RSA Conference での採点集計
この記事は、RSA Conference 2006 での講演にて、採点表を提出していただいた皆様への連絡のためのものです。
RSA Conference にて採点表を提出していただいた皆様へ、
集計が完了いたしましたので、集計ファイルについては、講演にてご紹介した手順でダウンロードしていただければと存じます。
ご意見、ご質問があれば、この記事へのコメントにて記入してください。
お名前や連絡先は、匿名で構いません。(差し支えがなければ、採点表に記入していただいた UserID をご記入ください)
以下は、集計ファイルからの抜粋です。
●従業員数別平均
従業員数の多い企業の方が概ね高得点になっている様子。
サンプル数が少ないものの、100人未満の企業が高得点を示しているが、今回の採点項目は遵守する人数が少ない方が徹底しやすいこと及びRSAコンファレンス受講等により意識の高い企業であることによって、高得点になっているという仮説を考えることができる。
1000人~9999人に得点の低下のように見える部分がある。これもサンプル数が少ないため、はっきりしないが、1000人未満では全社員への徹底がある程度容易なのに対し、1000人を超えると困難となるためかもしれない。それが10000人以上になると、大規模企業であるために、対策に相当の手間をかけられるため得点があがるという仮説を考えることができる。
どちらも、より多いサンプル数で検証してみたい仮説ではある。
●役割別平均
個人情報保護の担当者と、そうではない社員の認識度の違いを見ようとしたが、特段の傾向を見ることはでいなかった。
機会があれば、こちらについても、より多いサンプル数で検証してみたい。
●総評
今回は、サンプル数が少なかったため、あえて業種を調査しなかったが、業態について調査しておいても興味深い集計ができたかもしれない。
5月 7, 2006 | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)
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