スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
忍者ツールズ
 



 大ショック。
 コリン・マクレーが亡くなりました。

 自家用ヘリが墜落、世界ラリー元王者・マクレー氏が死去(読売新聞)

 コリン・マクレー(ウィキペディア)

 嘘でしょう。信じられません。
 39歳だって。

 1995年のWRCチャンピオン。
 思えばこの年の夏、フォルムの美しさに魅せられて私が買ったのが、スバル・インプレッサ(ターボじゃないけど)。ディーラーのショールームには、WRCでのインプレッサの活躍を報じる広報誌が、得意気に並べてあった。
 カルロス・サインツの方が好調で、サインツの写真や記事の方が多かったように覚えている。

 納車されて、おっかなびっくり試運転をしている9月に、第6戦で2着に入ったマクレーがサインツを5ポイント逆転。

 そして第7戦・第8戦はインプレッサのワン・ツー・スリー!
 この2人が1着・2着を分けあったため、マクレーが総合優勝となった。もちろんスバルも総合優勝!

 ああ、懐かしい。
 あれから10年以上も経つのか。
 もう少し息子が大きくなったら、買い換えを考えないと…。

 1995 World Rally Championship season (Wikipedia)


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )






 この週末、温泉旅行に行ってきた。
 渋滞や雷雨を巧みに避け、午後3時頃に帰宅。
 しばらく抱っこして揺さぶってやったら、息子はコトンと寝てしまった。

 寝姿が、「ロス・オブ・ダウン」のシグナル!
 意味の分からない人はこちら。→

 角度を変えて撮影。
 なんだか、ずいぶん大胆に寝ているなあ。





 寝る子は育つ。元気で大きくなれよ!

 はい、今回は親バカモード全開でお送りしました。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 日曜の午後、子どもをあやしながら、TVで高校野球の地方予選を見ていた。
 西東京大会決勝、早実vs日大三高。
 同点のまま、終盤に突入した。両校ともに得点のチャンスが多々あるが、得点に至らない。
 そして延長戦に。

 10回表の日大三高。無死1・2塁での送りバントを、ピッチャーが3塁に悪送球。1点を勝ち越す。しかし1点止まり。
 10回裏の早実。タイムリーヒットで同点に追いつく。しかし同点止まり。

 そして11回表。
 2アウト2塁で、問題のシーンは起こった。

 レフトへの打球。余裕で前進して来た外野手が、芝生につんのめって倒れ、ひざをついてしまった!思わず、大声を出してしまった。
 しかしレフトは、ボールから目を切ってはいなかった。這いつくばりそうになったものの、何とか体を起こし、ナイスキャッチ。
 こんなことってあるのか。
 奇跡だ。

 気がつくと、大声にびっくりした息子が、ギャンギャンと泣いていた。


 11回裏。早実、1死3塁のチャンス。
 ピッチャー交代。3番手の久松。2番手の田中はセンターの守備位置へ。
 そして代わりばなの初球が叩かれ、サヨナラの打球は奇しくもそのセンター前に飛んでいった…。


 毎年思うのだが、地方大会の決勝って、甲子園で1勝するよりはるかに感動的だよなあ。

---------------------------------------
 今日の宮城県予選決勝、延長15回戦って0-0の引き分け再試合だって。
 すごいなあ。
 金曜が雨で流れて、楽天イーグルスが土・日を使って、図らずも中3日となった決勝戦。両チームのエースが休養十分で絶好調だったのだろうか。
 連戦のようだが、ピッチャーは無理をしないでほしい。

 第88回全国高校野球 西東京予選決勝 早実 5-4 日大三


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 「全然産まれそうな気配がないね。この分だと4月7日の金曜日に入院して、無理にでも取り出すことになりそうだね。」などと話していたのが3月31日。
 それなのに、翌月曜日に検診に行ったら、「軽い陣痛が来ているので、明日の朝入院することにしましょう」と医者に言われた、とのメールを受けた。
 4月3日月曜日、14時25分。会議中だった。

 そうか。じゃあ今日のうちに当面の仕事はかたづけておかないと。
 いよいよかなあ、なんて気持ちを漠然と感じながら、15時から次の打ち合わせ。30分ほどで終わってデスクに戻る。週末の定例会議の資料作成に少し手をつけた。
 16時40分頃から、自席の近くでまた別の打ち合わせ。途中で携帯メールが来たが、構わず続けた。17時30分頃終了。

 しばらくして、先ほど来た携帯メールを見てびっくり。
 急におなかが痛くなってきたので、今から入院するって。着信時刻は17時ちょうど。

 「早く行ってあげた方がいいですよ」と同僚に促され、職場を出たのが18時5分頃。電車とタクシーを乗り継ぎ、病院には18時30分過ぎに到着。
 広い病院。どこに行ったらよいか分からず、通りかかった職員の方に産科の場所を聞く。エレベーターを降りて左手に目をやり、不安そうに座っている義母を見つけた。

 待合いコーナーで待っているように言われたとのこと。他に3人ほどの人がいたが、ほどなくどこかへ行ってしまわれた。子どもが産まれた直後のような様子だった。
 5分ほどもそこにいただろうか。さあどうぞお入りください、と助産婦さんが呼びに来た。使い捨ての「かっぽう着」のような青いエプロンを着せられて、陣痛室というところに入る。「旦那さん到着されましたよ」と見ると、妻が体の左側を下にして、つらそうに寝ている。

 「痛いよ…。我慢できないよ…。」日頃は少々のことでは文句や弱音を吐かない妻だが、さすがに苦しそう。汗まみれで顔を歪めている。
 腰を押してくれ、さすってくれと言うので、僕もベッドに半座りになり、腰骨の上あたりをぐいぐいと押した。妻の苦しさに比べれば、指が痛いなんて言っていられない。夢中でマッサージを続けた。
 ずっと痛いわけではなく、周期的に痛みが襲ってくるようだ。時折「いたたたたた」とうめく。マッサージはあまり速いテンポでやってもだめで、ぐいっ、ぐいっと強く押し続けるのがよいようだ。

 陣痛室は1部屋をカーテンで2つに仕切ってあり、お隣にも妊婦さんがいた。比較的落ち着いた口調で話しているのが聞こえる。一方こちらは「うーん、あー、んー、あーっ」とかなり大変。

 食事はしたのか、と訪ねると、昼食は取ったが夕食はまだとのこと。多少何か摂った方がよろしいですよ、出産には体力がいりますから、と助産婦さんに言われ、紙パックのジュースと、ゼリーのカロリーメイトを義母が買ってきてくれたが、少し口をつける程度しかできない。今まで経験したことのない激痛に耐えるだけで精一杯のようだ。本当に可哀想に思うのだが、こればかりは、薬や注射で痛みを和らげるというわけにはいかない。いろいろと姿勢を変えながら、気がつくと2時間以上も妻の腰を押し続けていた。

 その間何度か、助産婦さんが様子を見に来る。ベッドの際には地震計のような機械が置いてあり、160とか170とかいう数字がちらちら出ている。血圧ですか?と尋ねると、「これは赤ちゃんの心拍数です。赤ちゃん元気ですよ~」とのこと。
 時折「内診しましょう」と声がかかるため、僕は陣痛室を出る。20時30分過ぎ、「まだ子宮口が5cmくらいですね。10cmくらいにならないとだめだから、もう少しかかりますね。まだいきまないようにしてくださいね。」と言われる。
 病院到着直後には、24時を超えて産まれるかもしれないと言われていたので、もう少し早まりそう。
 地方在住の僕の両親にも、状況を電話で話した。

 しばらくすると、隣の妊婦さんが分娩室に運ばれていった。ほどなく「オギャー、オギャー」という泣き声。ああ産まれたんだなあ、よかったなあ、おめでとう、と自分の子ではないが感動。苦しそうにしている妻も、目を閉じてうなりながらも、ぱちぱちと小さく拍手。

 隣にいる人を気にしなくてよくなったということも手伝って、痛みをこらえる妻の声がだんだん大きくなってきた。僕も一生懸命、腰を押してやる。義母もベッドの脇に座り込んで、心配そうにしている。

 時間の感覚がなくなってきた頃、「あーもうだめ!出そう!いきみたい!」妻がそれまでとは違う感じの、大きな声を出した。ナースコールをして、助産婦さんに来てもらい、内診。
 そして、「そろそろ分娩室に行きましょう。子宮口は9cmくらいになりました。」と言われる。時刻は21時20分過ぎ。ずいぶん開くスピードが速まったんだなあ。
 ベッドから起き出してきてよろよろ立ち上がった妻を支えた。肩を貸して、隣の部屋へ。入り口を少し入ったカーテンの先に分娩台があった。あとは妻にお願いするしかない。「じゃあ、頑張ってね!」と別れた。


 かっぽう着を着たまま、待合いのソファーで義母と待機。いろいろと話をしたはずだが、うわの空でほとんど覚えていない。ただまあ分娩台に上がったのだから、ほどなく産まれてくるんだろうなあ、でもどれくらいかかるんだろう、30分か、1時間か…などと考えながら、義母が買ってきてくれたお茶とサンドイッチを口にした(「飲食禁止」と大きく張り紙がしてあったのに、後で気がついた)。


 そしてしばらくして、分娩室の方の自動ドアが開き、先ほど何度かお会いした助産婦さんが。
 「産まれました。21時45分。元気な男の子ですよ!」

 えっ、男の子?!
 思わず、義母と一緒に、椅子から立ち上がってしまった。
 実はお医者さんからは、超音波で調べたところだと、たぶん女の子でしょうね、と言われていたのだ。
 それで妊娠中も、ある時期以降は女の子の名前で呼びかけをしていたし、さっき苦しんでいた妻も、女の子の名前を呼びながら、「頑張れ、頑張れ」って言ってたし。
 ふーむ。
 まあともかく、無事に産まれたようだ。
 分娩室に行ってから、30分も経っていない。
 病院に来てから4時間くらいか。早い早い。
 一晩中ずっとここにいる覚悟だったから、びっくり。拍子抜け。

 「ちょっと待っててくださいね」と言って助産婦さんは行ってしまったのだが、それからなかなか現れない。そのまま30分が経過した。
 産まれた後はお母さんの処置とかいろいろあると聞いていたが、それにしても長い。長い。長い。
 そういえば、産まれた子どもの泣き声を聞いていない。
 さっきは、隣の子の泣き声がずいぶん派手に聞こえたのに。
 どうかしたのだろうか。大丈夫なのか?
 あまりにも長いので心配になって、分娩室の近くまで行ってみた。特に医者が慌てているような様子でもなく、至って静か。
 見覚えのある助産婦さんが僕に気づき、「…まだ、お呼びしてませんよね。」
 「あ、はい。」
 「もう少しお待ちくださいね。」

 再び待合いに戻ってきてしばらくして、ガラス越しに人影。
 「お待たせしました~」
 現れた助産婦さんが抱いていたのが、産まれたばかりの赤ん坊。
 急いで駆け寄った。
 おお。
 赤ん坊は、まだ髪が濡れたような感じで、白い布にくるまれていた。
 肌はピンク色。目を大きく開け、一生懸命に何かを見ようとしているかのようだった。
 「お父さん、抱っこしてあげてください~」
 え、抱っこしていいんですか?
 おそるおそる、抱き取った。
 意外に重い。3410gと聞かされた。
 産まれたばかりの赤ん坊のイメージというのは、小さくて、猿のようにくしゃくしゃの赤い顔で、ぎゃんぎゃん泣いている、というものだったのだが。
 全く泣いていない。
 きょろきょろしながら、指をもうしゃぶり始めている。
 その指に、小さな爪がついていることに気がつき、感激。
 でも、うれしくて感動、というより、今日午後の急転直下の展開に、びっくり、びっくり、というのが、このときの正直な気持ち。

 義母にも抱いてもらった。赤ん坊を抱くのは久し振りとのことで、慣れない感じだ。

 いったん赤ん坊に分娩室に帰ってもらった。実家の両親に電話。大いに喜んでくれた様子。
 またしばらく待たされて、今度は分娩室に入れてもらった。
 今度は赤ん坊は、母親の脇に添い寝をしていた。
 赤ん坊の顔を見つめている妻の、まだ母親の顔という感じではなく、とにかく頑張ったよ、大仕事を終えたよ、という安堵の顔を見たとき、今夜初めて、僕の胸にこみ上げてくるものがあった。感激して涙ぐみそうになるのをぐっとこらえた。
 つらいのをよく我慢してくれたね。ありがとうね。

 その後、妻は赤ん坊に、初めてのお乳をあげた。
 もっとも、この時点ではまだ母乳はあまり出ないようである。お乳を飲むことを赤ん坊に教えるのが目的とのこと。
 赤ん坊はしきりに口を動かしている。上手に飲めそうだ。

 まだ当分時間がかかりそうなので、後は僕が付き添うことにして、義母にはひとまず帰宅してもらった。明日の昼過ぎにまた来てくれるということだった。
 待合いのソファに座っていると、おなかの大きな女性と、つれあいとおぼしき男性が現れた。これから入院のようだ。二言、三言、言葉を交わして、奥さんは陣痛室の方へ。ああ、この人たちも今から出産なんだなあ。心配そうな男性と、少し話をした。こちらも初産らしい。

 その後しばらくして、赤ん坊は新生児室へ。途中、体重計の上に無造作にぽんと置かれたのには驚いた。思わず脇に立って息子を守る、新米の父親…。
 妻はしばらく分娩室で休んで、2度ほど検診を受けた後、病室に一緒に戻った。
 まあまあ元気そう。
 やれやれ。
 本当にお疲れさん。

 明日は会社を休ませてもらうことにした。いったん帰宅して、明日の朝、また見舞いに来よう。何か欲しいものがあるかい、と尋ねると、ミネラルウォーターを水筒に入れて持ってきて、と言う。妊娠が分かってから宅配してもらっているもので、まろやかな味で相性がよいようだ。了解。

 病院を出たのは午前3時10分頃。実は、昼も夜も大したものを食べていなかったので、近くのファミレスに立ち寄り、ドリアと野菜ジュースを注文し、おなかを落ち着けた。
 店には10人程度の客がいた。病院の近くということで、いろいろあるんだろうな、などと想像してしまう。熟睡している人が2人。店員さんも慣れているのか、特に注意したりはしない様子。

 男の子か…。
 一緒にボールを投げたり、蹴ったり、なんていう楽しみが出てきたな。
 もちろん、女の子だったとしても、いろいろスポーツをやらせたり、観戦に行ったりというのは考えていたが、男の子だと、自分が男だからということもあるが、いろいろなことを教えてやれるし、競技の選択肢が広がるような気がする。
 未来のアスリートの誕生!

 アスリート、なんて大げさに言ったけれど、プロスポーツ選手になれとか、オリンピック選手にしたいなんて思っているわけではない。
 (両親とも、運動神経はそんなにいい方ではないので…)
 ただ、いろんなスポーツを楽しめるようにはなって欲しいなあと思う。
 それによって、体が丈夫になると思うし、勝って大喜びしたり、負けて悔しくて大泣きしたりして、豊かな感性が育つんじゃないかな。
 それくらいの、ささやかな期待です。

 帰宅して、風呂には明朝入ることにして、とりあえず着替えるだけ着替えて寝た。激動の1日がこうして幕を下ろしたのであった。

 ちなみに、僕の両手の親指・ひとさし指は、まるで突き指をしたような痛さが、その後1週間経っても消えなかった。

<追伸>
・産まれた時刻は、後に「21時46分」に訂正された。
・後で分かったことなのだが、この夜は6人の子どもが誕生したらしい。
・隣の陣痛室にいた人は、朝早く入院して、夜9時過ぎまで陣痛に耐えておられたらしい。
・翌朝9時半頃に面会に行った際、前の夜に待合いで少し話しをした男性に会った。まだ産まれていないとのことだった。
・そういう話を聞くと、うちのケースはかなりの安産だったみたいに思う。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




 えーと、直接スポーツの話ではないのですが…

 最近、愛読させていただいているブログにトラックバックを送っても、反映されないことが非常に多かった。
 うまくいかないブログはなぜか、livedoor blog と FC2 blog がほとんどだった。

 私が居を構えている goo blog も以前、アクセス集中で、記事の更新やコメント投稿がなかなか反映されなかったことがあったので、同じような現象なのかなあと思っていた。

 ところが、お昼休み時や深夜12時前後などの、混雑しそうな時間帯を避けても、やはりトラックバックできなかった。

 これはおかしい、何か根本的にだめなのかな?と思い、「教えて!goo」を探してみたところ、下記のような記事が見つかった。

 ライブドアブログへのトラックバックについて

 要するに、自分(tim_morry)のブログから相手(例:Aさん)のブログに対してリンクを張っていないとトラバできない、ということみたいです。
 (このルールは、Aさん側の設定で変更可能)

 なるほどと思い、試してみたところ、見事トラックバック成功!

 ということで、今までは「きりがないから」と思ってリンク機能は使わなかったのですが、「ブックマーク」の欄に愛読ブログの一部を掲載させていただいております。


 同じように困っておられる方もいらっしゃるかなと思い、記事にしてみました。
 逆に、最近トラバが来ないなーと思っておられる方、是非ともブログの設定を確認してみてくださいな。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 こんなことってあるのか。
 スノーボード・クロス女子。

 2番手のターニャ・フリーデン(スイス)を大きく引き離した、アメリカのリンゼイ・ジャコベリス。
 ゴールライン直前の最後のジャンプで、何を思ったかボードに片手をかける、いわゆる「グラブ」のトリックを披露。
 そして着地に失敗し、転倒。
 その脇をフリーデンがすべり抜け、逆転優勝。金メダル。

 何でまた、そんな余計なことをしたのか、ジャコベリス。

 本人は「その方が空中でボードが安定すると思ったから」と言っているようだが、余裕こいてカッコつけたかった、というのが正直なところだろう。
 これが「9-12位決定戦」などであれば全然かまわないのだが、優勝がかかったレースでこんなアホなことをやる選手はいない。
 悔やんでも悔やみきれない。

一瞬、魔がさしたのか。

 勝つと思うな、思えば負けよ。


 それにしてもこのスノーボード・クロスという競技、見ていて本当に面白い。
 昨日の男子も楽しかった。
 ターンするところで前走者のインに入って差すところなどは、競艇レースと似た感覚である。
 抜き去りに失敗して、他の選手に接触したりすると、その選手を巻き添えにして絡み合って転倒したりとか。
 そして、いくらリードしていても、転倒したが最後、後ろを滑っている選手に一気にチャンスが訪れる。7位に入った日本の藤村由香も、準々決勝で2位になったのは、その時点で2位だった選手と3位だった選手が接触して、コースアウトしたため。

 単に早ければよいのではなく、技術に加えていろいろな駆け引きも要求される。
 日本でも人気が出るのではないだろうか!

Oh, no! Jacobellis celebrates early -- and loses gold in fall


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




 スポーツにサイドストーリーは不要、という主張があり、それなりに支持しているのだが、フィギュア・ペアの井上怜奈選手のエピソードにはぐっと来た。思わず応援してしまった。

 2度のオリンピック出場後、長野は落選。失意の井上を叱咤激励してくれたお父さんが、1997年にガンで早逝されてしまう。そして井上本人も肺ガンを発病。つらい治療に耐えながら競技を続ける。2003年には卵巣破裂の大病、手術。そんな運命を乗り越えて、逆転でつかんだ全米チャンピオン、3度目のオリンピック出場、オリンピック史上初の「スロー・トリプルアクセル」の成功…。

 結果は7位止まりだったが、その表情のすがすがしかったこと。
 日本のワイドショーにトリノ現地から出演していたが、番組の中で、「どうしてそんなに苦労してまで、フィギュアスケートを続けたのか?」という問いに対し、「お父さんが亡くなって、がっかりしているお母さんを元気づけたかったから。」

 このような話を知らなかったら、単に、米国籍を取得した日本の女子選手がオリンピックで7位でした、というだけでやり過ごしてしまうだろう。
 井上さん、ほんとうにお疲れさまでした。
 しばらくはゆっくり過ごしてくださいね。


 きっと、井上選手だけではない。
 全てのオリンピック出場選手それぞれに、そしてオリンピックや各種大会をめざすアスリートたち全てに、大なり小なり、聞く人の心を打つストーリーがあるのだろう。並大抵の努力では、その競技で一流になることなどできないのだ。

 男子ハーフパイプ、途中でミスをしてそのあとのトリックを流し、競技終了後に派手に悔しがる選手がいた。そのときは、なんだこいつ格好つけやがって、と思った。クニに帰ったら、凄まじいバッシングに遭うんだろうな、と。
 ジャンプの原田や、サッカーの城が以前受けたような。

 しかし井上選手のことを聞き、演技を見て、考え直した。
 モーグル、スピードスケート、ジャンプ。今大会、未だ日本選手のメダル獲得はない。しかしそれがどうしたというのか。
 彼らは、チャンピオンになることをめざして、様々なことを我慢し、つらい練習に耐えて、オリンピック代表になった。
 確かに日本代表だが、日本のために競技しているのではない。
 自分がオリンピックで、世界の舞台で、勝つために競技しているのだ。
 不幸にして実力が出せずに敗れてしまったとしたら、一番悔しいのは彼自身、彼女自身だ。
 我々は慰めてやるべきである。なぜ「プレッシャーに弱い」「大舞台で実力が出せない」などと責め立てる必要があろうか。

 以上、性善説に立った「大甘の」見解である。
 ハーフパイプの彼ら・彼女らの振る舞いが、テレ隠しであると信じたい…。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





 1月27日、閲覧数が457、アクセスIP数218。
 第880位。
 最も多く読んでいただいた記事は、昨日・一昨日と同様。

 心配なギャングスターズ
 (135カウント)

 ギャングスターズ絡みの検索で、78件ヒット。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 もはや、事実を記録する元気しかない…。


 1月27日の当ブログ、閲覧数が812、アクセスIP数が499。
 第244位にランクイン。
 順位・閲覧数・アクセスIP数、全て自己新記録。

 最も多く読んでいただいた記事は、昨日に引き続き、これでした。

 心配なギャングスターズ
 なんと、463件もの閲覧。

 ギャングスターズ絡みの検索で、330件のヒット。

 京都大学ギャングスターズ 公式HP
 (1月28日夜の時点では、「お詫び」と題した文章が掲載されています)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 1月26日の「スポーツつれづれ観戦日記」、閲覧数が411、アクセスIP数が265。

 goo Blogのアクセスランキング第684位にランクインしました。
 4度目のランクイン、今までの最高記録です。

 しかし…

 この日のアクセスは、この記事に集中しています。
 233件のヒット。

 心配なギャングスターズ

 昨年6月25日の、京大と東大の定期戦の観戦記。
 もちろん、例の事件で興味を持たれた方々からのアクセスでしょう。

 検索ではあまりヒットしない当ブログですが、今回は、ギャングスターズ絡みの検索で、160件ヒットしています。
 喜べません。


 事実であれば、本当に残念。
 弱者への暴力は、決して許されません。
 信じたくないです。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ