ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第49話(最終回)「絶好調ナリ!永遠の星空の仲間たち!」

2024-12-11 07:50:16 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第49話(最終回)「絶好調ナリ!永遠の星空の仲間たち!」

 花鳥風月勢ぞろいで臨む最終決戦の最中、ゴーヤーンが世界を滅ぼそうとする理由が明かされました。
 「かつて世界は暗黒だったが、命が増えてやかましく不安定になったので、元の静かな暗黒、永遠の滅びの世界に戻す」というのが理由だそう。だからダークフォールに隠れ家を作っていたんですかね?幹部たちを一人ずつ差し向けていたのも、揃えばやかましくなる、仲たがいする=不安定になると分かっていたから?
 そんなゴーヤーンですが……ラスボスって割と巨大なイメージがあるのですが、単体かつあのサイズで起こした被害の規模が尋常じゃないっすね……そりゃ否が応でも印象に残るわ、こんなラスボス。

 最早足場すらまともに無いような状況下においても、咲たちはそれぞれの想いと共に立ち上がり、そして……
 「月の力!」「風の力!」「大地の力!」「大空の力!」「精霊の光よ!」「命の輝きよ!」「希望に導け!」「全ての心!」
 ここ!これまでは「2つの心」だったのが、「4つの心に変わるのかな?」と思っていたら、「全ての心!」なのがめっちゃ良いですね!フラッピたち妖精のみならず、この星に生きる全ての命を指しているのでしょう。だからこそ技名も「プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ・スター」なのかなと。命は廻り、躍動し、それぞれ星となって互いを支えあう……的な意味合いを感じました。単に合体技だからとかでは?とは言ってはいけない(汗。
 この大技を前にしてなおしぶとく食い下がるゴーヤーン。満と薫がいなければ、咲と舞もあわや、という状況でした。全ての心と共に戦った咲たちと、仲間もおらず、たった一人で世界を滅ぼさんとしたゴーヤーンの差が出た結果でしょうね。


 戦いは終わり、満と薫の運命も……二人の心境に大きな変化があった第21話のサブタイトルが「夜空に輝け!星の光の仲間たち」で、今回が「絶好調ナリ!永遠の星空の仲間たち」。星は夜空のみで輝くのではなく、地上にあっても互いを大切に想い、照らしあう。そんなことを感じさせられるサブタイトルの変化だったなと。
 そんな星空の仲間たちの物語の幕引きは前期EDをバックにしたエピローグと、後期EDと共にこれまでの物語を振り返り、閉じることとなりました。基本同じ服装だった満と薫の新たな装いが見られて嬉しいし、絵を褒められて照れる薫がめっちゃ可愛かったし、フラッピとチョッピが遂に……というのが見られたり、健太と優子も割と良い感じだったりと、最後に見たいものを見せてくれたなーと。

 一人では諦めてしまいそうな場面でも、二人で手を繋げば何とかなると思える。そしてその手は他の手と繋がり、支えあい、照らしあい、輝きを増していくことでしょう。
 といったところで、「ふたりはプリキュアSplash☆Star」最終回、ありがとうございました!……が、全く終わった感じがしませんね。むしろこれからも輝かしい日々が続いていくことを感じさせる終わりとなっていたと思います。

 放送当時にチラホラ見た記憶があったことは何度か話しましたが、改めて見ると……私は「ふたりはプリキュアSplash☆Star」のことを何も知らなかったんだなと、痛感させられました。
 咲の可愛らしさとカッコよさ、舞の咲たちへの想いの強さ、満や薫の心境が変化する過程、健太たちクラスメイトの活躍、アクダイカーンの真相、ゴーヤーンの暗躍、カレハーンたち幹部の魅力……今回の配信を通して、ようやく本作が心に残る作品であると、胸を張って言えるようになったと思います。あと私、自分でも思っていた以上に満が好きだなーと気づかされました(笑。
 
 最後は咲と舞からの感謝の言葉で締めくくられるのですが、その中で
 舞「プリキュアの活躍はこれからもずーっと続くよ!」
 咲「じゃあまたどこかで会おうね!」
 と語っていた二人。実際、本放送から間もなく20年が経とうとする中でなおプリキュアは活躍しており、咲と舞たちにも再会できる機会がいくつもありました。改めてプリキュアの歴史の長さを感じさせられますね。


 それでは、本当にありがとうございました!
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第48話「最終決戦!奪われた緑の郷!」

2024-12-10 07:50:43 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第48話「最終決戦!奪われた緑の郷!」

 とうとう正体を現した黒幕ことゴーヤーン。最早同一人物とは思えぬ変貌っぷりであり、迫力のある戦闘シーンは非常に見ごたえがありました。背後にゴーヤーンの気配を感じてゾクッとするシーンとか好き。
 何といっても驚かされたのは、ブライトとウィンディがとんでもない距離を吹っ飛ばされていたシーンですね。「ウルトラマンガイア」で、根源破滅天使ゾグ第一形態にめっちゃ吹っ飛ばされたアグルを思い出す、吹っ飛ばされっぷりでした。それでも立ち上がれる二人も大概っちゃ大概ですが。
 ブライト渾身のチャージ攻撃や、金色に輝くプリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュ等の大技も披露されましたが、遂に太陽の泉の在処がバレてしまい、ゴーヤーンによって力の源である精霊の力が弱まってしまったためあと一歩及ばず。滅びの世界が広がることに。

 満と薫だけでは抵抗しきれず、最早これまでかと思われましたが……ここに来て花の精霊フラッピ、鳥の精霊チョッピが活路を見出すの、最高じゃないっすか……
 一見すると見渡す限りの荒野。しかし滅びの世界にあってなお、滅びず残っているものがある。それに気づかせてくれたフラッピとチョッピたちの活躍。そして会いたい人を心に思い描き、まだ諦めたくないと立ち上がれる咲や舞の心の強さが見出した活路。みんなの願いが精霊たちに届き……ここ、普段技を放つ際は満開の花々が力を貸してくれていましたが、しおれている花々が力を貸してくれているの、良いねぇ……あんな状態になってなお、生きようとする意思を、命を感じます。

 そして……
 「花が咲き」「鳥は舞う」「風が薫り」「月は満ちる」
 ……待ってた。本当に待ってた。S☆Sを配信してくれると知った時から、この「花鳥風月」そろい踏みの瞬間を待ちわびていました。感極まって思わず涙が……
 キュアブルーム、キュアイーグレット、そして風の力を宿した薫と、月の力を宿した満!二人の形態は風フォーム、月フォームというそうで。今なら絶対プリキュアになっていたんだろうなと思いつつ、満と薫だからこその特別感があって良いよなとも思います。

 次回、遂に最終回!
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第47話「大逆転!?黒幕って誰のこと?」

2024-12-09 18:28:54 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第47話「大逆転!?黒幕って誰のこと?」

 本気を出したアクダイカーンに追い詰められ、咲と舞の心が折れそうになった時に支えてくれるのは頼れる仲間。
 満「あなたたちらしく無いわね。いつものアレを言ってよ。相手が誰でも、どんなピンチの時にでも、決まって言う言葉があるじゃない!」
 薫「私たちも、一緒に言ってみたいんだけど」
 ……本当に、本当に良いキャラになったなぁ、満と薫。元より「S☆Sといえば」なキャラクターではありましたが、まさかここまで魅力的なキャラクターに成長するとは思いませんでした。もちろん、まだダークフォールの戦士としての色が濃い時も、少しずつ変わっていく様が楽しくはありましたが。

 みんなの応援の後押しを受けた攻撃によりアクダイカーンを追い詰めたものの、浄化するまでには至らず。しかしそこで驚愕の真実が明らかとなりました。
 本作の記憶が朧げな私でも「アクダイカーンがラスボスではない」ということは覚えていたのですが「アクダイカーンはどういう存在か」は覚えていませんでした。なので「黒幕はアクダイカーンに嫌気が差し、裏切りを計画していた」「アクダイカーンは黒幕の操り人形だった」などの可能性を考えていましたが、「計算外のことをしたので消えてもらった」が理由だったとは……ということは、これまでも何度かアクダイカーンの判断に驚いていたことがありましたが、あれも黒幕にとっては計算外の行動、ということかな。

 遂に本性を現した黒幕。かなりの実力者に見えますが、何故自ら率先して戦おうとしなかったのか?回りくどい方法を取ったのは何故か?そんな疑問が残る中で、次回最終決戦開幕!
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第46話「反撃!アクダイカーン脅威の力!」

2024-12-08 07:57:47 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第46話「反撃!アクダイカーン脅威の力!」

 ……めっちゃ今更ですけど、ゴーヤーンって「ゴーヤ」だけじゃなくて、「悪代官」と一緒に悪だくみしてる印象がある「越後屋」とかかってるんです……?

 「別に、最後の挨拶ってわけじゃないわ」
 「そう。ダークフォールから帰ってくるんだから。咲たちと二度と会えなくなるわけじゃないのよね」
 まるで自分に言い聞かせるように、不安な気持ちを押し殺すように呟く満と薫ですが、二人だけでキャラフェ奪還のためにダークフォールに行こうとしていたことからすると、最悪の事態も想定していなかったとは思えませんね。みのりの「約束」にも戸惑っていましたし。

 そんな二人の様子に咲と舞が気づかないはずもなく、みんなの説得によりコロネとフィーリア王女以外の全員がダークフォールへと突入するのですが……え!?敵の本拠地に飛び込むのに変身しないの!?目的がキャラフェ奪還のためとはいえ、もう少し警戒した方が……でも、誰もいないところ「聖なる泉を汚すものよ!」「あこぎな真似は、おやめなさい!」と言うわけにもいかないか、と(苦笑。
 なお、最近の変身は短縮版(スカートと髪の変化が省略)でしたが、今回は長めの変身シーンでした。昨今のプリキュアだと終盤の個人回で単独変身が見られる機会が多いように思いますが、二人だけの変身シーンでも省略ってあったんだなーと今更ながらに思いました。

 その後はアクダイカーンとの激闘が始まるのですが、その最中、滅びこそ全てだと語るアクダイカーン自身が「満と薫」という命を作り出した矛盾を突かれていました。「違う!我はただ、全てを滅びに導くために貴様らを、作ったにすぎん!」というアクダイカーンに若干ツンデレ要素を覚えてしまったのはさておいて(苦笑。実際のところ、全てを滅ぼした後、アクダイカーンは自分自身やダークフォールの戦士たちをどうするつもりだったんでしょうか。滅んだ世界でただ一人君臨し続けるのか、それとも僅かばかりの命と共に滅びの世界で生き続けるつもりだったのか。

 いよいよアクダイカーンとの戦いもクライマックスですが、次回黒幕登場!……黒幕自体は知っていましたが、登場の経緯を覚えていないんですよね……
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第45話「ケーキと和也とクリスマス!」

2024-12-07 17:58:22 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第45話「ケーキと和也とクリスマス!」

 ここ最近、満と薫が二人きりになるシチュエーションを作るためか、毎回のようにフラッピとチョッピが食事を要求している気がします。

 さて今回はクリスマス回ということでサンタ衣装で日向家のお手伝い!衣装について「派手」と呟いた薫も、苦手な接客をみのりと一緒に頑張っていました。
 満は以前も接客をこなしていましたが、その時よりもだいぶ柔らかい笑顔になっていましたね。一人鏡に向かって笑顔を見せるのは、咲から「満の笑顔を見ると嬉しくなる」と言われたためか、自然と笑えるようになったことの確認か……何にせよ「何してるの?」と問われた際に、ちょっと恥ずかしそうにしながら「なんでも」と答える満が超可愛かったですね!
 更に、和也が女の子と訪れた際には「咲が奥にいる」という事実のみならず「呼びましょうか?」という気配りも見せていました。本当に明るく優しく、穏やかになったなぁ……

 一方咲は和也のためにケーキを用意していましたが、和也はクラスメイトとのパーティーのため来られないうえに、その和也が女の子と一緒に来店しケーキを選んでいたことにショックを受けて落ち込んでしまいます。そんな咲を心配してムープとフープが声をかけるのですが……「失恋でもしたププ?」「見事に当たって砕けたププ?」と、フープの容赦ない一言がグサグサ刺さっていました(笑。初登場時は人見知りしていたのに、今ではこんな容赦のない言葉を言えるあたり、仲良くなったとも言えますが……味方陣営で咲のマジトーンの「うるさいわねぇ!!」を引き出せるのはムープとフープだけかもしれません(汗。


 フラッピたちから相談を受けた満と薫がさりげなく咲を励まそうとしているとは露知らず、店にやってきたのはサンタレスキー&サンタターレ!……ではなく、キントレスキー&ミズ・シタターレ。咲の父親からは「夫婦」と間違われ、落ち込み、いら立つ咲からも「カップル」と間違われた二人。筋肉全開なマッチョとスラっとした美女。確かに絵になる強者二人ではありますが、「強者とは」に対する考えが異なるため、相性はイマイチ……
 かと思いきや!キントレスキーは先んじて満と薫の動きを封じるミズ・シタターレの行為を素直に認めており、その後プリキュアにトドメを刺そうとした際にも自分を差し置いて攻撃を放ったミズ・シタターレには一言も文句を言いませんでした。戦闘中に彼女の強さを認めつつあるのが伺えますね。

 そしてプリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュに対しては、ミズ・シタターレから「私たちも力を合わせるわよ!」と連携を申し出たうえに、まさかまさかの……今回ブルームとイーグレットに変身したのは、浄化技が「ハート」だったからですかね?キントレスキーに「強者」として認められ、共に戦えて満足だったと告げられ、頬を染めるミズ・シタターレ。そんな二人に断末魔の叫びは似合いません。「あんた惚れたね!」「アンタガスキー!」想像以上に最高の締めくくりでした。
 復活した幹部たちともこれで全員お別れ。単に復活するに留まらず、他の幹部との交流という今までに無かった要素を引っ提げての登場となり、以前とはまた違った魅力が引き出されていましたね。カレハーンとキントレスキー、モエルンバとミズ・シタターレなど、見られなかった組み合わせだったらどのように戦っていたかなど、想像も膨らみます。


 戦闘中、みんなからの励ましを受けて再起した咲にも、戦いが終わった後には嬉しいプレゼントが待っていました。こちらはカップル誕生とまではなりませんでしたが、それでも微笑ましい光景が繰り広げられていましたね。

 そんな楽しいひと時が終わり、次回はアクダイカーンとの再戦。そろそろ……ですかね?
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第44話「二人が消える?苦しみの満と薫」

2024-12-06 07:46:15 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第44話「二人が消える?苦しみの満と薫」

 今回舞が着ているのは、40話で両親からプレゼントされたコートでしょうか?

 さて今日はみんなで動物園にスケッチ!ですが、満と薫はどこか上の空。というのも、咲や舞と一緒にいられる心地よさと、アクダイカーンを裏切っている心苦しさの狭間で悩んでおり、加えて精霊の力と滅びの力で蘇ったために、どちらかが消えれば満と薫もまた消滅する可能性があることをフィーリア王女から告げられていました。ここ、一瞬とはいえ画面が真っ暗になる演出は新鮮でしたね。「Go!プリンセスプリキュア」39話のAパート終わりを思い出しますね……あちらは色を失ったタイトルロゴが一層絶望感を煽っていたなと。
 しかし、こちらはすぐに明るくなり、自分の気持ちに嘘をつかず、自分たちの信じる道を行くようアドバイスされていました。動物園に来ても上の空だったのは、改めて自分たちの信じる道とは何かを考えていたのでしょうね。

 そんな二人を襲うのはドロドロン&ミズ・シタターレのコンビ。土と水の相性は、特にドロドロン側にとっては良さそうに思えますが、案の定ミズ・シタターレは自分のやりたいようにやると言い、ドロドロンには足を引っ張らないように警告していました。一方ドロドロンは「ゴーヤーンとアクダイカーン様は二人で力を合わせてって言ってた」と力を合わせる気はある様子。
 カレハーンの時といい、ドロドロンは幹部の中では比較的仲間意識強めなのかな?とも思いましたが、ドロドロンの夢は「アクダイカーン様の右腕になること」。となれば、アクダイカーン様の指示に背くようなことはしない。なので力を合わせようとしている……ということであって、必ずしも仲間想いとは限らないのかな?と。
 でも、良いように使われていてながらも、一応は満と薫に戻ってくるよう伝えるってことは、多少なりとも仲間意識が……結局それもダークフォールの、アクダイカーン様のためだと思うと、やっぱり仲間意識とは呼べないような……掴みどころが難しいキャラクターだなと、改めて思ってます。
 あと、今回に限った話ではないですが、本当に戦闘中も楽しそうにあれこれ喋ってますよね、ドロドロン。満と薫が消えるかもしれないと知って動揺する中で「何を四人で下向いていらっしゃるの?」とか、シリアスムードをぶち壊す才能がありすぎです(笑。他の幹部に負けじと濃いキャラだったなぁ。

 で、そんなコンビと相対する中で、満と薫の消滅の可能性を咲と舞も知るところとなりました。そんなことを知ってしまえば、倒すべき相手を倒せず、心の迷いが生じるのも必然。満と薫に奮起させられて、友達が消えるのを覚悟のうえで戦うのかとも思いましたが……
 ……なるほど、そう来るかと。咲と舞の言葉はしっかりと満と薫の中で息づいていて、それが今度は咲と舞を励ますことに繋がるとはなぁ……足元に広がる波紋も、想いの波及が感じられる良い演出ですね。


 行きと違って帰りは満と薫の心は穏やかで、みのりの絵や話もちゃんと見聞きしていました。
 ……で、ですね。みのりの絵では猿の顔が薫たちの顔になっており、咲の顔をした猿はバナナをいっぱい頬張っているのですが、それを見た満の一言。「ほんとだー」……は?なんなんすかこれ?可愛すぎでは?満の心が安らいでるのがこれ以上ないってぐらい伝わってくる、何気ない一言、大好きです。あと、個人的にみのりと満の絡みが僅かながらでも見られたのは嬉しかったです。

 次回はクリスマス!以前接客は向いていないと言っていた薫も接客するようで。また、和也が女の子と一緒にいたことに咲がショックを受けるようですが、咲にマフラーらしきものを送っていたところからすると、「女の子に何をプレゼントしたらいいか分からないから、クラスの女の子に聞いていた」とか、そんな理由ですかね?
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第43話「夢じゃない!みんなのいる一日」

2024-12-05 07:02:51 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第43話「夢じゃない!みんなのいる一日」

 絆の力で無事に戻ってきた満と薫。二人ともずっといたことになっているため、みのりやクラスメイトも自然と彼女たちを受け入れていました。ここら辺の詳しい理由付けはありませんでしたが、みんなあんなに頑張ったんだから、これくらいご褒美があっても良いでしょう。

 みのりとの再会に笑みを浮かべる薫。ムープたちに感謝されて「よしてよ」と照れくさそうに告げたり、薫に渡されたみのりの読書感想文を横から見て「良いじゃない」と感想を述べる満。
 「帰ってきた」「気持ちが安らぐ」「ずっとこのままでいられたら良いのにね」アクダイカーンへの恩義こそあれども、今は緑の里こそが二人の心が帰る場所なんだなと感じられる言葉の数々……やっぱ良いなぁ、満と薫。不在時はムープやフープ、ミズ・シタターレやキントレスキーといった敵味方共に賑やかで濃いめなキャラクターたちが盛り上げてくれていましたし、咲と舞の絆の強さが描かれることが多く、それはそれで楽しかったのですが、やはりこの二人がいてこそのS☆Sって感じがします。

 そんな「裏切り者」を始末せんと現れたのが、モエルンバとキントレスキーのコンビ。戦いを「ショー」「真剣勝負」と捉える考え方の違いこそあれども、満と薫がキントレスキーの攻撃を回避しようと下がったところへ炎を放って退路を防ぎ、そこをキントレスキーが狙う……と、なかなかに優秀なコンビでした。互いに互いの邪魔をせず、むしろモエルンバが随所で良いアシストを見せています。最終的には調子に乗ってしまったモエルンバがキントレスキーの制止も聞かずに飛び込んだことが敗因となったわけですが……そう考えると、前回浄化技に向かっていったカレハーンとはやっぱり最悪で最高のコンビだったのでしょう(笑。

 強力なコンビに苦しめられながらも「「咲や舞と、ずっと一緒にいたい!!」」と想いを重ね、反撃に打って出る満と薫。ここら辺、見ごたえのある戦闘描写に、満と薫の言葉、二人の「生みの親を裏切りながらも自分の想いに従う」という悲壮な決意が感じられるBGMと、めっちゃくちゃ良いシーンですね……
 間一髪駆けつけた咲と舞、そしてコロネ。しかしプリキュア・スパイラル・リングをつけても力の差は歴然。それでも諦めずに立ち向かい、満と薫も一度は阻まれた合体技を再度放とうとするのですが……ここから「映画プリキュアオールスターズF」でも描かれた名シーン!……こういう経緯だったんだなぁ……
 ここの満と薫、最初に合体技を炎で妨害された時は回避していましたが、今回は回避する素振りがありませんでした。自らを犠牲にしてでも咲と舞に突破口を開こうとしたのではなく、戦いの後で「二人がきっと来てくれような気がしていた」と話していたことからすると、二人が守ってくれると、そう信じての行動だったのかもしれませんね。

 
 最後には、満と薫の素敵な笑顔が見られました。初登場時から随分と経ちましたが、本当に良い表情をするようになったなと……あの笑顔だけでもう泣けてくる……あと何気に咲が13話で間違えていた「flower」を正解しているのにも成長を感じます(笑。
 このまま穏やかな日常が続くかと思いきや、満と薫は消滅の危機にある様子。滅びの力が弱まれば、満と薫も弱ってしまう……ということですかね?
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第42話「お帰りなさい!満と薫!!」

2024-12-04 19:24:55 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第42話「お帰りなさい!満と薫!!」

 復活したカレハーンたちに技が通じず、キャラフェは奪われ、緑の里に戻ってきたらフィーリア王女は行方知れず。劣勢ではあるものの、これまで力を合わせて頑張ってきた咲たちの心はそう簡単には折れたりしない。ムープとフープも泣き出したりせず、一致団結して王女探しに精を出すあたり、本当に強くなったなと。そんなみんなの笑顔を引き出す咲の明るさにも助けられていますね。
 で、フィーリア王女の行く先は何と……てっきりフィーリア王女の声でしゃべりだすものだとばかり思っていたので、突然のイケボはびっくりするんよ……しかもウザイナーと同じ声優さんとかマジっすか。咲を諭すのみならず、命の恩人である彼女のために何でもやろうとする姿勢、めっちゃカッコよかったです。

 今回の敵はカレハーンと新たに復活したドロドロンのコンビ
 この時点でゴーヤーンはミズ・シタターレとキントレスキーも蘇らせていますが、キャラフェには若干の力が残っていました。これが満と薫復活の鍵にはなるのですが、仮にそちらに使われなかった場合、ゴーヤーンは残りの力を何に用いるつもりだったんですかね?自分で飲んでパワーアップとか?
 また、ゴーヤーン曰く、満と薫は「後々何か必要なことでもあるかと思って眠らせたままにしていた」とのこと。リサイクルしたカレハーンたちがいなかった場合、満と薫を操り人形として蘇らせていたか、はたまた二人の身柄と引き換えに太陽の泉の在処を聞き出そうとしていたか……いずれにしろ、ろくなことに使われなさそうです。

 にしても、咲に「カレーパン!」と言われて「そう中辛が」云々と言いかけるあたり、やっぱカレハーンも良いキャラしてるよなぁ。今回コンビを組んだドロドロンの実力を多少は認めつつも、どこか下に見ているように感じました。土と枯れ葉、相性は決して悪くなさそうですが、結果的には意見の不一致で一足先に退場。もしも共に戦っていたのがモエルンバだったら突っ込んでいたかなぁ……?
 また、絡みはありませんでしたが、プライドの高さを考えるとミズ・シタターレとも相性はイマイチっぽいですし、キントレスキーは比較的マシそうだけど、既に強いのだから筋トレなどする必要は無い!とか言い出すかな?


 窮地に陥った咲と舞たちを助けるべく、緑の里の仲間、泉の里の仲間が奮闘し、そして……遂に復活!満と薫!復活直後、ゴーヤーンの相手をせずに咲と舞のもとに駆け付けるのが良いよね……しかも、あれだけひどい仕打ちをされたにも関わらず、生みの親であるアクダイカーンへの感謝の気持ちを忘れない。愛情の深さを感じます。
 「二人を傷つけるというのなら!」「私たちが相手になるわ!」滅びの力から生まれながらも、守るために戦う。このセリフにグッときました。本当に頼もしい友達が復活してくれました……

 クライマックスではありますが、次回は満と薫が帰ってきた日常を堪能するっぽいです。ここからまたいなくなったりはしなかったと思いますが、果たして平穏無事に終わるかどうか……
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第41話「王女が危ない!奪われたキャラフェ!!」

2024-12-04 06:26:06 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第41話「王女が危ない!奪われたキャラフェ!!」

 6回目ともなれば最早ポーズを取る余裕すら生まれた咲。最後の泉解放ということもあってか、みんないつも以上に楽しそうですね。
 というわけで金の泉も復活し、遂にフィーリア王女とも直に接することとなりました。これで後はフィーリア王女が泉から集めた命の光でキャラフェを満たし、それを太陽の泉に注げば世界樹は復活し、満と薫も……というタイミングで現れたのがゴーヤーン。ここに来てキャラフェが重要アイテムと化しました。これまでも不要なものではありませんでしたが、戦局を大きく左右するものになるとは思いませんでしたね。

 生命の力に滅びの力、更に枯れ葉をレッツ・ラ・まぜまぜすることで、カレハーン、続けてモエルンバが復活!体の所々が黒ずんではいますが、性格と記憶は引き継いでいる模様。そして、ここで初めて幹部同士のやり取りが繰り広げられました。敵の強化は歓迎できませんが、漫才みたいなやり取りが見られるのは楽しいですね。前々からこういうのを見たかったなと思いつつ、どいつもこいつも我が強いですし、ミズ・シタターレに至ってはゴーヤーンの邪魔をしていたことを思うと、こんな状況でも無いと協力なんてしそうにない連中ばかりです。故に一人ひとり送り込まれていたのかなと
 真面目なカレっちことカレハーンと、ノリの軽いモエルンバ、枯れ葉と炎ということもあって相性は最悪。口を開けば喧嘩に発展するものの、一方で良く燃える枯れ葉と炎は相性最高。いざ力を合わせた時の威力はすさまじいものがありました。となると、水を得ることで本領を発揮するドロドロンとミズ・シタターレも相性抜群ってことですかね?
 更に全力を出したキントレスキーですら相打ちとなったプリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュを涼しい顔をして耐えきった二人。フィーリア王女や泉の力も融合しているため、浄化技への耐性がついてしまったのでしょうか?

 太陽の泉の在処こそバレなかったものの、キャラフェが奪われ大ピンチ。この事態にフィーリア王女は何故か緑の里行きを決意し、そしてあの二人の鼓動も聞こえ始め……感極まってる次回予告が実に良い……
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第40話「うるさ~い!キントレスキーと誕生日」

2024-12-03 19:46:12 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第40話「うるさ~い!キントレスキーと誕生日」

 「腹筋を大切にな」まさかゴーヤーンの腹筋運動の回想シーンが入るとか、予想できるわけないじゃん……

 今回は舞の誕生日回。舞には内緒で計画を進める中で、幼い舞が描いた絵は、夜遅く帰ってくる両親への手紙だったことが明かされます。舞が両親に話したかったことを絵にして残しておく……子供ながらにそんな発想が出来るとか、すげぇなぁ……本作を見て、実際に両親に手紙の絵を描いた子供もいるのかなぁと思ったり。

 で、咲は舞の絵を描こうとするのですが、フラッピたちから見れば、それは「ナス」の絵。まさか「美人だなー」と思い続けていた舞がナスに例えられる日が来るとは夢にも思いませんでした(笑。「舞が可哀そう」「ナスの絵にすれば大丈夫」などと散々な評価でしたが、一方でみのりは舞だと一目で理解していました。スプラッシュ・コミューン内のフープとムープが「わかった?」「わからない!」みたいなやり取りをしているの、面白かったですね。
 みのりからのアドバイスで舞をガン見した結果、ナスからは離れたものの、キントレスキーが「人の形をしておらん」と苦言を呈すレベルには代わりなく、敵の意見ながらもフラッピたちも同意してしまう出来栄えでした。でも、絵がへったくそな私からすれば、この僅かな間で多少マシになっているのが感じられますし、何より描き続けている咲はカッコよく見えます。
 
 翌日、咲のもとに送られてきた果たし状の最後には「絵は筋肉のつき方を考えて描くと、うまくいくと思います」と優しい追伸が添えられていました。これだから大好きです、キントレスキー(笑。
 そんなキントレスキーとの戦いも今回が最後。いつも以上に筋肉全開で白熱したバトルが繰り広げられました。ブライトがキントレスキーの攻撃を防いでいる間に、懐に潜って風で吹き飛ばすウィンディがめっちゃカッコよかったですね。そして、キントレスキーもダークフォール最強の戦士としての意地を見せました。あのどっちに転ぶか分からない演出、結構ドキドキしましたね。キントレスキーに対して……となると、アクダイカーンには……と思わされてしまいましたが、果たして。


 最後は無事に舞の誕生日。咲から送られたのは舞の絵……ではあるのですが、大空の樹や咲自身、フラッピたちも描かれていました。舞を一人にさせたくない、舞は一人じゃないという想いもあったのかなと。もしももう少し時間があったら、健太や舞の家族、みのりなど、大勢の人を描いていたのかなと感じました。

 そんなこんなで次回は遂に全ての泉を取り返すことに成功!かと思いきや幹部復活!?……だよねぇ。私、S☆Sは満と薫が登場したあたりからチラホラ見ていたんだと思うのですが、その頃既にいなかったカレハーンやモエルンバも何となく見た覚えがあったので。何故復活したのか、額のゴーヤーンのマークは何なのか、気づけばあっという間の40話。最後まで楽しませてもらいます。
コメント