2019年9月 3日 (火)

水の中に入らずに水中360度動画を撮影する方法

水中ハウジングケースを使い始めて2年弱経ちましたが、これまで水漏れの問題もなく使い続けています。

水中ハウジングケースTW-1を使ってTHETAで水中360度撮影してみた (2017年12月26日)

普段は、ダイビングのときに水中ハウジングケースを使って、水中360度動画を撮影していたのですが、人が水中にいると、餌付けのときくらいしか魚が寄ってこないので、もうちょっと自然な動画が取れないかなぁ~と思って、カメラだけを水中に投入することを試してみました。

 

RICOH THETAの水中ハウジングケースTW-1に紐をつないで水中に投下すれば、水の中に入らなくても水中360度動画を撮影できます。

TW-1の他に用意するものは以下のとおりです。

  • 釣り用の重り
  • 携帯ストラップ
  • 釣り糸
  • プラスチックバンド(タイラップなど)

TW-1下部の防水フタ開閉のピン部分に携帯ストラップを結び、その先に釣り用の重りをつなげます。

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TW-1上部の球形の下あたりをプラスチックバンドでぐるりと巻き、そこに釣り糸を結びます。

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全体として、こんなかんじになります。

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あとは、THETAの動画撮影を開始して、釣り糸をしっかりと持ったまま、こんなじゃんじで、TW-1を水中に投下します。

すると、こんな動画が撮影できます。

釣り糸だけだと、自分の真下の水中しか撮れませんが、釣り糸の途中に、ペットボトルを腰にぶら下げるホルダー(百均でも売ってます)をつなげると、釣りの浮きを遠くに投げるのと同じようにすることで、自分から離れたところの水中まで撮影できます。

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なんか、めんどくさい・・・もっと簡単にできないものかということでしたら、実はもっと簡単な方法もあります。

それは、TW-1を自撮り棒に取り付けて、それを水面から水中に差し込むという方法です。
この場合には、以下のように動画の上下が反転したものになります。

そこで、THETAのアプリで天頂補正をすると、以下のような動画にできます。

ということで、水の中に入らなくても、水中360度動画を撮影することができました。

 

9月 3, 2019 | | コメント (0)

2013年7月16日 (火)

SIMロックフリーのiPad/iPhoneを香港で購入

SIMロックフリーのiPad, iPhoneの買い出しに香港まで行きました。

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香港国際空港に到着したら、現地で使えるプリペイドSIMをまず買いました。
到着ロビー階には店舗がないので、ひとつ上の出発ロビー階に行きます。

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現地キャリアの「3」のものを買いました。
写真のような店舗があります。2013年7月時点では写真のとおりGカウンターの裏にありました。

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街の中にはSIMのチャージはどこでもできるようですが、SIM自体の購入ができるところは限られているようですので、購入するなら空港で買うのがお時間節約にお勧めのようです。

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スマフォ用には、このHK$98(約1300円)のものがあります。

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3Gなので低速ですが1日HK$28でデータ量制限なしの使い放題でお手頃です。
WiFiルータ用などいつくか種類がありますので店員さんに用途を伝えて選んでもらうのがよいです。
SIMカードのアクティベーションは英文のユーザガイドを読んで自分でもできますが、店員さんにお願いするのが無難だと思います。

この後、購入するiPhone等をすぐに動作確認したいという場合は、ここでマイクロSIM又はナノSIMを買ってしまってもよいと思います。

空港での用事を済ませたら、街に出ます。
香港はタクシーも安いので、それで行くのも確実ですが、それでも電車の方が安いのは確かです。

Airport Expressという電車に乗って街に行ってから、地下鉄に乗り換えます。
到着ロビーに写真のような販売所があります。

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路線図でいうと写真の左側にある飛行機マークのあるAirport駅から、下側中央にある香港駅まで行くと駅ビル内にアップルストアがあります。

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料金は写真のような内容です。

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右下にあるとおり、香港駅までは片道HK$100、往復HK$180です。
左上のOctopusというのは、香港市内の地下鉄、バス、水上バスなどで使えるSuicaやPASMOのようなICカードです。
HK$150で買うとデポジットがHK$50あるためHK$100使えます。デポジットは帰国するときにこの販売所でHK$9の手数料を払って残額と一緒に払い戻せます。
その右側にあるのは、Airport Expressの往復券に3日間乗り放題が付いてHK$300のトラベルパスです。

販売所が混雑しているときは、すぐそばの自販機で、現金があればAirport Expressの切符だけなら列に並ばずに購入可能です。
Octopusは市内に移動してから到着駅で購入すれば混雑を避けられると思います。
ただし、自販機は現金のみです。クレジットカードで買う場合は販売所の列に並んで買うしかありません。

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今回は、Airport Expressの往復券とOctopusを買いました。

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こちらは帰国時の払い戻しの画面。食事や買い物に毎日何度か使いましたが、帰国時の払い戻しでHK$80くらい戻ってきました。

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パスを買ったら販売所のすぐ奥にあるプラットフォームから電車に乗れば20~30分で市内に行けます。

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香港駅改札を出てすぐの写真です。
アップルストアをめざすなら、出口のAを出ます。
写真の左側奥に見えるエスカレータを上ると駅ビルである国際金融センター・ショッピングモールです。

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この駅ビルの中にアップルストアがあります。

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で、空港到着から1時間ばかりで、お目当てのSIMロックフリーのiPad RetinaとiPhone 5をさっそく購入しました。

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海外で購入するときの注意事項があるそうです。
iPadには対応している電波帯により2機種あります。Model A1459とModel A1460です。
日本で快適に使うには、Model A1460を買う必要があります。
香港では、日本と同じModel A1460だけが売られているようですが、買うときには、箱の裏側のモデル番号をよく確認するのが確実のようです。

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用事が済んだので、腹ごなしにロースト鴨丼を食べました。HK$30くらい。

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買ったばかりのiPhone 5を並べてみました。こちらは、HK$6388。

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ロースト鴨丼が200杯超も食べられる・・・と気づく前にiPhone 5を躊躇なく買うためにも空港からアップルストアに直行することをお勧めします(笑)

残った時間は、市内の暑さを逃れるためにIKEAのソファー売り場で涼んだり、
(IKEAは国内でも海外でも郊外にありますが、ここは繁華街にあるので小物を買うにはお勧めです。IKEAの案内は、こちら

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ラーメンを食べたり、

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餃子園でビールを飲みながら餃子を食べたり、
(餃子園のお店情報は、こちら

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夜景を見たりして、

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香港を満喫しました。

土産は、地元系スーパーで探しました。(これはIKEAの隣りにありました)
香港産のものって意外とないです。別に中国産やシンガポール産でも喜ばれるとは思いつつ、がんばって探してお菓子を買いました。

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ということで、SIMロックフリーのiPadとiPhoneを無事買って帰国できましたが、唯一の問題は電源アダプタのプラグ形状です。
香港のプラグは写真のようなタイプ。

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国内で使うときにいつも変換プラグを使うのは、使い勝手が悪いです。
こんなかんじになってしまう。

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そこで、探したところありました。写真左下のような国内用のプラグ部品。

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税・送料込みで200~300円です。
amazon:Apple MagSafe 電源用 プラグ

ちなみに、こちらの写真右側がアップル純正品で左側が今回購入した部品。
少しだけ、端にプラスチックのバリがありますが、アダプタへの装着にはまったく問題なく、純正品と遜色なく使えています。

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国内では無事にdocomo LTEに接続できています。

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なお、上の写真はiPadですが、iPhone 5についてはiOS6.1からLTEに接続できなくなった(接続は3Gだけ)という情報があります。

かっこつけてドコモでiPhone5を使っていた記者 / ついに弱音を吐く「LTE使えないし重いしコレジャナイ」

iPhone5でLTE接続するための手順とiOSアップデート時の注意点(iOS 6.1にアップデートするとLTE接続できなくなったので注意!)

これらの制限は、SIMロックフリーに対するキャリア縛りのための新たな措置のようでもありますが、単にiOSのバージョンの問題で、今後のバージョンで解消されるのかもしれません。(少なくとも、上の写真にあるとおり、iPadについては、iOS 6.1.2でも追加のコンフィグファイルのインストールなどしなくてもLTEに接続できています。)

あと、SIMロックフリーのものに、最初にSoftbankやauのSIMをさすと、それによってSIMロックがかかるという不確かな情報もあるので、それらをささないのが無難のようです。

ここでは、香港への買い出しを報告しましたが、今回は飛行機会社のマイレージを使って行きました。
アジア圏内なので30000マイルで行けるので、30000マイルでSIMロックフリー機の購入権を獲得できた?みたいなかんじです(笑)
お金をかけずに行こうと思ったので、日帰りも考えましたが、マイレージではうまく空き便が取れず、せめて週末土日の1泊をと思っていましたが、その便も取れず、国内交通費を節約するために羽田空港にこだわった結果は金曜日出発で月曜日早朝帰国便になりました(笑)
ただ、アップルストアの在庫がないときのことも考えると2泊くらいしてもよいのかもしれません。
アップルストアは、ここで紹介した香港駅の他にも市内にあります。

また今回は宿泊費を安く済ませつつ交通の便のよいところということで、繁華街にある重慶大厦(チョンキン・マンション)という1960年代に建てられたという雑居ビル内の(ホテルではなく)ホステルを試してみました。
男の一人旅ならば十分です(笑)
そちらの紹介ビデオをアップしてあるので、参考まで。

重慶大厦(チョンキン・マンション)内のホステル
https://www.youtube.com/watch?v=xPiySZyUO_A

2013年7月は、1HK$が13円でした。この為替だと、価格的には日本で買うのと値段は同じくらいです。
SIMロックフリーであるということ以外にはメリットはありません。初期保証も現地で確認できる範囲だけになるのでリスクがあります。
あと、なんと言っても希望の機種が在庫切れというリスクがあります(笑)
円高になれば値段としては、少しお買い得感があるかもしれません。

海外からの個人輸入代行業者を使えば、手数料送料がだいたい1万円くらいのようですので、仮にマイレージで行ったとしても、国内空港までの交通費や現地宿泊代を考えると、安く済むことはありませんが、香港でおいしいものも食べてこようとか、マイレージの消化をお考えで、SIMロックフリーの購入をご検討のときの参考にしていただければと思います。

7月 16, 2013 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年7月10日 (水)

iPad2のカバーをiPad Retinaでも使う

iPad 2からiPad Retinaに買い換えたら、やけにバッテリーの減りが早いなぁと思っていたら、iPad RetinaにiPad 2用のiPadカバーを使っているとiPadカバーによるロック/ロック解除が正しく動作しないために、鞄の中で電源が入りっぱなしだったのが原因でした。

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それではバッテリーが早く減るのはあたりまえですね。

しょうがないので、使い終わったら、毎回ちゃんとボタン操作でスリープするようにしようかとも思ったのですが、なんかiPadの使い方としては、いまいち。

なんとかならないかと思って調べて、ちょっと工作したらなんとかなりました(笑)

ネットで調べてみたら、カバーの中の磁石のS極N極がiPad 2からiPad Retinaで逆になったためということでした。

 カバーでロック/解除ができない件

ちなみに、以下のようなチェックの甘い記事もありました。これだけ読んだら、iPad 2用のカバーを買っても問題がないように誤解してしまいそう。これだからネットの情報は危ない、危ない(笑)

 【新しいiPadの検証】新しいiPadでスマートカバーが使えるの?を検証しました!

磁石の極性が逆になったのなら、逆向きの磁石をカバーに追加で接着してしまおうかと最初は思ったのですが、試しにやってみると、その場合には、もとからある磁石とはじき合うので接着が大変そうだし、何より余計な厚みが増して、カバーに隙間ができてしまいそうなのでやめることしました。
その代わりに直球勝負ということで(笑)、手持ちのiPad 2用カバーをカッターナイフで切開して、中の磁石を取り出して、表裏を逆にして戻したら、うまく動作するようになりました。

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切開した傷を元のように復元するのは無理なので、ステッカーを貼ってごまかしました(笑)

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ただ、不思議なこととしては、iPad 2とiPad Retina共通で使えるカバーもあります。
上記のチェックの甘い記事にあるような純正品などがそうです。
S極とN極が逆転したのに、今回磁石の表裏を逆転させたカバーは、iPad 2でも使えることがわかりました。

推測としては、iPad 2では本体の中でカバーの磁石に引き寄せられるのは極性をもたない鉄などの部品だったのが、iPad Retinaではその部品を磁石に変えたのかもしれません。
非純正品排除のためというより、部品を磁石にして、カバーと互いに引き寄せるようにすることで、より安定してロックが動作するようにしたのでしょう。

ということで、iPad 2のカバーをiPad Retinaでも使い続けたい、又は、間違って買ってしまったので使いたいという場合は、磁石が取り出せるようならば、表裏を逆にすれば使えるようです。

なお、カバーによるロックの機構はiPadを縦向きにしたときに、右側の上から3分の1くらいのところにあります。
カバーの中で、これと見合う位置にある磁石だけを反転すればよいです。
逆にそれ以外の位置にも磁石が入っている場合には、それはカバーが閉じるためのものなので、反転させてしまうと、カバーが閉まらなくなるかもしれません。
お試しになる場合は、磁石の位置をよくご確認ください。
普通の丸い磁石を使って、iPadの右側にあててみて、ロックが動作する位置を確認するとよいと思います。

7月 10, 2013 | | コメント (0)