休日。
録画していた甲子園ボウルを、ゆっくり見返した。
3Q途中まで、法政は本当にいいムードだった。
QBサックは3回。特に、LB#47二上がDLを飛び越えてQB#12池野に「ラリアットを食らわせた」のは圧巻だった。
前半のスタッツは互角以上。「ひょっとすると…」という展開だった。
3Qの9分過ぎに#17市川が、そして11分過ぎに#18菅原が、それぞれ自陣で痛いファンブル。これを立命に拾われ、いずれも失点となり、逆転された。
このあたりで、立命ディフェンスの迫力を目の当たりにした両QBが「ビビった」のではないだろうか。失礼な表現だとは思うが、直後からオフェンスがぱったり進まなくなったのは事実。
そして4Qに2つのインターセプトから失点し、万事休すとなった。
最後のインターセプトTDは別として、法政の致命的ミスをことごとくモノにし、きっちり得点を確保した立命が、「うまいフットボールをした」と言えそうだ。序盤は攻めさせて、手の内をさらけ出させるということをやる試合もあるが、前半の立命はそんな感じではなかった。
法政のトータルランが41ヤードとは、何たることか…。伝統的にランで勝ってきたチームである。来年はぜひ、バランス良い攻撃を見たいものだ。
二人の若きQBには、来年も、再来年もあるのだ。
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