米Microsoftは現地時間2013年1月8日、同社の最新OS「Windows 8」のライセンス販売数が6000万本を突破したと発表した(画面)。前バージョン「Windows 7」と同様の販売ペースを示しているという。なおこの数字には旧バージョンからのアップデートとOEM向け販売が含まれる。
Windows 8は2012年10月26日に一般向け提供を開始し、最初の4日間で400万件のアップグレードが行われた。リリースから1カ月後の11月27日には、ライセンス販売数が4000万本に達した(関連記事:Windows 8販売数、1カ月で4000万本に)。
同社Windows担当最高マーケティング責任者(CMO)兼最高財務責任者(CFO)のTami Reller氏によると、Windows 8リリース以来、認定システムは急速に増えており、現在Windows 8(ARM搭載端末向けの「Windows RT」を含む)の動作認定を受けたシステムは1700種類以上にのぼる。
また同氏は、Windows 8向けアプリケーション配信/販売サイト「Windows Store」のアプリケーション数が開設時と比べ4倍に拡大し、開設から2カ月間で累計ダウンロード数が1億件を超えたことも明らかにした。
一方で、米NPD Groupは「Windows 8は、2012年ホリデーシーズンにおけるWindowsノートパソコンの販売向上や、年間を通して続いた販売不振の回復にほとんど寄与しなかった」と指摘している。NPDが先日発表した調査結果によると、年末商戦におけるWindowsノートパソコンの販売台数は前年と比べ11%減少した(関連記事:米国ホリデーシーズンのWindowsノート販売、1年前から11%減少)。
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