「ドリーム・ジャンボリー/金魚ツアーズ」 のらみみ2 第4話2008-10-23 Thu 12:52
のらみみ2 第4話「ドリーム・ジャンボリー/金魚ツアーズ」
「ドリーム・ジャンボリー」 だから、せめて楽しい夢を―― “胡蝶の夢”ですよね。 今の自分は夢の中なのか、それとも現実なのか。 結局どちらがどちらかわからなくなるという…。 独特の雰囲気を出した、なんとも不思議なお話でした。 子安さんのあまり抑揚をつけない淡々とした語りが、いい味出してましたね。 「金魚ツアーズ」 シナモン初登場時以来のシナモン回。 けっこうよくある泣かせ話ですが、意外と奥が深い。 以下は自分の憶測ですが… シナモンはチョコハット団の存在を知らなかった。 ということは、誰か友達がいるからあの公園に来ていたわけじゃないんですよね。 何の気なしに一人で公園に来ていた。 そう考えると、シナモンは友達と呼べるキャラがほとんどいないのかもしれません。 これまで他のキャラと一緒にいた描写がほとんどなかった気がしますし。(あったらごめんなさい) そこで、声をかけてくれるキャラがいた。 最初はめんどくさいなぁ…なんて思っていたけれど、小さな穴の話を聞かされてからどんどん引き込まれていった。 そして色々なところを回っていき、自分にも友達ができたと思った。 けれども、その直後の別れ…。 素直に感情を表現することもできずに、ただただ黙り込んでしまうシナモン。 けれども、最後には自分の思いの丈を叫ぶことができて、いいお別れができた。 …いい話じゃないですか。 夕暮れの中を一人寂しく歩くときの哀愁といったらもう…。 ラストでシナモンがのらみみの頭を叩くシーンもなんとも言えなかったですね。 紹介してもらった地蔵とのらみみを重ね合わせていたはずです。 しかし、なんでシナモンはここまで淋しがっていたのか?というと、上にも書いたような背景があったからなのではないでしょうか。 原作でも、シナモンがやってきてからけっこうすぐのお話みたいですし。 友達がほとんどいなかった。こっちに来てから始めてできた友達。というのもあながち間違ってないのかもしれません。 ありがちな話、なのかもしれませんがそれだけで流してしまうにはあまりにももったいないストーリーです。 次回、第5話「恐怖のオバケモンスター/灼熱のエイリアン」 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕
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2008-10-25 Sat 03:47 日々の記録
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