勇者エクスカイザー 第14話「たいへんだ!ママが!」
今日は母の日。コウタとフーコ、ママは徳田と徳田の母と一緒に花の万博を楽しんでいた。だがそこへ「母親は国の宝」だと知ったアーマーガイストとプテラガイストが現れ、ママたちを連れ去ろうとし・・・
感想
車のライトの開閉でエクスカイザーのまばたきやウインクを再現し、ガラスに反射する光の位置を変えることでエクスカイザーの視線を変える・・・考えられてますねぇ・・・
さて今回は母の日回。おそらく車の影からカーネーションを持ったコウタが現れてびっくり!というサプライズを狙っていたんでしょうけども、「やっぱりおどかすのは良くないな・・・」と「驚かす」の意味を勘違いしてしまったエクスカイザーにより、あっさりネタバラシ。
他にもハンドルを握ると性格が変わる・・・ことは無いものの、かっ飛ばすママを制御するかと思いきや「今日はママさんの日だろう。ママさんが思ったとおりに動いてあげてるだけさ」という微妙に間違っているような優しさを見せたり、妊婦さんのお腹の中にいる赤ちゃんを見て「人間に寄生する宇宙生物」だと勘違いしたりと、戦闘以外でのエクスカイザーの魅力が溢れていました。
ただ、決して勘違いする様が面白いばかりではなく、エクスカイザーの「母親がお腹の中で子供を守っている」という表現は、言われてみればそうなんだなぁと考えさせられる一幕もあったり。「生まれる前の赤ちゃんを守る」というのは、何となくですが自然界に生きる動物たちに当てはまることだという認識を持っていましたが、お母さんだって1年近くもの長い間、お腹の中で赤ちゃんを守り続けてるんですよね・・・他の動物に卵を狙われるといった危険性は人間にはないものの、自分と赤ちゃんの健康に気を配らなければならない精神的な大変さは、私にはとても想像がつかないものです。
コウタのママといえば、いつもほわほわしていて、テントの中にコンセントが無いなどの天然発言を連発するキャラクターという印象でした。しかし今回、コウタが危機に陥った際には「この化け物!うちの息子に何すんのー!」と、プテラガイストを怯ませる一喝を披露していました。普段の穏やかな口調からは想像もつかないくらいの迫力だったので驚きました。こうした、いざという時の芯の強さ、大切なもののために強大な敵に臆せず物申せる強さが、コウタに受け継がれているんでしょうね。フーコの気の強さはパパ譲りかと思ってましたが、ママ譲りでもあるようで。
また、今回は徳田さんのお母さんも初登場。こちらも気の強いお母さんで、徳田さんに対してあれやこれやとガミガミ言う場面が多かったです。しかしそれに対して徳田さんは「いやいや、僕がいつも不甲斐ないから、母はつい心配でガミガミ言ってしまうんだよ」と、母が自分を叱る理由をきちんと分かっているという、何とも大人な一面を見せてくれました。フーコは「そんなもんかしら」と不思議そうな顔をしていましたが、この対比が良いですねぇ・・・
徳田さんは大人ではありながら、コウタたちと同じようにはしゃいだりしているために、どこか「子供に近い大人」といったイメージがありました。しかし先の発言と今回の活躍から、「大人」としての頼もしさがカッコいい人物だという認識に変わりました。
あと、コウタたちの会話の中では「母」、面と向かって話す時は「お母さん」という呼び方を使い分けてるのも印象的でしたね。
今回はガイスターロボ戦も見ごたえがありました。いつもは駆けつけて来るや否や合体!というイメージが強かったレイカーブラザーズも、今回は個々で戦った後にピンチに陥ったがために合体、という流れだったのも良いですね。ウルトラレイカーの活躍はそれはそれで良いものなのですが、折角なら単体でも活躍して欲しいですし。でも、カーネーションの飾り付けがついたまんまじゃなかったのはちょっと残念です(笑。
エクスカイザーも人質を救出した後もピンチに陥ったりと、緊張感が続くバトルでした。そんなピンチの連続の後のキングエクスカイザーの頼もしさよ・・・「さぁ、どこからでもかかってこい!」という言葉に偽りはなく、ガイスターロボの攻撃を真正面から受け止めて破る様がとてもカッコよかったです・・・
ほぼオチ要因と化したタクミと、息子一人置いて帰るタクミママがどんな人物なのか気になりもしましたが、ともあれ、これまでの話の中でも屈指の面白さだったのではないかと。そんなこんなでまた次回。
今日は母の日。コウタとフーコ、ママは徳田と徳田の母と一緒に花の万博を楽しんでいた。だがそこへ「母親は国の宝」だと知ったアーマーガイストとプテラガイストが現れ、ママたちを連れ去ろうとし・・・
感想
車のライトの開閉でエクスカイザーのまばたきやウインクを再現し、ガラスに反射する光の位置を変えることでエクスカイザーの視線を変える・・・考えられてますねぇ・・・
さて今回は母の日回。おそらく車の影からカーネーションを持ったコウタが現れてびっくり!というサプライズを狙っていたんでしょうけども、「やっぱりおどかすのは良くないな・・・」と「驚かす」の意味を勘違いしてしまったエクスカイザーにより、あっさりネタバラシ。
他にもハンドルを握ると性格が変わる・・・ことは無いものの、かっ飛ばすママを制御するかと思いきや「今日はママさんの日だろう。ママさんが思ったとおりに動いてあげてるだけさ」という微妙に間違っているような優しさを見せたり、妊婦さんのお腹の中にいる赤ちゃんを見て「人間に寄生する宇宙生物」だと勘違いしたりと、戦闘以外でのエクスカイザーの魅力が溢れていました。
ただ、決して勘違いする様が面白いばかりではなく、エクスカイザーの「母親がお腹の中で子供を守っている」という表現は、言われてみればそうなんだなぁと考えさせられる一幕もあったり。「生まれる前の赤ちゃんを守る」というのは、何となくですが自然界に生きる動物たちに当てはまることだという認識を持っていましたが、お母さんだって1年近くもの長い間、お腹の中で赤ちゃんを守り続けてるんですよね・・・他の動物に卵を狙われるといった危険性は人間にはないものの、自分と赤ちゃんの健康に気を配らなければならない精神的な大変さは、私にはとても想像がつかないものです。
コウタのママといえば、いつもほわほわしていて、テントの中にコンセントが無いなどの天然発言を連発するキャラクターという印象でした。しかし今回、コウタが危機に陥った際には「この化け物!うちの息子に何すんのー!」と、プテラガイストを怯ませる一喝を披露していました。普段の穏やかな口調からは想像もつかないくらいの迫力だったので驚きました。こうした、いざという時の芯の強さ、大切なもののために強大な敵に臆せず物申せる強さが、コウタに受け継がれているんでしょうね。フーコの気の強さはパパ譲りかと思ってましたが、ママ譲りでもあるようで。
また、今回は徳田さんのお母さんも初登場。こちらも気の強いお母さんで、徳田さんに対してあれやこれやとガミガミ言う場面が多かったです。しかしそれに対して徳田さんは「いやいや、僕がいつも不甲斐ないから、母はつい心配でガミガミ言ってしまうんだよ」と、母が自分を叱る理由をきちんと分かっているという、何とも大人な一面を見せてくれました。フーコは「そんなもんかしら」と不思議そうな顔をしていましたが、この対比が良いですねぇ・・・
徳田さんは大人ではありながら、コウタたちと同じようにはしゃいだりしているために、どこか「子供に近い大人」といったイメージがありました。しかし先の発言と今回の活躍から、「大人」としての頼もしさがカッコいい人物だという認識に変わりました。
あと、コウタたちの会話の中では「母」、面と向かって話す時は「お母さん」という呼び方を使い分けてるのも印象的でしたね。
今回はガイスターロボ戦も見ごたえがありました。いつもは駆けつけて来るや否や合体!というイメージが強かったレイカーブラザーズも、今回は個々で戦った後にピンチに陥ったがために合体、という流れだったのも良いですね。ウルトラレイカーの活躍はそれはそれで良いものなのですが、折角なら単体でも活躍して欲しいですし。でも、カーネーションの飾り付けがついたまんまじゃなかったのはちょっと残念です(笑。
エクスカイザーも人質を救出した後もピンチに陥ったりと、緊張感が続くバトルでした。そんなピンチの連続の後のキングエクスカイザーの頼もしさよ・・・「さぁ、どこからでもかかってこい!」という言葉に偽りはなく、ガイスターロボの攻撃を真正面から受け止めて破る様がとてもカッコよかったです・・・
ほぼオチ要因と化したタクミと、息子一人置いて帰るタクミママがどんな人物なのか気になりもしましたが、ともあれ、これまでの話の中でも屈指の面白さだったのではないかと。そんなこんなでまた次回。