編集長インタビュー
目次
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「格安スマホは映像配信との融合で消耗戦を回避」、U-NEXTの宇野社長
U-NEXT 代表取締役社長CEO 宇野 康秀
MVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「U-mobile」を展開するU-NEXTは、ヤマダ電機との合弁会社設立や、ソフトバンク系SIMの先行販売など、競合他社とは一線を画した戦略を打ち出している。宇野康秀社長に通信事業の今後を聞いた。
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「MVNO100万超と黒字化が視野に」、ケイ・オプティコムの藤野社長
ケイ・オプティコム代表取締役社長 藤野 隆雄
2017年1月13日にMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「mineo」(マイネオ)の契約数が50万を突破したケイ・オプティコム。勢いに乗る同社の藤野社長に今後の戦略を聞いた。
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「光ファイバー通信の限界を超える」、東北大学の中沢教授
東北大学 電気通信研究所 教授 中沢 正隆
スマートフォンやクラウドの利用が右肩上がりに増える中、光通信インフラには一層の性能向上が期待されている。研究開発の現場ではどんな技術革新が起こっているのか。30年以上にわたり光ファイバー通信の高度化に取り組んでいる東北大学の中沢教授に最新の成果と今後を聞いた。
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「IoTは最低15年かかる持久戦」、京都大学の原田教授
京都大学 大学院情報学研究科 通信情報システム専攻 通信システム工学講座 教授 原田 博司
電力会社が設置を進めるスマートメーターで1000万台超の採用実績を持つ無線通信規格「Wi-SUN」。その生みの親である京都大学の原田教授にIoTへの取り組みや5Gに関する研究開発の現状を聞いた。
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「通信の力で日本の医療を変える」、東京慈恵医大の高尾准教授
東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究講座 脳神経外科学講座 准教授 高尾 洋之
病院など医療の現場にICTを積極的に導入している東京慈恵会医科大学。3400台超のiPhoneを活用するモバイル先進ユーザーでもある。推進役の高尾准教授に医療ICT化の課題と今後を聞いた。
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「5G時代のアプリ開発は10年先を見て」、インフォシティ岩浪代表取締役
インフォシティ 代表取締役 岩浪 剛太
2017年は日本などで5G(第5世代移動通信システム)のフィールド実験が始まる。近未来の利用シーンやアプリケーションを目にすることができそうだ。5G時代のアプリ開発について、第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)のアプリケーション委員長を務めるインフォシティの岩浪代表取締役に聞いた。
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海外の利益目標は遅れてでも達成する B2B2Xモデルで新たな価値を創造
NTT 代表取締役社長 鵜浦 博夫
NTTは、中期経営戦略で掲げた営業利益の目標を1年前倒しで2017年3月期に達成できる見通しなど業績が好調。特にNTTドコモの回復とNTT東西の利益成長は目覚ましい。今後の成長の柱に掲げる海外事業、さらには「B2B2Xモデル」の推進などについて、現状の手応えや課題を鵜浦社長に聞いた。
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5Gはユーザーの望む機能を提供 真っ先に取り組みたい遅延問題
大阪大学大学院 工学研究科 教授 三瓶 政一
2020年の商用開始に向け、国内における技術開発やトライアルの取り組みが活発になってきた5G(第5世代移動通信システム)。IoT(Internet of Things)など、4Gまでとは異なる要求にどのような技術で応えていくのか。日本の5G推進をけん引する第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)…
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九州にはまだまだ成長分野がある IoTのソリューションは戦線拡大中
九州通信ネットワーク(QTNet) 代表取締役社長 岩﨑 和人
電力系の地域通信事業者である九州通信ネットワーク(QTNet)は、FTTHサービス「BBIQ」を主力として右肩上がりの成長を続けている。最近ではMVNO(仮想移動体通信事業者)として格安スマホを提供するなどモバイルにも進出している。現在の状況と今後の戦略を岩崎社長に聞いた。
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モバイル、光とのすみ分けに成功 Wi-Fiは無尽蔵の無線ビジネスを生む
無線LANビジネス推進連絡会 会長 小林 忠男
今や業種や業態を問わず、Wi-Fi(無線LAN)が広がっている。NTTグループのWi-Fiサービス用ネットワークを構築・運用するNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)の創業社長として10年以上にわたって普及拡大に腐心してきた小林会長に、Wi-Fi普及の背景や今後の可能性を聞いた。
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機械学習で「考えるネットワーク」 エンドツーエンドでプログラマブルに
東京大学大学院 情報学環 教授 中尾 彰宏
データプレーンにプログラマビリティーを持たせるという、SDN(Software Defined Networking)やNFV(Network Functions Virtualization)の一歩先をいくアイデアをかねてから提唱し、様々な可能性を検証しているのが東京大学の中尾教授。IoT(In…
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スマートライフ領域は今後の成長の柱 顧客基盤をさらに広げ、取扱高を拡大
NTTドコモ 代表取締役社長 吉澤 和弘
NTTドコモは新料金プランの投入で2014年度に大幅な減益を記録したものの、2015年度はコスト削減や新領域の拡大などで、見事な“V字回復”を遂げた。2016年度も好調を維持し、2017年度の中期目標を1年前倒しで達成する計画だ。2016年6月に就任した吉澤和弘社長に、今後の戦略を聞いた。
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月数十円のIoT通信で価格破壊 “3枚目のSIM”で生活を豊かに
さくらインターネット 代表取締役 社長 田中 邦裕
レンタルサーバー事業やデータセンター事業の老舗であるさくらインターネット。ここに来てIoT(Internet of Things)や人工知能(AI)の分野への取り組みを加速している。同社の狙い、ビジネスの現状について田中社長に聞いた。
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IoT/AIは政府一丸で振興する 技術の海外進出も後押し
総務省 情報通信国際戦略局長 山田 真貴子
日本で開催されたG7(主要7カ国)香川・高松情報通信大臣会合で、事務方による協議など開催準備を指揮したのが山田局長だ。IoT(Internet of Things)で国際協調を進めるといった合意事項をどう成果に結び付けるのか。日本のICT開発戦略とともに今後の取り組みを聞いた。
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挑戦者として法人モバイル市場に新風 Windowsスマホはセキュリティで勝算
日本マイクロソフト 取締役 代表執行役 社長 平野 拓也
最新のWindows 10プラットフォームのモバイル版となる「Windows 10 Mobile」。企業ユーザーに様々な製品/サービスを提供している日本マイクロソフトは、Windows 10 Mobileを法人モバイル活用に向けてどう訴求していくのか。平野社長に戦略や展望を聞いた。
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コスト削減から価値創造へ IoTがICTの立ち位置を変えた
東京大学 先端科学技術研究センター 教授 森川 博之
言葉としては定着した感のある「IoT(Internet of Things)」。取り組みも研究開発ベースからビジネスベースへ拡大しつつある。ユビキタスやM2M(Machine to Machine)の時代から数々のプロジェクトに携わる森川教授に、IoTへの期待や、今後の適用分野などについて聞いた。
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自動車とロボットのAI化は想定以上 学習して賢くなるネットワークを作る
Preferred Networks 代表取締役社長兼最高経営責任者 西川 徹
NTT、ファナック、トヨタ自動車と、各業界のトップ企業が出資する日本のベンチャーがPreferred Networksである。深層学習(ディープラーニング)と呼ばれる人工知能(AI)の技術をロボットや自動車に応用し、「止まらない工場」や「人より安全な自動運転」の実現を目指す。同社の戦略を西川社長に…
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大規模漏洩で経営層の意識が変わった サイバー攻撃対策にはITの知見が必須
デロイト トーマツ リスクサービス 代表取締役社長 丸山 満彦
日本年金機構の大規模な情報漏洩をはじめ、2015年もセキュリティの事故が相次いだ。企業の経営層はどう構えればいいのか。監査法人として経営層と接する機会の多いトーマツグループで、ITリスクに関するコンサルティングサービスを手掛けるデロイト トーマツ リスクサービスの丸山社長に聞いた。
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ビッグデータで社会的課題を解決 自治体が主役の成功モデルを作る
NTT 代表取締役社長 鵜浦 博夫
NTTはグローバルクラウドを今後の成長の柱に掲げる一方、国内では自ら競争の流れを大きく変えようとする大胆な施策が目立ってきた。NTTドコモによる新料金プランの投入、NTT東西による光回線の卸提供などだ。グループのかじを切る鵜浦社長に、これまでの手応えや今後の施策などを聞いた。
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アフターサポートこそ我々の強み 台数を売り切る販売力がある
ジュピターテレコム 代表取締役社長 牧 俊夫
au回線を使うMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「J:COM MOBILE」を2015年10月末から開始した、ケーブルテレビ事業者最大手のジュピターテレコム(J:COM)。MVNOサービス投入の狙いや、今春の電力小売り全面自由化に向けた戦略について、かじ取りを担う牧社長に聞いた。