mamekoが出会った 世界の食べもの

世界の料理やお菓子など、おいしいものを綴っていきます
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パブロバ@日本橋

「パブロバ」は、焼いたメレンゲにホイップクリームと果物をトッピングした、オーストラリアやニュージーランドで人気のスイーツ。

1920年代に、ロシアの伝説のバレリーナ「アンナ・パブロワ」にちなんで生まれました。

発祥の地がどこかについては、オーストラリアとニュージーランドの間で論争が続いており、今のところ「ニュージーランド発祥説」が優位のよう。

それによれば、アンナ・パブロワ(Anna Pavlova)が公演のためにニュージーランドを訪れた際、滞在先のホテルで食べたこのスイーツを気に入ったことから、パブロバ(Pavlova)の名がついたと言われています。

東京・日本橋の「オージーオールデーダイニング N2 Brunch club」でいただきました。

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想像していたよりもずっと大きい!
コンビニの肉まんよりふた回りほど大きなメレンゲの上に、たっぷりのホイップクリームと、キウイ、オレンジ、バナナ、ブルーベリーがのっています。

切ってみました。

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中にもホイップクリーム。
甘酸っぱいパッションフルーツのソースも入っています。

メレンゲはサクサクに軽く、クリームと接している部分がだんだんしっとりしてきます。

メレンゲのやさしい甘さと
クリームのミルキーな味
果物とソースの甘酸っぱさ。

3つが混ざり合って、大きくてもぺろりと完食しました。


オーストラリアは、200を超える国からの移民が暮らす多民族国家。

そのためオーストラリアの料理は、先住民アボリジニの食文化に加えて、植民地支配を受けていたイギリスや、他のヨーロッパ諸国、アジア、中東などの影響を受けていると言われています。

「ミートパイ」と「ソーセージロール」は、イギリス発祥。
どちらもオーストラリアの人々が熱愛する料理です。

ミートパイは、グレービーソースで味付けした牛のひき肉や角切り肉を、パイ生地で包んで焼いたもの。
オーストラリアの国民食と言われています。

ケチャップをかけて食べるのがポピュラーですが、マッシュしたじゃがいもとグリーンピースをのせ、グレービーソースをかけた「タイガー」という食べ方も人気だそう。

ソーセージロールは、みじん切りした玉ねぎとにんじん、ひき肉などを混ぜて棒状に成形し、パイ生地で包んで焼いたもの。
ソーセージは入っておらず、ソーセージをそのままパイ生地で包んだような見た目からその名がついたとか(諸説あり)。

東京・日本橋の「オージーオールデーダイニング N2 Brunch club」でいただきました。

手前がミートパイ。
奥がソーセージロールです。

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ミートパイは、直径5~6cmと小ぶり。
マッシュポテトとマッシュピー(グリンピース)がこんもりと載せられ、グレービーソースがかかっています。

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パイの中には、牛ひき肉がたっぷり。
牛ひき肉とマッシュポテトの組み合わせから、シェパーズパイを連想しました。


ソーセージロールは、長さ6~7cm。
切ってみると、確かにソーセージが入っているように見えます。

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ソーセージ状のフィリングは、豚ひき肉、玉ねぎ、にんじん、アーモンド、フェンネルなどを練ったもの。
ジューシーでフェンネルの風味が効いており、アーモンドの歯ごたえが楽しいです。

ミートパイのほうが見映えしますが、
味はソーセージロールが好みでした。