「バラ」は、豆でつくるパンケーキやおやきのようなもの。
ネパールの首都・カトマンズの先住民族であるネワール族の伝統料理で、
ネパール語で「バラ」
ネワール語では「ウォー」
と呼ばれます。
レンズ豆やウラド豆を水で戻してペースト状にすりつぶし、
「アサフェティダ」という独特な香りのスパイスや、
クミン、ターメリックなどを練り込んだ生地を、
フライパンで焼くのが基本。
ひき肉や卵をのせて焼くこともあります。
1日2食のネパールで、食事の間の軽食「
カジャ」として食す他、
「サグン」と呼ばれる幸運を願う儀式に用いたり、
お祝いやお祭りでふるまわれる盛り合せ料理「
サマエバジ」の一品として
親しまれているそう。
大久保の「セクワガル」でいただきました。
直径16cm、厚さは3~4mm。
右上に写っているソースをつけていただきます。
生地にひき肉と卵をのせて焼いており
見た目は韓国の
チヂミに似ています。
焦げ目がついた表面はカリッと香ばしく、中はしっとり豆の風味。
こんがり焼かれたひき肉は旨味を、
目玉焼き状の卵は食べ応えを加えています。
トマトベースでスパイシーなソースが、ほどよいピリ辛感をプラス。
ヘルシーで何枚でも食べられそうだと思いました。
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