そんな想像をした。


 追伸、
 フィールドコメンテーターの河口さん。本当にお疲れ様でした。大変だったでしょう。
 広いスタジアムの中に、孤独でぽつんと立っておられるような、そんな映像が多くて、可哀想でした。

 追伸その2、
 GAORA様。素晴らしい放送、本当にありがとうございました。試合はもちろんのこと、試合終了後の両軍選手の交歓、両主将インタビューなど、ぐっとくる映像に胸を打たれました。当初2時間半だった放送時間を急遽3時間に延長して頂いたのも、全プレー完全中継にこだわったGAORAならではの粋な計らいでした。
 ただ…
 放送時間延長が直前に決まったということは…
 早めにVTR録画を「2時間半」セットして就寝し、翌日見た人は、がくぜんとしたのではないでしょうか。
 GAORA様、ぜひとも再放送をよろしくお願いします!!!
 ちなみに私は30分前に気づいて事なきを得ました。


 関学 21-24 立命 (3OT)


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