2017年の映画「劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」を見ました。
ハワイ諸島に現れたギャラクトロンを、ゼロと共に倒したオーブ。そのギャラクトロンは周囲の物体を宝石に変換する奇怪な改造が施されていた個体だった。聞けば近頃同様の事件が多発しているという。
調査のため日本に戻ったオーブ=クレナイ・ガイは、別次元の宇宙から迷い込んだエックスと遭遇。大地が捉えられていると思しき怪しげな屋敷へと突入するも、そこに控えていた黒幕の魔女・ムルナウや因縁の相手・サデスに捕らえられてしまい、ギンガやビクトリーが既に宝石化されている事実を目の当たりにする。
美しい地球を美しいまま宝石に変えようと企むムルナウ。それを阻止せんと立ち上がるオーブとエックス。果たして地球の命運は・・・
とまぁ、話だけなら結構シリアスな感じの映画なのですが、通しで見た時の私の印象は「ギャグ映画・・・?」でした(汗。エックスの映画が結構シリアスに傾いていたのに対し、今回は敵が基本宇宙人であることもあってか、かなり賑やかでした。しかもちょいちょいギャグを挟んでくるので、どういう心境で見れば良いのかちょっと戸惑った映画。
「楽しかったけど、面白かったかと言われると悩む映画」だったように感じています。
とにかくまぁ宇宙人連中が喋るのなんの。サデスを筆頭にガッツ星人やテンペラー星人、スーパーヒッポリト星人と強豪連中も喋る喋る。戦況や行動がわかりやすいというのはありますが、戦闘中でも「テンポリト光線だ」「ヒッペラー光線だ」などの掛け合いを披露してきます。それ自体は良いんだけど、真面目なバトルなんだからもうちょっと、静かに戦って欲しい気はある。
敵にしても大ボスはムルナウでしたが、別段自身が巨大化したりするわけでもなく、戦況を見守っていたらいつの間にか敗北。ラストのガイとの会話はしんみりしていましたが、「え、これで終わり?」という感は否めません。城が新怪獣のデアボリックと合体したり、宝石怪獣に変化して光線を跳ね返したりなんだりといった活躍が見たかったかなと。
デアボリックにしてもザイゴーグほどのインパクトはなく。加えて満を持して登場したはずの新形態オーブトリニティが強いんだか弱いんだかよくわからない。相手が再生能力持ちであるという点を差し引いても、いまいち強さが伝わりづらかったですね。
オーブトリニティのみならず、オーブオリジンはあわやギャラクトロンに敗北しかけ、バーンマイトは初披露?のストビューム光線が通じず、ハリケーンスラッシュは良いとこがないまま負け、サンダーブレスターも隙を突かれて負ける・・・とまぁ、オーブの映画なのにオーブよりも「さすがウルトラセブンだ!」という感想を抱いてしまうくらいでした(苦笑。絆の力の大事さを説くべく連携プレーを重視したのかもしれませんが、ちょっと物足りなさを感じたのもまた事実。
そんなセブンですが、登場シーンにおいて音楽に合わせて「セブン?」「セブン・・・」「セブン・・・」「セブン?」「セブン!セブン!セブン!」とウルトラマンと宇宙人たちが名前を呼ぶのは反則でした(笑。あれは笑わずにはいられなかったし、思わず二度見してしまうくらいには好きなシーンです。
あとはジャグラーが唐突に「ゼットンさん!パンドンさん!」と言い出してゼッパンドンに変身するのもずるい。
宝石のように一目でわかる美しいものもあれば、絆のように目には見えずとも輝きを放つものもある。そんな感じの映画だったかなーと。
ハワイ諸島に現れたギャラクトロンを、ゼロと共に倒したオーブ。そのギャラクトロンは周囲の物体を宝石に変換する奇怪な改造が施されていた個体だった。聞けば近頃同様の事件が多発しているという。
調査のため日本に戻ったオーブ=クレナイ・ガイは、別次元の宇宙から迷い込んだエックスと遭遇。大地が捉えられていると思しき怪しげな屋敷へと突入するも、そこに控えていた黒幕の魔女・ムルナウや因縁の相手・サデスに捕らえられてしまい、ギンガやビクトリーが既に宝石化されている事実を目の当たりにする。
美しい地球を美しいまま宝石に変えようと企むムルナウ。それを阻止せんと立ち上がるオーブとエックス。果たして地球の命運は・・・
とまぁ、話だけなら結構シリアスな感じの映画なのですが、通しで見た時の私の印象は「ギャグ映画・・・?」でした(汗。エックスの映画が結構シリアスに傾いていたのに対し、今回は敵が基本宇宙人であることもあってか、かなり賑やかでした。しかもちょいちょいギャグを挟んでくるので、どういう心境で見れば良いのかちょっと戸惑った映画。
「楽しかったけど、面白かったかと言われると悩む映画」だったように感じています。
とにかくまぁ宇宙人連中が喋るのなんの。サデスを筆頭にガッツ星人やテンペラー星人、スーパーヒッポリト星人と強豪連中も喋る喋る。戦況や行動がわかりやすいというのはありますが、戦闘中でも「テンポリト光線だ」「ヒッペラー光線だ」などの掛け合いを披露してきます。それ自体は良いんだけど、真面目なバトルなんだからもうちょっと、静かに戦って欲しい気はある。
敵にしても大ボスはムルナウでしたが、別段自身が巨大化したりするわけでもなく、戦況を見守っていたらいつの間にか敗北。ラストのガイとの会話はしんみりしていましたが、「え、これで終わり?」という感は否めません。城が新怪獣のデアボリックと合体したり、宝石怪獣に変化して光線を跳ね返したりなんだりといった活躍が見たかったかなと。
デアボリックにしてもザイゴーグほどのインパクトはなく。加えて満を持して登場したはずの新形態オーブトリニティが強いんだか弱いんだかよくわからない。相手が再生能力持ちであるという点を差し引いても、いまいち強さが伝わりづらかったですね。
オーブトリニティのみならず、オーブオリジンはあわやギャラクトロンに敗北しかけ、バーンマイトは初披露?のストビューム光線が通じず、ハリケーンスラッシュは良いとこがないまま負け、サンダーブレスターも隙を突かれて負ける・・・とまぁ、オーブの映画なのにオーブよりも「さすがウルトラセブンだ!」という感想を抱いてしまうくらいでした(苦笑。絆の力の大事さを説くべく連携プレーを重視したのかもしれませんが、ちょっと物足りなさを感じたのもまた事実。
そんなセブンですが、登場シーンにおいて音楽に合わせて「セブン?」「セブン・・・」「セブン・・・」「セブン?」「セブン!セブン!セブン!」とウルトラマンと宇宙人たちが名前を呼ぶのは反則でした(笑。あれは笑わずにはいられなかったし、思わず二度見してしまうくらいには好きなシーンです。
あとはジャグラーが唐突に「ゼットンさん!パンドンさん!」と言い出してゼッパンドンに変身するのもずるい。
宝石のように一目でわかる美しいものもあれば、絆のように目には見えずとも輝きを放つものもある。そんな感じの映画だったかなーと。