日曜の午後、子どもをあやしながら、TVで高校野球の地方予選を見ていた。
西東京大会決勝、早実vs日大三高。
同点のまま、終盤に突入した。両校ともに得点のチャンスが多々あるが、得点に至らない。
そして延長戦に。
10回表の日大三高。無死1・2塁での送りバントを、ピッチャーが3塁に悪送球。1点を勝ち越す。しかし1点止まり。
10回裏の早実。タイムリーヒットで同点に追いつく。しかし同点止まり。
そして11回表。
2アウト2塁で、問題のシーンは起こった。
レフトへの打球。余裕で前進して来た外野手が、芝生につんのめって倒れ、ひざをついてしまった!思わず、大声を出してしまった。
しかしレフトは、ボールから目を切ってはいなかった。這いつくばりそうになったものの、何とか体を起こし、ナイスキャッチ。
こんなことってあるのか。
奇跡だ。
気がつくと、大声にびっくりした息子が、ギャンギャンと泣いていた。
11回裏。早実、1死3塁のチャンス。
ピッチャー交代。3番手の久松。2番手の田中はセンターの守備位置へ。
そして代わりばなの初球が叩かれ、サヨナラの打球は奇しくもそのセンター前に飛んでいった…。
毎年思うのだが、地方大会の決勝って、甲子園で1勝するよりはるかに感動的だよなあ。
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今日の宮城県予選決勝、延長15回戦って0-0の引き分け再試合だって。
すごいなあ。
金曜が雨で流れて、楽天イーグルスが土・日を使って、図らずも中3日となった決勝戦。両チームのエースが休養十分で絶好調だったのだろうか。
連戦のようだが、ピッチャーは無理をしないでほしい。
第88回全国高校野球 西東京予選決勝 早実 5-4 日大三
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