
25日のノートルダム・ジャパン・ボウル。妻子を早々と後楽園ゆうえんちに放逐し、開場30分前の東京ドームに並んで、フィールド入り口で待ち続けた甲斐があった…。
練習の視察中、一服しようかといった感じでベンチに向かって歩き出したティム・ブラウンを数人で呼び止めた。こっちに来てくれた!
大勢が写真やサインをお願いする中、私も持参したジャージを差し出した。
丁寧にサインをしてくれるティム。
夢のような光景が実現した。
一通りのファン対応を終えて帰ろうとする彼に、思わず右手を差し伸べた。
彼は事もなげに、私の手を握り返してくれた。
力強い握手だった。
大きな手だった。
去ってゆく彼の背に、「さんく、ゆーっ!」と声をかけた。
ゆっくりと振り向き、軽く右手を挙げて挨拶してくれた。
ティム、本当にありがとう。
彼が引退するとき、ついに彼が引退すると題して記事を書いたのが4年前。
まさか本当に会えるとは、思ってもいなかった。
私の予言(?)どおり、ノートルダムのコーチ(臨時)になっての来日。
うまく会えたら何て話そうか、といろいろ準備もしていたのだが、ティミーご本人を前にして、何も言葉が出てこなかった。
サンキューしか言えなかったとは、本当に残念…。
しかし、素晴らしい夢が叶いました。
試合開始まで、まだ1時間以上ありましたが、もうこれで帰ってもいいやという気分にすらなりました。


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ティム・ブラウンとの握手、良かったですね!
きっとこの日の事はずっと強い印象のまま忘れられないものになるでしょうね。
(私の場合アメリカンボウルで「レジー・ウェイン!」と叫んだら、練習中の彼が振り返って親指をたてて応えてくれたのが、今も忘れられないです)
これからももっと多くの選手達と出会いたいですねぇ、本当に!
コメントありがとうございます。
TVや雑誌でしか見ていなかった選手に実際に会って、話ができたりするのは本当に素晴らしい体験でした。
次は、NASCARでも見に行こうかな…。
(ティム・ブラウンは、今ではNASCARチームのオーナーです。)