車中泊用に作った窓用目隠しが使い難いので少し改良してみる
車中泊を始めようとした時、一番最初に用意したのは窓の目隠し。
後部座席の両横窓と、後方左右の小さな三角窓、そしてハッチバックの後方窓に対して、5枚の目隠しを作りました。
現物合わせで取り敢えずざっくりと作ってみて、不具合があれば作り直せばいいやって思っていたのだけど、それほど悪くもないけど、決して使い勝手が良いとは言えなかった。
中途半端に使えたので、改めて作り直すのも面倒くさくなり、我慢して使っていた。
が、特に後方窓用の目隠しはとても使い辛く、少し前に2週連続で車中泊をした際に我慢の限界を超え、これはどうしても改善しなければ、という思いに。

当初、横長1枚で作るのも邪魔かなって思い、上の写真の通り、中央で2分割し、互いの接合部の所々に磁石を入れ、それで繋げるようにしていたのだけど、これも失敗だった。
また、後方窓の周辺は車体の金属が剥き出しなので、ここも磁石を使って着脱できるようにしていたわけだけど、使ったすべての磁石の磁力が弱くて、取り付けにとても苦労する。

ということで、今回の改善点は、この磁石をもっと強力なものにすること。
これまで使っていたのは100均で購入した直径6mmの小さなネオジウム磁石で、今回はそれを直径8mmのネオジウム磁石に変えて(というか追加して)みようと思います。

また、後窓の上部と左右は車体の金属部があるのだけど、下側の辺は窓の際までプラスチックパーツで覆われているので、このままでは磁石を使っての固定が出来ない。
そこで、小さな金属プレートを両面テープで窓下のプラパーツに貼り付けます。

金属パーツ2枚を貼り付けました。

後窓用目隠しのバージョンアップ完了。

目隠しに取り付けた磁石が、車体の金属に吸い付く際のカチッて音が小気味よい(これまで、そんな音が聞こえることもないし、吸い付いた感触も無かった)。
これで暫く使ってみて、良さそうなら他の目隠しにも同じような改良を加えようかと。
後部座席の両横窓と、後方左右の小さな三角窓、そしてハッチバックの後方窓に対して、5枚の目隠しを作りました。
現物合わせで取り敢えずざっくりと作ってみて、不具合があれば作り直せばいいやって思っていたのだけど、それほど悪くもないけど、決して使い勝手が良いとは言えなかった。
中途半端に使えたので、改めて作り直すのも面倒くさくなり、我慢して使っていた。
が、特に後方窓用の目隠しはとても使い辛く、少し前に2週連続で車中泊をした際に我慢の限界を超え、これはどうしても改善しなければ、という思いに。

当初、横長1枚で作るのも邪魔かなって思い、上の写真の通り、中央で2分割し、互いの接合部の所々に磁石を入れ、それで繋げるようにしていたのだけど、これも失敗だった。
また、後方窓の周辺は車体の金属が剥き出しなので、ここも磁石を使って着脱できるようにしていたわけだけど、使ったすべての磁石の磁力が弱くて、取り付けにとても苦労する。

ということで、今回の改善点は、この磁石をもっと強力なものにすること。
これまで使っていたのは100均で購入した直径6mmの小さなネオジウム磁石で、今回はそれを直径8mmのネオジウム磁石に変えて(というか追加して)みようと思います。

また、後窓の上部と左右は車体の金属部があるのだけど、下側の辺は窓の際までプラスチックパーツで覆われているので、このままでは磁石を使っての固定が出来ない。
そこで、小さな金属プレートを両面テープで窓下のプラパーツに貼り付けます。

金属パーツ2枚を貼り付けました。

後窓用目隠しのバージョンアップ完了。

目隠しに取り付けた磁石が、車体の金属に吸い付く際のカチッて音が小気味よい(これまで、そんな音が聞こえることもないし、吸い付いた感触も無かった)。
これで暫く使ってみて、良さそうなら他の目隠しにも同じような改良を加えようかと。
クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(5)
前回の続き。
外装革と内装革の縫製が、片面だけ完了した状態。

残りの片面側に接着剤を塗布し、同じように針5本で位置合わせ。

そして外装革にあけてある縫い穴を、内装革へと貫通させていきます。

ここでポケットパーツを位置を合わせながら接着し、もう一度外装革から目打ちでこのポケットパーツまで穴を貫通させる(ここは二度手間になってるので、要改善かな)。

接着が乾いたら、残り半面のこちら側も縫製して完成。



コインポケットは、これでも悪くはないけど、底に少し余裕(マチ?)があると、更に使い勝手が良いかな(でもコインがたくさん入ると、厚みが出てしまうからなー)。

ポケットパーツの裏側は、お札を入れるスペース。

カードポケットは全部で5カ所。

外観やカードポケットのサイズは、これまで作ってきたL字ファスナーと同じにしているのだけど、上辺に2カ所のカーブがあるせいなのか、少し小さい印象を受ける。

様々な点でL字ファスナーを踏襲していたり、事前に型紙で細部まで詰めたこともあり、最初の1号からまあまあの仕上がりになったかな。
上の写真でも比較しているけど、久しぶりに作ったラウンドファスナーウォレットは、よりコンパクトな印象の割には内装が充実していて、結構気に入った。
更に細部を詰めていきながら、もう何個か作ってみようかな、と。
外装革と内装革の縫製が、片面だけ完了した状態。

残りの片面側に接着剤を塗布し、同じように針5本で位置合わせ。

そして外装革にあけてある縫い穴を、内装革へと貫通させていきます。

ここでポケットパーツを位置を合わせながら接着し、もう一度外装革から目打ちでこのポケットパーツまで穴を貫通させる(ここは二度手間になってるので、要改善かな)。

接着が乾いたら、残り半面のこちら側も縫製して完成。



コインポケットは、これでも悪くはないけど、底に少し余裕(マチ?)があると、更に使い勝手が良いかな(でもコインがたくさん入ると、厚みが出てしまうからなー)。

ポケットパーツの裏側は、お札を入れるスペース。

カードポケットは全部で5カ所。

外観やカードポケットのサイズは、これまで作ってきたL字ファスナーと同じにしているのだけど、上辺に2カ所のカーブがあるせいなのか、少し小さい印象を受ける。

様々な点でL字ファスナーを踏襲していたり、事前に型紙で細部まで詰めたこともあり、最初の1号からまあまあの仕上がりになったかな。
上の写真でも比較しているけど、久しぶりに作ったラウンドファスナーウォレットは、よりコンパクトな印象の割には内装が充実していて、結構気に入った。
更に細部を詰めていきながら、もう何個か作ってみようかな、と。
クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(4)
前回の続き。
ファスナーの両面貼り付け完了(左右共に中央を基準点として貼り付けているので、バラバラにして貼っていてもファスナースライダーを通した時、ズレは発生しない筈)。

通常は、上止と下止でスライダーを "止める" のだけど、今回は下止でファスナーを開いたときの終点とし、上止は使わずに作ります。

上止側はこんな感じに、端の位置を合わせて胴体に接着して終わり。

ウォレットの内側から見ると、こんな感じ。

いよいよ外装革と合体させていきます(いつものように針で位置合わせしながら接着)。

外装革には最初から縫い穴をあけてあるけど、内装には片面5カ所だけ(位置合わせ用の)穴をあけておいて、5本の針で位置を合わせていきます。

そして、(ここの手順はまだ手探り状態なのだけど)外装と内装とを接着後に縫い穴をあけ、その後に(片面2カ所だけ針で位置合わせして)ポケットパーツを接着しました。

次回へと続きます。
ファスナーの両面貼り付け完了(左右共に中央を基準点として貼り付けているので、バラバラにして貼っていてもファスナースライダーを通した時、ズレは発生しない筈)。

通常は、上止と下止でスライダーを "止める" のだけど、今回は下止でファスナーを開いたときの終点とし、上止は使わずに作ります。

上止側はこんな感じに、端の位置を合わせて胴体に接着して終わり。

ウォレットの内側から見ると、こんな感じ。

いよいよ外装革と合体させていきます(いつものように針で位置合わせしながら接着)。

外装革には最初から縫い穴をあけてあるけど、内装には片面5カ所だけ(位置合わせ用の)穴をあけておいて、5本の針で位置を合わせていきます。

そして、(ここの手順はまだ手探り状態なのだけど)外装と内装とを接着後に縫い穴をあけ、その後に(片面2カ所だけ針で位置合わせして)ポケットパーツを接着しました。

次回へと続きます。
クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(3)
前回の続き。
コインポケットのフタパーツに合わせてマチ(胴体)パーツを接着。

はみ出た不要部分を切り揃え、2辺を縫ってポケットパーツが完成(下の写真で上辺を縫っていないのは、ウォレット本体と合体する際に縫い合わせるため)。

型紙作りからそのまま製作に入ったので、ポケットパーツ作りが先になってしまったけど、ここで漸くクロム革で作る外装を加工していきます。

ラウンドファスナーは、文字通りウォレット4辺の内(中央で折り曲げた) "底" となる辺以外の3辺はファスナーがくるので、外装の外周は上下左右共均等に斜め漉きで加工。

先の丸い革漉きナイフで全体的に斜め漉きしてから、直刃の革包丁で全体的に均一になるように仕上げていく(のだけど、まだまだ厚みに凸凹が出来てしまう)。

そして内装には、ポケットパーツと同じヌメ革を使うのだけど厚みが足りないので、床面に芯材を貼ります(因みに、外装革との内外差として外装より6mm小さくカットしてある)。

芯材をガイドにしつつ、ファスナーの中央部分を基準点としてファスナーの貼り付け開始。

ファスナーの片面貼り付け完了。

次回へと続きます。
コインポケットのフタパーツに合わせてマチ(胴体)パーツを接着。

はみ出た不要部分を切り揃え、2辺を縫ってポケットパーツが完成(下の写真で上辺を縫っていないのは、ウォレット本体と合体する際に縫い合わせるため)。

型紙作りからそのまま製作に入ったので、ポケットパーツ作りが先になってしまったけど、ここで漸くクロム革で作る外装を加工していきます。

ラウンドファスナーは、文字通りウォレット4辺の内(中央で折り曲げた) "底" となる辺以外の3辺はファスナーがくるので、外装の外周は上下左右共均等に斜め漉きで加工。

先の丸い革漉きナイフで全体的に斜め漉きしてから、直刃の革包丁で全体的に均一になるように仕上げていく(のだけど、まだまだ厚みに凸凹が出来てしまう)。

そして内装には、ポケットパーツと同じヌメ革を使うのだけど厚みが足りないので、床面に芯材を貼ります(因みに、外装革との内外差として外装より6mm小さくカットしてある)。

芯材をガイドにしつつ、ファスナーの中央部分を基準点としてファスナーの貼り付け開始。

ファスナーの片面貼り付け完了。

次回へと続きます。
クロム革で作るラウンドファスナーウォレット --(2)
前回の続き。
コインポケットのマチ(胴体)パーツが出来たので、続いてフタとなるパーツを製作(フラップ部にバネホックを取り付けるのだけど薄過ぎるので、革を重ねて接着補強)。

フラップ部に貼り合わせた補強パーツの外周を縫い、コバを磨き、バネホックを固定し、胴体との接着部分を斜め漉きで薄くして、と一連の加工をしてパーツ完成。

コインポケットの胴体側もバネホックを固定し、接着範囲を薄く加工しています。

カードポケットはL字ファスナーから特に設計変更することなく同じパーツを使うこととし、これらのカードポケットとコインポケットを取り付けるポケットベースを加工。

そして片面には、これまで通り3段のカードポケットを取り付けました。

もう片面に、先ずは同じサイズのカードポケットを1段取り付け。

この1段目に被せるように、コインポケットのフタパーツを接着しますが、このフタパーツの裏側もカードポケットとするので、カードポケットの深さを決める位置を縫製。

次回へと続きます。
コインポケットのマチ(胴体)パーツが出来たので、続いてフタとなるパーツを製作(フラップ部にバネホックを取り付けるのだけど薄過ぎるので、革を重ねて接着補強)。

フラップ部に貼り合わせた補強パーツの外周を縫い、コバを磨き、バネホックを固定し、胴体との接着部分を斜め漉きで薄くして、と一連の加工をしてパーツ完成。

コインポケットの胴体側もバネホックを固定し、接着範囲を薄く加工しています。

カードポケットはL字ファスナーから特に設計変更することなく同じパーツを使うこととし、これらのカードポケットとコインポケットを取り付けるポケットベースを加工。

そして片面には、これまで通り3段のカードポケットを取り付けました。

もう片面に、先ずは同じサイズのカードポケットを1段取り付け。

この1段目に被せるように、コインポケットのフタパーツを接着しますが、このフタパーツの裏側もカードポケットとするので、カードポケットの深さを決める位置を縫製。

次回へと続きます。