Googleは2013年4月15日(現地時間)、Google GlassのAPIを初公開した(写真1)。これにより一般の開発者によるGoogle Glass上のアプリケーション開発が可能になった。
Google Glassアプリケーションの概要は以下の通り。Google Glassでは、情報はタイムライン上にアイテムまたは「カード」として表示される(写真2)。ユーザーはGlass上でスワイプしてタイムラインを操作できる。タイムライン上のカードには、Glassにプッシュ表示する情報が含まれる。
タイムラインには「ホーム」に相当するデフォルトのカードがあり、常に同じ場所に表示される。デフォルトのカードの例として、Glassが実行できるすべてのタスクを表示し、現在の時刻を表示するカードをあげている。
開発者は「タイムライン上で新しいカードを作成する」、「タイムライン上で現在のカードを更新する」、「カードのメニューを介してユーザーの入力を受け取る」といったアクションを記述できる。
APIはHTTPを介しRESTにより利用できる(写真3)。プログラミング言語としてはJavaおよびPythonをサポートし、GitHub上ですぐに開発が始められるようになっている。