スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
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 関東学生の(リーグ戦唯一ともいえる)大一番、日大vs早稲田を観戦。
 昨年優勝して甲子園に行った日大と、
 例年「上位喰い」を続け、近年は安定した力をつけている早稲田。
 決勝で法政に当たるのはどちらか?というゲーム。



 スコア上では、日大が終始、試合を優位に進めていたように見えるが、前半のムードはほぼ互角だった。
 昔からの印象だが、早稲田のプレーは非常にクレバーで、想定もできないようなプレーを決めたり、ここぞというところで相手の裏をかいて逆転したり、というのが多く、それがまさにアメフト観戦の醍醐味なのだが、だからこそ1本差くらいで負けていても全然心配ない、というムードにつながっているのだ。



 ところが3Q、残り時間わずかのところ。互いにFGを1本ずつ決めあって、さあこれからというところの日大のキック、早稲田のリターン。
 ボールは深く、サイドライン近くに蹴り込まれた。どうするのかな?と見ていたら、リターナーがボールをキャッチし、直後に勢いでフィールドの外に出てしまった。
 選手個人を責めたくはないが、おかげで早稲田は自陣3ヤードからの攻撃を余儀なくされ、あげくの果てにセーフティー。
 あそこはキャッチせずに見送って、タッチバックかバイオレーションを取るべきでしょう。
 得点差以上に、「クレバーな早稲田」「あっと驚くプレーを見せてくれる早稲田」が凡ミスを犯してしまったことで、早稲田サイドの応援席に嫌な雰囲気が漂った。
 そしてその雰囲気がよくなることはなく、これ以降早稲田は得点を挙げられず、クラッシュボウルへの出場を逃してしまったのであった。
 みんながっかり。



 日大を今期初めて見て、パスの凄さよりも、ランの凄さ、そしてディフェンスの凄さを感じた。スタッツを見るとそうでもないのだが、パスと見せかけてランで攻撃し、大きくゲインするという場面が多かったように思う。ディフェンスの迫力は昨年と同じ。
 今年は、天才・平本の技と、トンガから来たRB39、シオネのパワーが合体して、リーグ戦をぐんぐん勝ち進んできた感あり。来年も相当強そう。



 さてBブロック。本日は観戦に行っていないが、関東学連の速報によると13-6で法政が明治に辛勝!こんなロースコアの接戦になるとは、一体何が起こったんだろう。原のランが抑え込まれたようだが、荒天の影響か?それとも法政はクラッシュ向けに実力を隠した?
 12月7日は非常に不安である・・・。


 追伸1
 23日のアミノバイタル、客席は満員でした。4000人以上いたようです。
 芝生席にも人があふれていました。
 選手証で(つまりタダで)観戦できる学生は、芝生強制でした(いつものことですが)。





 追伸2
 早稲田は前半からしきりに「ノーハドル・オフェンス」らしきことをやっていたが、サイドラインから指示を受けて暗号表を見ていて、その時間の長いこと長いこと。



 あれだったら、普通にハドル組んでも同じだなあ、と思ってしまった。
 ハドルの方が確実に伝わるから、まだよいのではないか。
 それとも、わざと時間をかけていたのかな?

 追伸3
 試合終了後、整列する日大の選手たち。



 ありゃ、同じ背番号の選手がたくさんいるぞ。反則じゃないの?
 試合中は着てなかったのかな。


Nihon Univ. Phoenix (P)
Waseda Univ. BigBears (B)

1Q & 2Q
1200 P25 P - Touchdown (Kick Good) P 7-0 B
0930 B26 B - Punt
0713 P20 P - Punt
0537 P30 B - Field Goal (Good) P 7-3 B
0253 P20 P - Punt
1150 B20 B - Touchdown (Kick Good) P 7-10 B
1031 P36 P - Touchdown (Kick Good) P 14-10 B
0811 B26 B - Punt
0621 P30 P - Touchdown (Kick NG) P 20-10 B
0100 B31 B - Downs

3Q & 4Q
1200 B24 B - Field Goal (Good) P 20-13 B
0844 P20 P - Field Goal (Good) P 23-13 B
0146 B03 B - Safety P 25-13 B
0046 P33 P - Fumble
1152 P37 B - Downs
0829 P22 P - Punt
0451 B15 B - Fumble
0352 B43 P - Touchdown (Kick Good) P 32-13 B
0012 B27 B - Time Up

 日大 32-13 早稲田大


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 オンワードが宿敵富士通を下し、イーストディヴィジョンでの優勝を決めた。
 その後、抽選があったようだが、幸いにしてシード権獲得。今年は、関西への遠征はない。
 パナソニック電工とオービック、勝った方とハマスタで、11月30日に当たることとなった。

 ファイナル6の組み合わせはこちら




 あまり点差が離れない、いい試合だった。しかし全般的に、オンワードがいいムードを保って試合を進めていた。





 富士通は、執拗なオンワードディフェンスに阻まれ、なかなか進むことができず、歯がゆかったことだろう。



 QB菅原のパスは本当に安定していて、見ていて安心。
 本日は、2人のベテランQBも活躍していた。菅原が終盤退いたが、後を小島が引き継ぎ、勝利を決定づけるTDを自らもぎ取った。





 富士通も、出原・吉田の両QBが健闘したが、報われず。エンドゾーン近くまで持って行ってからの、レジーのインターセプトも痛かった。
 とはいえ、本日の試合のデータを元に、ファイナル6はきっちりやってくるに違いない。






 オンワード 34-28 富士通


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